闇寿司ファイルNo.173 "原点 - メタルF"

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不滅なる寿司の選別・利用・維持および活性化のための委員会Sortation, Utilization, Maintaining and Energizing Committee of the Invincibles (SUME-CI)より謝罪


未来ある、若き優秀なスシブレーダーの将来を絶ってしまった事を、我々はここに深く謝罪する。

我々は存在を把握していた。本来ならしっかりと目利きをしておくべき対象だった。
あの病肉軍艦は、明らかに危険な寿司だった。




SUME-CIさんよ、気にすんな。





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何故画像を検閲するんだ?

概論

"原点 - メタルF"は、すっげぇスピンですっげぇクールで、そしてすっげぇ熱くなれる俺の原点。思えば俺がスピンで魂をぶつけ合うスシに惹かれた事の原点だってここにあるんだ。

病床に伏せ、生きるためにメカニトの術へとその身を委ね、金属生体と化した俺の身体はもう生身の寿司は受け付けられねぇ。絶望したが、だがだからこそ、俺は"原点"に帰ってこられた。

しかもそれで、俺は気付いちまったんだ。闇寿司の、いやスシブレードの原点自体もここにある、ってな。

スシブレード運用

攻撃力

防御力

機動力

持久力

重量

操作性

原点、とは書いたものの実際の所、このメタルFは源流の中の第2世代にあたる。第1世代のものとの違いは色々あるが、やはりメタルの存在感が一番目を引く点だろう。

一般的に、寿司の基本は3つのパーツからできている。無論そうでない例外も多くはあるが、やはりネタ、サビ、シャリの三位一体が最も基礎たる形であろう。しかし"原点 - メタルF"ではそうではない。これは四位一体なのだ。メタルFではシャリのパーツは"ボトム"と呼ばれる。回転体の土台たる重要なパーツがこれである。そしてネタは"ウイール"と呼ばれフルメタル製。外観的にも性質的にも回転体のメインパーツたる圧倒的な存在感。そして全体を引き締めるサビになるのが"フェイス"。そして加えて、メタルFでは"トラック"ってのが更なる性能効果を引き出してくれる。

宇部定子: ……なぁ、割り込んで悪いんだけどさ。何の話をしてるんだい……?

……?OK、無視して進める。

メタルFでは、寿司で使われるみてぇな箸と湯呑なんかは使わねぇ。"ランチャー"にセット、そしてそこから"ワインダー"を引き抜く事で、魂の回転を加えてシュートするのだ。


メタルFはその名前と先述との通り、金属製のパーツがメインで出来ている。その他のパーツはプラスチックだ。今やマシンの身体の俺は、今高らかに宣言しよう。重ねて握って組み立てて、魂込めて回して食える。故に"原点 - メタルF"こそ、由緒ある最強の寿司であろうと!

他の活用法

多くの寿司はその入手から、特別な事が必要だ。少なくともAmazonだとかでスシブレードは手に入らない。しかしメタルFならば、その強さと特別さにも関わらず、他の寿司より遥かに容易に入手が可能だ。良ければ探してみるといい。何なら2020年にはメーカーから復刻されたし、俺自身なんて自分のものを実家の棚から見つけた。勿論マシンの身体が無くてもそれは、懐かしく且つ今も現役な輝くホビーとして扱えるだろう。

エピソード

正直、マシンの身体になる前の記憶はボヤけた部分も多い。これは例の"病肉"に侵され、当時生身であった脳の記憶回路が損傷を受けているせいだ。

……そう、"病肉"だ。

俺があの"病肉"使いの哀れな奴に襲われたのは、たしか寒いという感覚のある冬のことだった。

病肉使い「あんた若手の強い奴だろ?一戦交えねぇか。」

突然だったと記憶している。俺の肩ぐらいの背丈の小柄な老人だった。俺は何となく聞いた覚えはあったと思う。強さを求める余りに禁忌に……なんてのは有りがちだがソイツのは限度を超えていた。

