是にて我見し聞きしを語りなむ
これより我、廣末孝行の語りたることごとは全て眞實ほんとうに大明王しゅなるぶらいとが為し、語り、起こした奇跡である。
まず、大明王聖人帳によればこうある
ブライト博士はSafeに分類されていない、全ての知性ある生命型SCPとの物理的接触が許可されていません。
ブライト博士はサイト17への立ち入りを禁止されています。信頼に値する、忠誠心の高い人物であることを自身で証明されたため、ブライト博士は再びサイト17への立ち入り許可を与えられました。
ブライト博士は物理的・精神的な処置に対し高い抵抗力を持ちます。この抵抗力が生来のものか、それともSCP-963の影響によるものかは不明であり確かめる術もありません。
彼はときたま財団のメンバーに非公式の賭けを持ちかけますが、大体において掛けの内容はブライト博士に有利なように仕組まれています。賭けには乗らないことをお勧めしますが、気晴らしのため彼に付き合う職員も居るようです。
ブライト博士はどういうわけか全ての人事ファイルにアクセスする権限を持っているようです。何故そんなことになったのかわかりませんが、彼の能力を鑑みるに興味深い事実です。
廢敎會 不信心ゆえに 荒れ果てつ
いみじき句詠めたるに、良き心地になりて更に一句詠む。
月影降り さながら我は 月光假面げっこうかめん
これはわろき句なり。
その時、我が背後から物音聞こえたり。赤面しつつ怪しがりて寄りてみるに、男の壽司囘す者居たり。男、両の腕かいなに箸と湯呑持ち、「丙辣謝意へいらっしゃひ」なる言の葉を發はっすことで壽司囘せり。この者、壽司を愛玩動物ぺっとのごとく扱い、その樣子誠に奇怪なり。我、この者が妖邪の類用いる術師だと直感せり。ゆえに罷りて騎士團へと知らせること試む。されど男、我に氣付きたり。我逃げること能わずなり。
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