雪の日の彼ら

http://scp-jp.wikidot.com/nekomiya-tale-001
http://scp-jp.wikidot.com/nekomiya-tale-005
http://scp-jp.wikidot.com/nekomiya-tale-008

評価: 0+x
blank.png

 雪が降っている。雲を通して注ぐ太陽はいつもより柔らかく、いつもより冷たく、寝起きの部屋を照らしていた。財団の断熱ガラスが高性能とはいえ、こういう日は布団から出る気になんとなくなれない。

「……」

 佐藤 守は雑に窓の結露を拭うとため息をつく。雪の日にはあまりいい思い出がない。歩道は滑るし、電車は止まる。おまけに財団勧誘のメールが届いたのもこんな雪の日だった。もしかしたら今の状況だってただの長めの冬だと、そう楽観視できたかもしれないかと思うと守られる側に甘んじるのも悪くなかったかもしれない。

 寝ぼけた頭で今日の予定をチェックする。定常業務、ゴミ捨て、K-クラスシナリオ対策会議、備品の補充、それと雪かき。最初は持ち回りだった雪かきもいつの間にか私の担当になってしまったが、最近は頻度も量も多くなってきて敵わない。

 そろそろ担当増やして貰おうかな。そう思いながら佐藤はいつもより1枚厚着をしてスコップ片手にサイト-8181を出た。

 まぁ、まだなんとかなるかな。


 霧雪の中、愛車と共に飛び出したエージェント・速水は、スピードになっていた。直線数キロメートル、サイト同士をつなぐ高速道路の脇には雪が固められている。


[大和]


[神恵]


[梁野 武一 博士]

ERROR

The Zatto13's portal does not exist.


エラー: Zatto13のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:5653117 ( 12 Sep 2019 08:13 )
layoutsupporter.png
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License