"病肉"なんて、そもそも食える代物じゃない。次に俺が覚えてるのは軍艦の上で蠢く"病肉"、そして回るや否や撒き散らされる胞子状の何かだった。

SUME-CI: 本当に、申し訳なかった。彼ならば病肉自体の危険性を握り込んでくれるのではと、そう考えた事が仇になった。



……で、そのせいで、俺の体はイカれちまった。脳も含めてイカれちまって、その後の記憶は吹っ飛んでる。次に記憶が復活するコマにいるのはロボットめいた見た目の奴だ。

メカニト「全身の有機体をくまなく置換し、肉の欠片も残さず取り除かねば君は死ぬ。」

どうやらそういう事らしかった。頭も痛ぇ、体も痛ぇ、兎に角全身くまなく痛ぇ、だから俺は、マトモに思考もできずに承諾してた。まぁそうしなきゃ肉塊になってたろうし、現状見れば完全結果オーライだ。

それから俺は、

ルベトゥス睦美: ……オ前ラ、チョットイイカ?チョット待テ。病肉使イ?エ?マサカ実在スルッテイウノカ?

SUME-CI: ……そうだ。

……多分そうだろう。だが何分記憶が曖昧だから、マトモに情報提供できない。

そんでもって、そんなことより。

……まぁ俺は絶望したね。マシンの身体は生身の寿司を受け付けねぇ。炙れば良いとかそういう話じゃ勿論ねぇ。もう俺は金属だとか、プラスチックの樹脂とかからしか栄養もエネルギーも摂取できねぇ身体になった。闇寿司でこんな事言うのも変だが、どんな寿司ももう俺には応えてくれなくなった。そりゃそうだろうさ、寿司の1つも食えない奴に回ってくれる寿司なんかいねぇ。

俺はそれまで愛用していたハンバーグ、ウィンナー寿司にキビヤック、全部を店に置き去りにして内側から暖簾を潜った。もう帰ってくる事は無い、いやできないという現実を前に、持つべき感情も分からなかった。

虚無だったね。

8年ぶりに帰った実家は無人で、母は長らく入院中だとそこで初めて知る事になった。居間で暫く立ち尽くした後、漸く空腹に気付いた俺は無意識に冷蔵庫に向かおうと……、途中で気付いて、シンクの下の引き出しを開けて金属フォークとスプーンと、プラスチック製の箸置きを食った。

ルベトゥス睦美: ソノ身体デ回セルモンデ"メタルF"ッテ、ン……?

やがて俺は2階にあった、ガキの頃からの自分の部屋に立ち尽くしてた。古い習慣で足が向いたか、ボーッとしてたらそこにいた。部屋の中はデスクとベッドと、その位しかなくて殺風景だ。後は後ろに本棚があるが、多少の漫画と、その他は諸々開かずの小さな段ボール箱を押し込むスペースと化していた。

「何すりゃ良いんだろうな俺は……」

口の中でフォークの破片の細い所を噛みながら……歯の間に挟まってたやつだ……マシンになった重い頭を本棚にゴッ、と叩き預けた時だった。詰め込まれた段ボール群の、少し不安定にはみ出てたやつが床へと落ちて、蓋が開いて中身が転がる。そうだガキの頃のこれが、思えば俺の原点だったなと、そして次の瞬間頭脳回路に電流が走る。声が聞こえる。俺には声が聞こえた。「忘れたか?お前とオレとは相棒だったろ?」、そうアイツが語りかけて来るのを確かに聞いた。



俺の身体はメタルボディで。

アイツの身体もメタルボディで。

重ねて握って回して食える、寿司の原点はここにあったと……!


ルベトゥス睦美: 待テ、ソレハ待テ、駄目ダオイ止マレ!

SUME-CI: ……すまなかった。だから、本当に落ち着いてほしい。

宇部定子: ……!??おいあんたそれはマズいんじゃないの!?

行くぜ今こそ、寿司の原点を見せてやろうぜ……!


3、2、1、ゴーーー、sh

ルベトゥス睦美: ヤメロ!!!誰カコイツヲ止メロ!!!!!!


関連資料

【検閲ダ!全部検閲ダ!!!】









付与予定タグ: goi-format jp スシブレード 闇寿司 壊れた神の教会 サーキック




ソース: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:No_image_available.svg
ライセンス: PD

タイトル: No image available.
著作権者: Cburnett
公開年: 2007


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  1. portal:5662538 (14 Sep 2019 13:02)
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