記事カテゴリが未定義です。
ページコンソールよりカテゴリを選択してください。
『ジュラシャーク・パーク』の一場面
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: [プロトコルを説明するパラグラフ]
説明: SCP-XXXX-JPは1枚のDVDに記録された1時間28分の映像作品です。SCP-XXXX-JPは財団の関知する限りのいかなる映画スタジオにおいても製作された記録がなく、背景情報から個人による自主制作映画だと考えられています。
SCP-XXXX-JPは自己改変能力を持ち、記録された映像の内容は不定期に変化します。しかしながら以下の点が全てのSCP-XXXX-JP実例に共通します。
- サメ(Selachimorpha)またはそれに類する実体の登場。
- 低品質なアクション・特殊効果・セット・CG。
- 演技のクオリティの低さ。
- 台詞は”メロドラマ的”であり、”陳腐”と評される。
- 約2分のスタッフロール: キャスト名の記載は無く技術協力2名、スペシャルサンクス2名1を除き脚本・監督・演出など全ての欄が「KI-7-152(ヤジロー)」という名前で記載されている。
- スタッフロール後に表示される以下の文章。
サメか、サメ以外か。Are We Cool Yet?
SCP-XXXX-JPの第2の特異性として、SCP-XXXX-JP実例の視聴者は作中でサメもしくはそれに類する実体によって登場人物が捕食される場面の際、“全身をナイフで刺されたような”痛みを経験します。この特異性は登場人物の痛みを追体験させることで、作品に対する没入感を増幅させるために付与されたものだと考えられていますが、この痛みを感じる部位は常に一定しており、例として単にサメの襲撃によって左手を失うのみのシーンであっても全身に痛みを感じると報告されています。
補遺1: SCP-XXXX-JP実例記録
確認されたいくつかのSCP-XXXX-JP実例をリストとして記載しています。
タイトル: 『シャークローリー大爆発』
概要: 悪魔と契約した1人のドライバーが、自身の運転するタンクローリーを儀式によってサメの頭を持つ“シャークローリー”に変え、大都市3に向かって走り出す。作品の大部分は、“シャークローリー”の標的にされた都市の住人が逃げ惑うシーン、対策チームと呼ばれる5人の男女が薄暗い部屋で“シャークローリー”をどのように止めるかについて話し合うシーン、“シャークローリー”が高速道路を走行するシーン4、対策チーム内での恋愛関係のこじれと乱闘シーンで構成されている。結末は対策チームに横転させられた“シャークローリー”にドライバーが捕食され、エンディングとなる。
付記: 追跡調査によって、SCP-XXXX-JP実例への出演者はすべて実在の俳優であり、該当作品に出演した経験・記憶を持たないことが明らかになっている。また、タイトルに反して最後までシャークローリーは爆発しなかった。
タイトル: 『あんよがジョーズ』
概要: 突然変異によって胸びれが発達し、陸上での歩行能力を得たサメが人々を襲う。作品の主題は海岸から上陸するサメにどのように対抗するかに置かれているが、作中唯一有効な対策とされているのは“水棲サメ人間”5へ主人公である男性サーファーを改造することであり、海水浴客の規制などが実施されない理由については言及されなかった。
付記: “水棲サメ人間”は作中で行方不明となり、帰還しない。この作品はSCP-XXXX-JP実例の中では珍しいバッドエンド形式の結末となっている。
タイトル: 『サメ故に、愛』
概要: サメの呪いに取り憑かれ日常生活の様々な場面で“幽霊ザメ”に襲われる女性に、チェーンソー製造会社の社長が恋をする。この作品は2名の関係の発展を描くラブストーリーパートとチェーンソーを使った“除霊”のアクションパートに分けられており、終盤でのハイライトは、左手を“幽霊ザメ”に食いちぎられた社長が婚約指輪の代わりにチェーンソーを搭載した義手を装着するシーンである。
付記: ラブストーリーパートはアクションパートに比べてシナリオの質が著しく低下していた。
タイトル: 『地の鮫は空を飛ぶ』
概要: 突然
付記:
タイトル: 『アルメガロドン』
概要: 小惑星サイズのサメが地球と衝突する
付記:
タイトル: 『恐怖のフカヒレヒットラー』
概要: 月の秘密基地に潜伏していたアドルフヒトラーがフカヒレスープを飲んだことでサメ人間に変貌し、
付記:
タイトル: 『RBS(リアリティ・ベンダー・シャーク)』
概要:
付記:
タイトル: 『サメVSジョーズ』
概要:
付記:
タイトル: 『ただしそれは鮫である』
概要: 名辞事象災害
付記:
補遺2: 発見経緯
SCP-XXXX-JPはPOI(要注意人物)-1113-JP、通称「池光子いけてるこ」6の“アジト”と呼ばれるアトリエの1つを捜索する過程で発見されました。発見時SCP-XXXX-JPは関連文書XXXX-JP-A、-BとともにGpExpressと印字された未開封の小包に梱包された状態であり、差出人は「ヤジロー」と表記されていました。財団はSCP-XXXX-JPの作成に関与していると考えられるこの人物をPOI-1955-JPに指定しています。
関連文書XXXX-JP-A: POI-1955-JPの日誌として利用されていたと思しきノートブックです。
8/18
最後まで
ソース: https://www.flickr.com/photos/creatures_2011/5886426466/in/photostream/
ライセンス: CC BY-SA 2.0タイトル: Runnn !!!
著作権者: Julian Johnson
公開年: 2010
補足: トリミングし、分割してアップロードしています。
- portal:5644609 ( 21 Sep 2019 10:04 )

コメント投稿フォームへ
批評コメントTopへ