オートメモリードール
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは収容施設名『郵便社』に収容します。SCP-XXXX-JP、またはSCP-XXXX-JP-B群の下記に記す個体が『郵便社』内で確認出来なかった場合、直ぐに担当博士である暁博士に知らせ、『郵便社』の通話履歴の確認、他のSCP-XXXX-JP-B郡に対する聞き込みを行って下さい。その間取り付けたGPSでの追跡も行って下さい。

説明: SCP-XXXX-JPは金髪に青い瞳をもつ少女の見た目をした機械です。胸にエメラルドグリーンのブローチのような装飾がされており、両腕のパーツのみ義手で構成されています。また、所持品としてタイプライターの入ったトロントバックと傘を持ち歩いています。

SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JPが頼まれた手紙を執筆する際に発現します。SCP-XXXX-JPは依頼者の現在の座標を特定し、その場に突然現れます。その後SCP-XXXX-JPは依頼者の本当に書きたいことを代筆します。SCP-XXXX-JPは書き終えた後に、直ぐに『郵便社』に帰社します、書き終えるまで帰社する事はありません。

執筆された手紙に異常性は確認出来ませんでした。しかし、現在までSCP-XXXX-JPが書いた手紙は回収出来ていません。また、SCP-XXXX-JPが執筆中に侵入し回収する試みも全て失敗に終わっています。

発見経緯: SCP-XXXX-JPは民間人の通報を傍受した財団によって収容されました。当初SCP-XXXX-JPは抵抗の意を示しましたが、SCP-XXXX-JP-B郡とSCP-XXXX-JP自身の安全を確保することと、SCP-XXXX-JPの行動を阻害しない事を条件に『郵便社』に収容しました。

『郵便社』は財団収容施設の名称です。SCP-XXXX-JPと周囲のSCP-XXXX-JP-B郡を同時に収容するために設立されました。現在確認できる主なSCP-XXXX-JP-B郡は『社長』1名、『秘書』1名、『執筆者』1名『配達員』1名です。それ以外にも多数の『職員』が存在しています。

インタビュー記録

回答者: SCP-XXXX-JP

質問者: 暁博士

前書: SCP-XXXX-JPとの初めての対面

<記録開始>

SCP-XXXX-JP: お初にお目にかかります、お客様がお望みならどこでも駆けつけます。

暁博士: 初めまして私は暁、貴女の名前は?

SCP-XXXX-JP: 私は『エヴァーガーデン』です。

暁博士: エヴァーガーデン、突然だとは思うけど貴女を作った方は覚えていますか?

SCP-XXXX-JP: 名前は思い出せません、ただ一つだけ覚えていることはあります。

暁博士: それは?

SCP-XXXX-JP: 私は『あの方』1の『道具』という事です。『あの方』の為に私は作られ、私は任務を遂行するだけです。命令があれば、私はどこまでも、行けるのです。

暁博士: 貴女は信用しているのね。その人のことを。

SCP-XXXX-JP: しんよう、とは何ですか?

暁博士: 気にしないで、こっちの話。他のSCP-XXXX-JP-B郡、つまり貴女の同僚達について教えて欲しいの。

SCP-XXXX-JP: クラウディア社長は、私達のことを考えてくれています。シビュラとボードレールは友達、ブルーは…私の事を心配してくれています。

暁博士: 心配?どうして?

SCP-XXXX-JP: 私の事を兄妹だと言うのです、私は作られただけの存在なのでそのような事はありえません。

暁博士: 本題に入ります、何故今の仕事を始めようと思ったのですか?

SCP-XXXX-JP: 最期に『あの方』が遺してくれた言葉の意味を知りたいのです。

暁博士: それは一体?

SCP-XXXX-JP: 『あいしている』そう仰ったのです、しかし私には分からないのです。私が人の心を持たない『獣』だから、言葉の意味が分からないのです。

暁博士: 貴女は、その言葉の意味を知るために?

SCP-XXXX-JP: はい。

暁博士: 分かりました、ありがとうございます。どうぞお仕事に戻ってください。

SCP-XXXX-JP: 【長い沈黙】

暁博士: SCP-XXXX-JP、どうかしましたか?

SCP-XXXX-JP: …私が必要でなくなったから、『あの方』に…棄てられたのでしょうか…?

暁博士: 【少しの沈黙】真相はまだなんとも、分かったらまた知らせます。お疲れ様でした。

<記録終了>

後書: SCP-XXXX-JPが幾つかの言葉に対して、初めて聞いたような態度を示したのは恐らく記憶の欠如などではなく、元々知らなかったと思われます。—— 暁博士

インタビュー記録: SCP-XXXX-JP-B郡のインタビュー記録を以下に記します。
[[collapsible show="+ SCP-XXXX-JP-B郡インタビューログ" hide="- ログを閉じる"]]

回答者: SCP-XXXX-JP-B

質問者: 暁博士

前書:

<記録開始>

暁博士: 今日はお時間をどうもありがとうございます、SCP-XXXX-JP-B。

SCP-XXXX-JP-B: まぁそう堅苦しいのは抜きにして話をしようよ。クラウディアって呼んで欲しいところだけど仕事上無理なもんだよね。で、何の話だっけ?

暁博士: SCP-XXXX-JPについてのこととSCP-XXXX-JP-A、つまり彼女の作成者について。

SCP-XXXX-JP-B: 良いけど、エヴァーガーデンって呼ぶといい。ついでに俺の事もクラウディアって呼んでくれるといいよ。

暁博士: ご忠告感謝します。

SCP-XXXX-JP-B: 話を続けると彼女は俺の友達『ブーゲンビリア』が軍で作った、戦争用に。

暁博士: 戦争のために1人で?

