闇寿司ファイルNo.088-ARC "蛇肉"

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不滅なる寿司の選別・利用・維持および活性化のための委員会Sortation, Utilization, Maintaining and Energizing Committee of the Invincibles (SUME-CI)より通達



以下のファイルに記載された寿司は闇寿司と回らない寿司協会、GOC、財団との協議の結果使用禁止寿司に指定され、Archivedカテゴリに送られました。違反者は精神酢飯漬けなどの処罰の対象となります。このファイルは記録用としてのみ残されています。


 
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概論

"蛇肉"とは闇寿司における新たなネタのひとつであり、ネタとして使用することにより寿司に回転の不死性、永続性を付与することが可能である。

古来より蛇は不死と再生の象徴とされていた。蛇は冬眠と脱皮を繰り返して寒い冬を超え、永い時を生き続ける。それが古代の人々にとっては不死と捉えられていたらしい。事実、土偶等には蛇をイメージしたとされる意匠が施されたものが多く存在する。

また、キリスト教における蛇は「悪」の象徴とされる為、闇寿司が使うにはこれ以上なくピッタリである。例えば悪魔界のエリートとされる悪魔アスモデウスがアダムとイブに接近する際は蛇の姿を取ったとされる。人間が苦しむのはアダムとイブが知恵の実を食したからであり、よって蛇が悪の象徴とされるのも無理はない。

当ファイルでは、蛇肉を寿司として利用することにより得られる寿司の不死性と、蛇肉寿司開発に至った経緯を語っていこうと思う。

スシブレード運用

攻撃力

防御力

機動力

持久力

重量

操作性

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"蛇肉"は幅広く寿司ネタとして使用可能だが、当ファイルでは最もオーソドックスな"蛇肉の握り"1を使用した前提で話を進める。

特筆すべきはやはりその持久力である。"蛇肉の握り"は一定以上のダメージを受ける、または回転を消耗すると、表面にタンパク質の表皮を生成し、それを脱ぎ捨てる。寿司が脱皮を行うのだ。この時回転も回復する。ドクター・トラヤーによれば「蛇及び脱皮という行為の持つ一種のイデアが云々」ということらしいが、私には理解が難しかった為脱皮して回転が回復することだけ覚えておけばいい。これにより回転は実質ほぼ無限となる為、回転切れによる敗北はほぼ無いと言って良い。また、脱ぎ捨てた表皮がスタジアムに留まることで、防御/持久型の寿司に対しては障害物としても機能する他、皮を脱ぎ捨てる時の衝撃で付近の敵を吹き飛ばすことも可能だ。ただしスタジアムアウト、及びバーストには無力である事に注意されたし。

持久力/攻撃力以外の性能は蛇肉の味に見合い至って淡白である2。蛇肉には骨が多い3為重量はやや高いが、それでも一般的な寿司よりやや重い程度。ラーメンや江戸前寿司などの重量級の寿司と正面からぶつかり合えば為す術なく弾き飛ばされて終わりであろう。また、操作性は最悪に近い。"蛇肉"という本能的に恐怖を煽る素材を使用する分、寿司に精神的優位を取られるためである4。ただしこの部分は普段から蛇肉を食べるなどして克服可能であるため、努力次第とも言える。

"蛇肉の握り"を使用する際はひたすら相手から逃げ続けることになるだろう。まさに蛇の毒のようにチマチマと相手にぶつかって削っていくのもやぶさかではないが重量級の寿司に対してはあまり有効ではない。それどころか"ジーコ"のように見た目では軽そうに見えても質量が詰まっているということも有り得るため、"蛇肉の握り"での攻撃はあまり推奨されない。

他の活用法

蛇の抜け殻は財布に入れておくと金運上昇の効果があるとされる。"蛇肉の握り"の抜け殻にも同様の効果が見込めるかもしれないので、財布が寂しいという方は抜け殻を財布に忍ばせるのも良いだろう。

また、毒を含有する蛇をネタとして使った場合、副産物として回収できる蛇毒は暗殺などに利用可能である。ただし素人には扱いが難しい上に本当にやったらお縄ものなので推奨はしない。

エピソード

この項では私、サバイバルナイフのテトリスと"蛇肉"との出会い、そして当ファイルがArchived指定されるまでの顛末を記す。

私は当時アマゾンの奥地にいた。目的はただ1つ、アマゾン川に潜むガーを寿司として手中に納める為だ。結果としてその目的は達成されたのだが、帰り際に厄介なことになってしまった。突如、私の目の前に巨大な蛇が現れたのである。目測だが、全長は3m程あっただろうか。合間見えた瞬間、私は蛇に睨まれた蛙、という言葉の意味を身体で理解することが出来た。

しかし私も闇寿司四包丁の一人。スシ・ドーパミンで体を奮い立たせ相手の頭にガーの握りを叩き込むことぐらい造作もないのだ。結果として作戦は成功した……のだが、不覚にも脚を噛まれてしまった。すかさず寿司の遠心力で毒を吸い出して応急処置はしたのだが、やはり不十分と見え完治には時間がかかり、結果として帰国が一週間伸びることになってしまった。

その一週間の間に私を噛んだ蛇を研究して作り上げたのが"蛇肉"である。以上。なお食レポだが、とにかく骨が多く食べ応えは薄い。味はアッサリしており悪くはなかったが骨がうるさすぎるのであまりオススメはしない。

そして傷も完治し、遂に日本に帰国した私。報告として闇に完成した"蛇肉"を上納しに行ったのだが、その時事件は起こった。

私: 闇よ、これが不死の寿司、"蛇肉の握り"の現物です。どうぞ、お納めください。

闇: ヒッ……へ、蛇肉か。そうか。……
マジかよ……実物持ってくんのかよ……クソ……

私: 闇、どうかしましたか?

