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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 非活性状態のSCP-XXX-JPはサイト-8154にある低脅威収容室にて保管してください。SCP-XXX-JPの収容室内に入る、またはSCP-XXX-JPを用いた実験等をする際にはクリアランスレベル4以上の職員による許可が必要です。
活性化状態のSCP-XXX-JPの完全な収容は、現在のところ不可能です。代わりに、SCP-XXX-JPを非活性状態にするとのに焦点が向けられます。活性化状態のSCP-XXX-JPを発見した場合、Dクラス職員にSCP-XXX-JPの外見をスケッチさせてください。その後、スケッチを元に「外見が最も近い、既に死亡または行方不明の人物」を特定し、その親族とSCP-XXX-JPを接触させてください。接触後、親族にはAクラス記憶処理を受けさせてください。
説明: SCP-XXX-JPは柑橘類の一種であり、外見上は典型的なナツミカン(学名:Citrus natsudaidai)と同一のものです。SCP-XXX-JPは現在まで32体確認されていますが、いずれも同一の外見的特徴を持ち、異常性についても差異は確認されていません。SCP-XXX-JPには活性・非活性問わず異常な再生能力があり、現在のところSCP-XXX-JPはいかなる方法を用いても破損させることは出来ません。
非活性状態のSCP-XXX-JPの半径50m内で「自らの家族に対して何かしらの未練があり、生き残ろうという意思がある人物(以下SCP-XXX-JP-Aと表記)」が死亡した場合、SCP-XXX-JP-Aの人格がSCP-XXX-JPに乗り移ります。人格が乗り移るとSCP-XXX-JPは活性化状態になり、自律的に行動するようになります。
SCP-XXX-JPは活性化状態になると、脳や神経をはじめとする諸器官が確認されていないにも関わらず、感情の表現や意思疎通、外部の把握ができることが確認されています。また、SCP-XXX-JPは発声器官が無いにも関わらず、対話が可能です。どのようにして発声しているのかは現在わかっていません。
活性化状態のSCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JP-Bと呼ばれる幻覚作用のある気体を発生させます。SCP-XXX-JP-Bを摂取した人物は、SCP-XXX-JPを「生存しているSCP-XXX-JP-A」だと認知します。実験では1度もSCP-XXX-JP-Aと接触した事の無い人物を活性化状態のSCP-XXX-JPと接触。その外見上の特徴を証言させたところ、SCP-XXX-JP-Aの外見上の特徴と一致しました。
活性化状態のSCP-XXX-JPは時速約10〜40kmの速度で移動することが可能です。移動する際には地面を平行移動しますが、詳しい原理はわかっていません。また、段差や道が塞がっている際には瞬間移動します。瞬間移動できる範囲は、観測できている記録では最大約52kmです。
活性化状態のSCP-XXX-JPは例外なく、「自身の家族(SCP-XXX-JP-Aの家族)を探さなければ」という強い強迫観念を持っています。そのため、活性化状態のSCP-XXX-JPの殆どは自身の家族を探す為に常時移動し続けています。活性化状態のSCP-XXX-JPが自身の家族に接触した場合、約5分程の時間をおいて非活性状態になります。その時SCP-XXX-JP-Aの人格は完全に消失しており、以後SCP-XXX-JPが活性化したとしても前回のSCP-XXX-JP-Aに関する記憶は完全に消去されています。
SCP-XXX-JPは、20██/██/██にSNS上にアップロードされた複数の写真によって存在が発覚しました。その後撮影者にAクラス記憶処理を行い、幾つかの実験ののち現在の収容が確立されました。
補遺: 現在財団では非活性状態のSCP-XXX-JPを23体、活性化状態のSCP-XXX-JPを1体収容しています。
現在収容している活性化状態のSCP-XXX-JP(以後SCP-XXX-JP-13と表記)は、SCP-XXX-JP-Aの家族が既に交通事故により死亡しています。
SCP-XXX-JP-13は既に自分の家族の死を認識していますが非活性化状態になりません。このことから、SCP-XXX-JP-13の非活性化は不可能と思われます。
また、SCP-XXX-JP-13は自身の家族が亡くなっているのを認識しているのにも関わらず、常時SCP-XXX-JP-Aの家族の名前を絶えず呼称し続けています。SCP-XXX-JP-13曰く「心の中にいる何かが家族を探せと叫んでいる」との発言をしていることから、強迫観念は家族に実際に会わないと解消されないと推察されます。
メモ: 現在確認されているSCP-XXX-JPはすべて活性化状態で発見された物だ。そう、すべて。
今まで未発見の「非活性化状態のSCP-XXX-JP」は1度も発見されていない。
つまりSCP-XXX-JPがどこから発生するのか、いくつあるのか、何もわからないのだ。これがわからない限り、SCP-XXX-JPがKeter未満になることは決してないだろう。ー████博士
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- portal:5685086 (29 Sep 2019 04:19)
前回書いたものを修正したものです
批評、酷評、指摘等よろしくおねがいします
批評失礼します。
プロトコルの部分
「サイト管理者の許可」
↓
「クリアランスレベル4以上の職員による許可」に
説明の部分
活性化状態になると〜わかっていません。
↓
脳や神経をはじめとする諸器官が確認されていないにも関わらず、感情の表現や意思疎通、外部の把握ができることが確認されています。
「SNS上に〜発覚しました」の後に、アップロードした人物に何らかの措置を取ったことを示す文を追加した方がよいと思います。
全体的な感想
今の状態ではKeterとは言いきれない部分があります。まだ未収容の個体があることなどを追加するなどした方がKeterクラスとしてのオブジェクトとして成立すると思います。
また何か気付いたことがあったらまたコメントしておきます。
ご指摘ありがとうございます
一応訂正してみました
あと未収容の個体に関しては
説明の最初の部分で「32体確認されている」に対し、財団が収容しているのが活性化状態のを含めて24体です
ですので、現在確認されているのにも関わらず、収容できていない個体が8体いることになります
ですのでKeterかなぁと思い、Keterにしました
未収容の個体については完全に見落としてました。申し訳ない。
確保の難しさの面では確かにKeterですね。出現する地域や場所を指定するのと、また未収容の個体が増えることを示唆するとより良くなると思います。
新しく、示唆するようなメモを追加してみました