SCP-XXXX-JP-B: いや、最初は兄貴の方が作ってたんだ。それをあいつが引き取った、理由は簡単。彼女が手に余ったからだ。

暁博士: 何故?

SCP-XXXX-JP-B: あまりにも強すぎたんだ、作った本人ですら扱いきれなかった。強い者は時として諸刃の剣になるものだ、そうして厄介払いした。それからはあいつが、彼女の『主人』になった。

暁博士: ではどうして今貴方の手元に?

SCP-XXXX-JP-B: 話せば長くなるんだけどね… あいつは、ブーゲンビリアは彼女を手放した。

暁博士: 詳しく。

SCP-XXXX-JP-B: あいつと俺は同じ軍にいた、██████████っていう国で。あいつとは陸軍士官学校で一緒だった、最初は殴り合いの喧嘩も… ごめん話が逸れたね。それで、互いに別々の場所に配属されて次に会った時あいつは彼女を、エヴァーガーデンを連れていた。そして、ついにその時が来た。

暁博士: 続けて下さい。

SCP-XXXX-JP-B: 最後の戦いだった。俺はその時は別の持ち場で戦ってたから詳しい事は分からない。だけど次に会った時、あいつと彼女は病院に居た。あいつ、開口一番になんて言ったと思う?彼女が死んでいるなら私も殺してくれって。
【数分間SCP-XXXX-JP-Bは嗚咽する】

暁博士: ゆっくりで構いません、続きを聞かせて貰えますか?

SCP-XXXX-JP-B: あぁ悪いね… この歳になると涙脆くなってしまって

暁博士: いえ、全然問題ありません。
SCP-XXXX-JP-B: あいつに…生きていることを伝えた、そうしたらあいつは…複雑な顔をしていた。そうして俺に彼女とそしてこれ2を渡してこう言った。『クラウディア、彼女には私は死んだと伝えておいてくれ。そして彼女にはお前が付いていてやってくれないか?』って。俺はあいつに問いただした、どうしてだよって。そしたらこう言ったんだよ。

SCP-XXXX-JP-B: 『あの子には、軍から離れて、人として、道具としてではなく生きていって欲しいから。』そうブーゲンビリアは言ったんだ。直ぐに否定した、あの子は、例え兵士のままでも、軍の道具だったとしても、お前の傍に居る方が嬉しいんだよ!幸せなんだよ!って。それでもあいつは俺を頼った、引き受けてやるのには、十分な理由だったんだ…

暁博士: 生きては、いるのですね。

SCP-XXXX-JP-B: そういう事になる、今は何処で何をしているのか、分からない。

暁博士: 情報提供ありがとうございます。

SCP-XXXX-JP-B: …彼女には内緒にして欲しい。あいつの願いだから。

暁博士: 心得ています。

<記録終了>

回答者: SCP-XXXX-JP-B-2

質問者: 暁博士

前書:

<記録開始>

暁博士: 今日はお時間の方ありがとうございます。SCP-XXXX-JP-B-2

SCP-XXXX-JP-B-2: あぁいえ、ただ社長が心配なので手短にして頂けると嬉しいです。社長、私が居ないと直ぐサボるんですよ。

暁博士: では貴女が、エヴァーガーデンやクラウディアと会った時のことを聞かせて貰えませんか?

SCP-XXXX-JP-B-2: 会った時の事ですか?…あれは確か2年前くらいの事でした。その時私は、理想郷なんて呼ばれる場所にいたんです。そこで私は現人神だとか半神だとか呼ばれて過ごしていました。元々私の姿が、そう呼ばれるものに似ていたのが原因でした。

SCP-XXXX-JP-B-2: でも、そこでは私のような人を天に還すという名目で殺すような場所だったんです。私は次の満月の晩で、殺される事になっていました。そんな時に彼女がやってきたのです。

暁博士: 何か手紙の依頼で?

SCP-XXXX-JP-B-2: 多分そうだと思います。誰のかは分かりませんでしたけど、彼女は突然びしょ濡れの状態で施設の中に現れたんです。彼女の容姿は驚く程に気高くて美しく、そして私と同じ半神だったのです。

暁博士: そうして彼女は何をしましたか?

SCP-XXXX-JP-B-2: エヴァーガーデンは『お初にお目にかかります、お客様がお望みならどこでも駆けつけます。』とだけ言って私の顔をじっと見てました。

暁博士 そこからは?

SCP-XXXX-JP-B-2 彼女は直ぐに別の部屋に移されて、次に会ったのは彼女が帰る時でした。その時に彼女は『助けが必要になったら、名前を呼んでください』って言ってくれたわ。その時に彼女の名前を知ったの。それから少ししてその日が来た、私は怖かった。私は、私の母と言われた、神の名前をただただ言い続けた、それでも怖かった、だってそうでしょう?自分はここで殺されてしまうんだって思ったら私の人生ってなんだったのって、そして私は助けを求めた。

SCP-XXXX-JP-B-2 彼女は私を助けに来てくれたの、圧倒的だった。そこら中に居たシスター達を一瞬の内に気絶させて私を郵便社に連れてきてくれたの。彼女は本当に私を救ってくれた。これがエヴァーガーデンと会った時の事。

暁博士: そして、クラウディアと会って今に至るという訳ですね?

SCP-XXXX-JP-B-2 そうですね、最初は覚える事も多かったけど楽しかったの。今もそうだけど初めての事が多かったわ。

暁博士: なるほど、お時間ありがとうございました。

<記録終了>

後書: この後SCP-XXXX-JP-Aについて確認しましたが有益な情報は得られませんでした。

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