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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト72の低危険物収容ロッカーに収容してください。要件SCP-XXX-JP-A、またはBを満たすためのDクラス職員を使った実験は推奨されています。いずれかの要件を満たす方法を発見した者は即座に主担当研究員に報告してください。金一封が送られます。1
説明: SCP-XXX-JPは20██年██月██日、サイト76のゴミ取集所に捨てられているところを発見されました。その日に該当する粗大ごみ申請がなかったことから、破砕して翌日の燃えるゴミに出そうとしたところ、見た目では考えられないほどの強度を発揮したため暫定Anomalousアイテムとして研究がスタートしました。研究開始直後,インシデントSCP-XXX-JP-1が発生しその異常性の一部が発見されました。その後数回の実験を経て将来的な有用性からサイト76管理官から要件SCP-XXX-JP-A、およびBが制定されました。
SCP-XXX-JPは高さ203cm、幅182cm、奥行き57cm、重さ約78kgの一般的に"キャビネット"と呼ばれる家具です。見た目はチーク柄の木製ですが、これまでサンプル採取を目的としたあらゆる破壊が成功していないため,材質は不明です。
SCP-XXX-JPは"ON"と書かれたスイッチが内部背面にある以外は一般のキャビネットと同じ様相を呈しています。内部に一人が入り(以下"対象")扉を閉じた状態で対象自身がスイッチを押すと自動で扉が閉まり、内部にいる対象をあらゆる外的要因から守ります。SCP-XXX-JPへの激しい振動、熱、毒ガス、放射線、空気の遮断といった要因でも対象は怪我一つ負いませんでした。他にも霊的実体も通過できず、SCP-400█のような情報災害を持つSCiPも内部にいる人に影響を及ぼすことが出来ませんでした。この効果は扉を閉めてもボタンを押さなければ起きません。SCP-XXX-JPの対象となりうるのは人生物のみです意思を持つと思われ,ボタンを押すことのできるすべての存在です。
インシデントSCP-XXX-JP-1:20██年██月██日,不明な敵対組織(以下組織)によってサイト76のSCP-████-JP2の収容違反が発生しました。組織の特殊部隊の一人が調査中のSCP-XXX-JPのおいてあった部屋に逃げ込み,SCP-████-JPを持った状態でSCP-XXX-JPの対象となりました。違反発生から2日後,SCP-XXX-JP内部から助けを求める声が聞こえるとの通報があり,SCP-XXX-JPはサイト76の警備部隊によって包囲され,対象への説得が行われました。違反発生から102時間後,扉が開き,SCP-████-JPの異常性が警備部隊に発現しました。扉が開くまでSCP-████-JPの異常性は内部に収容されていました。対象は扉が開く直前に衰弱死したものと思われます。
補遺1: インシデントSCP-XXX-JP-1およびその後の数回の実験を受け,SCP-XXX-JPは非常時の防護室としての役割が提唱されました。これを可能にするため,要件SCP-XXX-JP-Aが制定されました
要件SCP-XXX-JP-A:対象が衰弱死する以外での方法,条件によるSCP-XXX-JPの扉を解放(内部から外部からを問わない)する方法の確立
補遺2:インシデントSCP-XXX-JP-1およびその後の数回の実験を受け,SCP-XXX-JPは収容の難しい他のSCiPの収容室として使用することが提唱されました。これを可能にするため,要件SCP-XXX-JP-Bが制定されました。
要件SCP-XXX-JP-B:対象が自分の意思でボタンを押す以外での異常性の発現,もしくは自分の意思でボタンを押させる方法の確立
補遺3:以下はこれまでに提唱された要件SCP-XXX-JP-A(要件A)及び要件SCP-XXX-JP-B(要件B)の案の一部です。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5610970 (20 Aug 2019 12:38)
読ませていただきました。
読んでタイトルの如く"ほぼ安全なキャビネット"ですね。
内容ですが、少々厳しいことを言えば面白くはないです。"内部に入ったものを守る"という異常性の独創性が弱く、文章も冗長かつ不明瞭な部分が多いです。少々ジョークっぽい部分があるのも現状の財団創作では受け入れられにくいでしょうね。全体のブラッシュアップが求められるでしょう。
Dahune Riverさんがどういうものを書きたいかは分からないため、ブレインストーミングに近くなりますが、大まかに二つの方向性を置いておきます。
この場合、"内部に入ったものを不完全に守るキャビネット"という異常性単品の面白さをメインにする形になります。もちろん、これだけでは面白みに欠けるため、もっと尖らせるべき、意外性を持たせるべきでしょう。
例えば、SCP-3022は、並行宇宙を移動できる唯一の携帯アイテムですが、トイレにかけるフックです。この落差が面白みを感じさせる部分だろうと考えられます。今回の場合、キャビネットに隠れる、というのはホラー作品でもよくあるパターンですね。ということはそこに意外性はありません。
どういった方法を選ぶかはDahune Riverにもよりますが、お勧めするのは要素の分解です。今回の場合、"内部に入ったものを/不完全に守る/キャビネット"くらいに分解してみましょう。例えば"内部に入ったものを"、を"上に上ったものを"にしてみるとどうでしょう。キャビネットの上で仁王立ちになっても何故か守られるシュールな絵ができます。"キャビネット"を"ストッキング"にしてはどうでしょう。変な人です。このように要素を分解して、どれか一つを突飛なものにするだけで異常性に魅力が出てきます。
もし異常性をメインにしたいならば、こういった方法があることを考慮していただければ幸いです。
異常性に魅力が薄い場合、物語を付けることで記事全体の面白みを上げることが可能です。例えば、SCP-548-JPは雨音が音楽になるビニール傘ですが、その持ち主と関係する職員の物語が付与されたことで、少女の願いと研究員の呼応が感じられる名作になっています。
今回のキャビネットもそういったストーリーを付与することはできるでしょう。
その際に意識するべきは5W1Hです。つまり、"誰が、何を、何故、何時、何処で、どのように"この異常性を生んだのかを考えることです。これはあまり突飛にしすぎてもいけませんが、現状を納得させる要素が欲しいところです。例えば、"ホラーゲーム好きの少年が"、"死んだとき"、"自分をホラーゲームに登場させるため"、"キャビネットに憑りついて"、というように。このストーリーを上手く付与すれば十分面白くなるでしょう。
また、全体的にジョークよりの部分が多いように思えます。ジョークオブジェクトとして投稿するならともかく、通常のオブジェクトとして投稿するのであれば、そういった文章は少なくするべきでしょう。真面目にバカバカしいものを調べている方が面白いと思いますので。
以上、個人的な意見でしたが記事作成の一助となれば幸いです。
サンドボックス3オペレーターです。
SCP-JPのメンバーでは無いようですので、この下書きのステータスを「批評終了」にしました。まずは、SCP-JPのメンバーになってから批評を受けてください。SCP-JPが初めての方のためのガイドはこちらです。