闇: あああああいやいやなんでもない。怖がってなんかないぞ!ああ全く平常だとも。ああ。

闇はいい歳して蛇を怖がっているらしい。まぁ生物が蛇を怖がるのは本能だから仕方ない5
問題はこの後、私が闇の前で"蛇肉の握り"を回した時のことだ。

"蛇肉の握り"が回転を始めると、しばらくして雷鳴が轟き始めた。空はみるみるうちに雲ひとつない晴天から土砂降りの荒れ模様に変わり、空気はビリビリと揺れた。

闇: おいテトリス、どういうことだ!説明しろ!

私: 分かりませんッ!アフリカではこのような事は無かったというのに……ッ!

やがて雨は益々強くなり、それに伴って"蛇肉の握り"の回転も増して行った。そして一際大きな雷が落ちた直後、"蛇肉の握り"から揺らめく聖霊の姿が現れた。鬼灯のように赤い目、白い体躯、そして八本の首を持つ"ソレ"はまさに、神話に語り継がれる「八岐大蛇」と同じ姿をしていた。

そう、蛇は悪の象徴と先に書いたがそれはあくまでキリスト教での話。日本における蛇は"神の使い"として畏怖の対象となっていたのだ。しかし不敵にも私は神の使いを冒涜するような行動を取ってしまい、結果として神の怒りを買った。その怒りが八岐大蛇として顕現した、ということが後の解析により判明した。

闇: クソ蛇野郎め、鎮まりやがれ!へいらっしゃい!

闇が八岐大蛇の頭に向けてラーメンと多数のハンバーグを射出するも、すり抜ける。対して八岐大蛇は暴れ回り、首をあちこちにぶつける。首がぶつかった部分は破壊されていく。

闇: くっ……コイツはマズイ、一時撤退だ!応援を呼ぶぞ、テトリス!

私: 御意ッ!

闇: 非常招集だ、四包丁の連中と集められるだけの暗黒卿を呼べ!必要なら協会やGOC、財団の連中も呼んできて構わん!核を使ってでもヤツを鎮めやがれ!

やはり聖霊への畏怖以上に闇は蛇を恐れているようである。しかし目の前の八岐大蛇が強すぎるのも事実。なぜなら聖霊の本体たる寿司は、決して自然には回転が止まらない不死の寿司であるからだ。我々は撤退を余儀なくされた。


数時間に及ぶ決闘の末、顕現した八岐大蛇は闇寿司、回らない寿司協会、GOCの協力によりどうにか撃退された。また、後処理は財団に押し付けてやった。財団ざまぁみろ

然してこのような危険な寿司を作り出してしまった私の罪は大きい。結果として私は四包丁の座を追われることになってしまった。だが、私は諦めていない。いつの日か八岐大蛇を制御できるブレーダーが現れることを信じ、無理を言ってこのファイルをArchive指定して頂いた。荒ぶる蛇神を手中に収めるのは、他でもない、このファイルを読んでいる貴方かもしれないのだ。

いつの日か来たるスサノヲに幸あれ。

関連資料

闇寿司ファイルNo.1059 "天使の握り"
"蛇肉の握り"が悪の象徴たる蛇を握っているのとは反対に、正義の象徴、天使を彷彿とさせるエンジェルフィッシュを握った寿司。

闇寿司ファイルNo.876 "サーモンライド"
"蛇肉の握り"と同じく特定環境下における無限回転を行う寿司。"蛇肉の握り"は蛇に慣れなければいけない分持久力以外の性能では基本的に勝っている。また、手練のスシブレーダーであれば"サーモンライド"の本体である皿型端末を狙い撃ってくる事もあり、その場合"サーモンライド"は使用不可になる為、相互互換だと考えていただきたい。

闇寿司転用可能生物ファイルNo.014 "パラダイストビヘビ"
パラダイストビヘビは南国に生息する、100mも滑空する蛇である。パラダイストビヘビの寿司への転用は現在研究中だが、成功すれば夢の飛行攻撃が可能になるかもしれない。

スサノヲ本人が語る!八岐大蛇2000年目の真実!TTT出版
TTT社による八岐大蛇の解説記事。我こそは新たなるスサノヲだというものは読んでみるのも良いだろう。

ヘビ(Wikipedia)
蛇についての詳しい解説。毒蛇など気をつけるべき蛇についても載っている。

文責: サバイバルナイフのテトリス


 

 

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