爆転ニギリ スシブレード 第2期「魔都ノボリベツ!奪われたバトルシップを取り戻せ! 後編」

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前回までの熱き戦い!
アップルパイを使う闇寿司ブレーダー、太宰ダザイに敗北したタカオD-1028は自身とサルモンとの絆の弱さを知り、修行の為、単身でスシブレーダー達の修行の地「魔都ノボリベツ」へと向かう。
そこに住むスシグマ1達に歓待を受けるタカオだが、修行の最中、太古に起きた「サルモン・イクラリオン戦争」を鎮めたスシグマ達の平和の象徴「バトルシップ・サルモン」が太宰に奪われてしまう!
サルモンとの絆を深めたタカオはバトルシップ・サルモンを取り戻す為、太宰を追いかけるのだった…

「追い詰めたぞ…太宰…!」
「フハハ、やっと来たか愚かなる光のスシブレーダーヨッ!しかし最早、今頃来たところで手遅れイングッ!」

三日三晩に及ぶ長い長い追跡の末、かつてこの地にスシブレードの文化を齎したレジェンドの眠る霊園、フジノホーリーヒルに太宰を追い詰めたタカオ。冷ややかな風が、彼らの頬を撫でる。

「見よ!この新たなる力を得たバトルシップチャンの姿ヲッ!正にコレこそ最強ザマスッ!コレを握った古の握り手に敬意を表し、バトルシップ・サルモン・マヨネーゼと名付けルーノッ!」
「何が敬意だ!平和の象徴にマヨネーズを載せるなんて、スシへの冒涜だ!」

太宰が高く掲げるそれは、サルモンとイクラリオンが共存する平和の象徴をマヨネーズで塗り潰した、正に冒涜的な一貫であった。タカオの後ろに立つスシグマ達も、思わず唸り声を上げる。

「俺はお前を倒して、スシグマ達に平和を取り戻す!勝負だ!太宰!」
「一度ワタシに負けたというのに、またチャレンジするなんて愚かにも程がアリッシュ! 良いでしょう、相手してアゲルーノ!その精神、酢飯漬けにしてくれルルーシュッ!」

互いに割り箸にそのスシをセットする。太宰が使うのはアップルパイではなく、バトルシップだ。タカオの頬を汗が伝う。不敵な笑みを浮かべる太宰と対峙すると、周りの空気感が変わる。レジェンド達の見守る中、戦いの火蓋が切って落とされたッ!

「3、2、1……へいらっしゃいッ!!」

勢いよく土俵の中央に陣取るバトルシップ・サルモン・マヨネーゼと、油分をシャリに浸透させる事で回転力を増すサルモン。サルモンは早速バトルシップに攻撃を仕掛けようとするが…!

「やれ!マヨネーゼッ!敵を沈めチャイなさいナッ!」
「!?」

サーモンとマヨネーズの油分を潤滑油に、イクラが超高速で射出される!退却を余儀なくされるサルモンだが、撒菱のようにばらまかれたイクラで土俵はシャリの踏み場もない状態だ!

「これはまずいクマ…このままではタカオのサルモンは回転する度にイクラの攻撃を受け、回転が鈍ってしまうクマ…!」
「負けるなクマ…タカオ…!サルモン…!」

スシグマ達がタカオに声を掛けるが、しかしその間もサルモンへのイクラの猛攻は止まらない!直撃したイクラはサルモンに付着し、その重量で更に回転を奪う!一方のバトルシップはその油分で回転を増し、開戦時以上の回転だッ!

「フハハ、やはりキスァーマの様な弱者にこの圧倒的な力を超えることは出来ナッシングッ!大人しく諦めてオウチに帰ってネルーノッ!」
「耳を貸すなクマ!タカオ!ヤツの思う壷クマよ!」
「クソッ…サルモン!負けるんじゃない!」

タカオの必死の叫びも届かず、サルモンの回転は益々弱まっていく。しかしタカオはここでひとつの事実に気付いた。そして…

「ハハハハハ!アハハハハハ!アーッハッハッハ!」

タカオは面白くて仕方がないというように高笑いを始めた。スシグマ達が動揺し、タカオを正気に戻そうとするが、尚もタカオの笑いは止まらない。

「…!?一体何がおかしイングッ!?最早キスァーマのサルモンの敗北は決定事項ッ!笑っている暇などありやしなインヴィジブルッ!」
「アハハ…太宰!お前は重大なミスを犯した!」
「何っ!?」
「ソレは…そのお前のばらまいたイクラだっ!」
「フハハ…何を言うかと思えば、ワタシの武器にイチャモンを付けるザマスか!?負け惜しみを言っても見苦しいだけザマスッ!」
「いや…そうじゃないさ…!」

タカオは静かに瞳を閉じ、サルモンに呼びかけた…!

(まだだ…今は力を貯めるんだ…!あと少し、あと少しだ…!)

弱いスシブレードならとっくに原型が残らないほどのイクラの猛攻を受けながらも、サルモンは回り続けた!タカオの呼び掛けに応えるように…!

(今だ…!!)

再びタカオが目を見開いた時、バトルシップの上のイクラは尽きていた!そしてタカオは声高にサルモンに呼びかけた!

「見せてやれ!サルモン!俺とお前の修行の成果!

奥義、『カムイリブート』ッ!!!!
「!?」

タカオが呼びかけると、サルモンは回転を復活させていく!その回転は竜巻の如く、ばらまかれたイクラを巻き上げていく…!!

「これは…!サルモンの油分をありったけシャリに浸透させる事で急激に摩擦を減らし、回転を再生させているクマ…!ついに奥義をみつけたクマね…!」
「そうさ!コレが俺とサルモンとの絆の奥義だ!弾き返せ!サルモンッ!」

サルモンに巻き上げられたイクラは疾風を纏い、そしてバトルシップに向かって飛んで行く!土俵を駆け抜けるサルモンは土俵全てのイクラを巻き上げる勢いだ!

「そんな…!アリエナイーニャ!マヨネーゼ!ヤツを止めるザマスッ!!」
「お前のその付け焼き刃の力に、俺たちの硬い絆は砕けない!吹きとばせ!サルモン!!」

イクラで回転が弱ったバトルシップに、高速で回転するサルモンが直撃する!!そしてその一撃は、闇寿司の象徴であるマヨネーズをはじき飛ばした!

「げはぁぁああああぁぁぁぁあぁあぁッ!!!」

音速にまで到達したマヨネーズは、太宰をはるか向こうに見えるサッポロの街並みにまで吹き飛ばした!!

「…免許皆伝クマ、タカオ。お前とサルモンは最高のコンビクマ、もう恐れることは無いクマ!」
「ありがとう…師匠!」
「お陰で我々のバトルシップ・サルモンも元の姿に戻ったクマ…!コレで争いも無くなるはずクマ!ホントにありがとうクマ!タカオ!」
「…さぁ、行くクマ!タカオ!再び闇寿司を倒す為に、旅を続けるんだクマ!」
「あぁ…ありがとう!皆!」

サルモンとの絆をより強めたタカオは、己の歩むべき旅路へと戻って行く…!彼の手に握られた相棒とタカオは、誰にも砕けない絆で結ばれている…ッ!!


次回予告!

スシグマ達に別れを告げ、旅を再開する俺たちが見たのは、闇寿司「フライドポテト」に支配された街だった!
何処を見ても敵だらけの街だけど、俺には修行で深めたサルモンとの絆がある!負ける気がしないぜ!

次回、第14話!『修行の成果!MC&Dマック&ドナルドをぶっ飛ばせ!』

3、2、1、へいらっしゃい!


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