ブッシュ vs ゴア もう1つの結末

このページの批評は終了しました。


rating: 0+x



この日 ― 2000年11月7日 ― 世界の命運を決める選挙が着々と進行していた。



「それにしても、こんな茶番染みたことは何時まで続くんだ…」
大統領選挙の候補者の1人、ジョージ・W・ブッシュ候補こと、ジャック・ブライト管理官は苛立っていた。

対立候補のアル・ゴア候補こと、SCP-4444がアメリカ大統領の椅子に座ることを阻止するために、半ば強引に選挙戦に引っ張り出されることになってしまった彼は、最初は怒り狂ったものの、なんだかんだで財団及び世界のためには仕方がないと思っていた。しかし、公人として活動するという嘗てない活動は彼に多大な精神的負担をもたらし、自身の忍耐も限界に近付きつつあることを感じ始めていた。



「お前は本当に堪え性と言う物がないな、まあ同じ立場なら俺も御免だけどな。」

アルト・クレフ管理官代行がそこへ現れ、ブライトへ軽口を叩く。

「8月から今日までもう3ヶ月もこの姿なんだぞ!頭がおかしくなりそうだよ。それでも選挙戦が終わるまでの辛抱だから何とか頑張ってるけどね。」

「そうか、そんな無駄口叩くくらいならまだまだ大丈夫そうだな。何せ大統領になったら、最低でも4年間はそのままでいてもらうことになってるからな。」

「はぁ?クレフ、冗談も程々にしてくれよ。俺はそんな話聞いてないぞ!」

「お前に教えたらすぐに逃げ出すに決まってるだろうが!これはお前がその姿になった最初の頃には既に決まっていた話だ、諦めろ。…まあ、それより今はSCP-4444の…あのイカれたエイリアンが大統領の椅子に座るのを何とか阻止することが先決だ。」

「はぁ…財団はいつまで俺をこき使えば気が済むんだ。」

「ほら、そろそろ開票速報が始まるぞ。」

クレフはそう言って、テレビの電源を入れる。
しかし、ニュースキャスターの様子が何やらおかしい。



「えー…この度、我が社が行った出口調査によると…これは大変な事態になりました!現在優勢なのは全く無名の新人です!名前は…」





























インシデント095-JP
2000/11/07に行われたアメリカ合衆国の大統領選挙で、SCP-095-JP-1と同様の異常性を持った実体が出現し、当選するという非常事態が発生しました。当該実体は自身の名前を「ジョンソン・ジョーンズ」と名乗っており、SCP-095-JP-2と指定されました。SCP-095-JPによる現象が日本国外で確認されたのはこれが初めての事例です。事件095-JP-Aにおける前例から、世界に重大な影響を及ぼしかねないのは必至の情勢と見られており対策を検討中です。また、この事象に対してSCP-4444が「選挙に敗れたのは残念だが、我が友であるジョーンズの当選を心から歓迎する」と述べたことは特筆すべき点として注目されています。

想定されるタグ tale-jp ブライト博士 クレフ博士 

記事に登場したSCP SCP-4444 SCP-095-JP


    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The kossy's portal does not exist.


エラー: kossyのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:5670836 ( 14 Oct 2019 12:50 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License