ルーキーコン下書き 『逆肉草食』

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アイテム番号: SCP-2XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロコトル: SCP-2XXX-JPの生息域である香川県府中湖1を中心とする周囲2km半径の領域をエリア-81██に指定した上でカバーストーリー『ダム工事』を用いて封鎖し、関係者以外の立ち入り禁止を含めた隔離措置を行ってください。また、農作物を通じたSCP-2XXX-JPの拡散を防止するため、府中湖に通ずる全ての河川を水源とする農業用水路を閉鎖してください現在四国全土において農作物生産の全面的な禁止によるSCP-2XXX-JPの封じ込めが実施されています。研究用に現在確保されているSCP-2XXX-JPはサイト-81██内に設置された冷温収容ロッカーに収容し、保安には2名の警備員を当ててください。

説明: SCP-2XXX-JPはヤコウチュウ科(学名Noctilucaceae)に属すると考えられている植物プランクトンです。SCP-2XXX-JPは他のヤコウチュウ科植物プランクトンとほぼ同一の体内器官及び外観を有し、目視での判別は極めて困難ですが、通常ヤコウチュウ科植物プランクトンでは一本のみである触手が二股に分かれており、光学顕微鏡などを用いることで判別が可能です。SCP-2XXX-JPは淡水性プランクトンであり、一定濃度以上の塩類水溶液に曝露すると生命活動を停止することが確認されています。

SCP-2XXX-JPの異常性は人間その他捕食能力を有する生物がSCP-2XXX-JPを摂食した際に発現します。SCP-2XXX-JPは咀嚼その他手段によって解体されると、体内から未知のホルモン(以降SCP-2XXX-JP-Aと呼称)を分泌します。SCP-2XXX-JP-Aの標的器官は弓状核2その他摂食行動を制御する中枢器官(以降摂食制御器官と略称)であるということが実験によって判明しています。また、この際解体されなかったSCP-2XXX-JPは宿主の消化管内で養分を吸収して増殖します。体内で増殖したSCP-2XXX-JPの一部は皮膚を破って体表に移動します。

SCP-2XXX-JP-Aによって摂食制御器官を支配された生物(SCP-2XXX-JP-1と呼称)は食性が変化することが確認されています。植物食動物は動物食に、動物食動物は植物食に変化します。ただし、人間などの雑食動物にSCP-2XXX-JPを摂食させても食嗜好の若干の変化の兆候が見られるのみで特に影響は存在しないと考えられています。

SCP-2XXX-JP-1に変化した動物は食性が変化するにも関わらずその栄養化に関わる消化管の構造が変化しないため、摂食した動物性食料による元植物食動物のSCP-2XXX-JP-1の窒息死及び植物性食物の消化不全による元動物食動物のSCP-2XXX-JPの栄養失調死などが確認されています。

補遺.1: SCP-2XXX-JPは20██年に香川県府中湖周辺区域で発生した動物の大量死がきっかけとなって発見されました。この大量死は多数の植物性動物がSCP-2XXX-JP-1個体に変化したことで生態系における食物連鎖関係が崩壊して一次消費者の個体数が高次消費者の個体数に対して絶対的な不足が生じ、その結果として高次消費者同士の捕食及び食物連鎖から植物が切り離されたことによる生態系全体での生物量の著しい不足が起きたことに起因すると考えられています。



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  1. portal:5616457 ( 06 Mar 2020 05:13 )
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