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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト██の低危険物収容ロッカーに収容します。SCP-1579-JPの移動または実験にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員と担当主任研究員の承認が必要です。部屋のドアは常に3重に施錠し、特別に許可された職員以外に出入りを許可してはいけません。常に2名以上の武装警備員が部屋の外に配置されますが、いかなる状況でも警備員の封じ込め室内への立ち入りは認められません。立ち入った場合即座に終了されます。インシデントSCP-XXX-JP-1以降、実験はO5により停止されています。新たにSCP-XXX-JPが発見された場合機動部隊イオタ-12("几帳面な司書")が回収します。SCP-XXX-JPを読んだすべての職員は終了されます。サイト-███の職員の会話は全て監視下に置かれ,SCP-XXX-JP-Aへの変化の兆候が見られた場合即座に終了されます。
説明: SCP-XXX-JPは一般的なハードカバーのサイズをした一冊の本です。紅い表紙に"Dictionaly of Qualese"と書かれています。内容は正体不明の言語を英語に翻訳する辞書と考えられています1。物理的な破壊は可能ですが、一定時間をかけて再生します。また、この再生過程におけるSCP-XXX-JPの複製は確認されていません。SCP-XXX-JPの異常性は内部を英語を日常会話ができる程度で理解する人が5ページ以上読んだときに発現します(以下SCP-XXX-JP-A)20██年██月██日現在どの程度のSCP-XXX-JPへの暴露で異常性が発現するかは分かっていません。SCP-XXX-JP-Aは即座に暴露の程度により徐々に時間をかけ未知の言語"Qualese"2を読み,話し,書くことができるようになります。その後一週間程度をかけて他の言語の理解能力を失います。Aクラスの記憶処理でこの異常性は解除できます異常性は再度発動します。
実験記録SCP-XXX-JP-1 - 日付198█/██/██
対象: 英語を母語とするD-23517,テストにより義務教育程度の英語能力があるとみられるD-4453、同様に英語が理解できないD-6643
実施方法: 英語の辞書等を使わせずにSCP-XXX-JPを1ページずつ読ませ,1ページごとに異常性への暴露を確認する。
結果: D-23517のみが5ページ目で異常性に暴露した。その後一週間をかけてD-23517は英語,日本語の発話能力を失いました。
分析:SCP-XXX-JPの異常性は英語を理解できるもののみ発現するようだ。
実験記録SCP-XXX-JP-2- 日付198█/██/██
対象: SCP-XXX-JPに暴露したD-23517,していないD-2469
実施方法: D-2469に対し,D-23517が"Qualese"の話し方を教える。
結果: 指導3日目でD-2469が暴露
分析: SCP-XXX-JPの異常性は本そのものというより言語自体である。口伝的な指導でも十分暴露することからオブジェクトクラスをEuclidに格上げすることを提唱する。
補遺1: 提唱を受け, "Qualese"をSCP-XXX-JP-1,オブジェクトクラスをEuclidに変更しました。
補遺2: SCP-XXX-JPの内容を機械を通して解析したところ,SCP-XXX-JP-1にはおおよそ1万五千語の語彙がありました。
補遺3: SCP-XXX-JP-AへのIQテスト中,全員が英語の"Red"に相当する色を共通して一つに認識していることが分かりました。標準ディスプレイのRGB表記で全く同じ色をSCP-XXX-JP-Aたちは"Red"と認識しました。これは実験したあらゆる色,音,感情を表す単語そして形容詞について成り立ちました。
社会的通念や概念をもSCP-XXX-JPは共通化してしまうのか…
インシデントSCP-XXX-JP-1: D-6643および実験SCP-XXX-JP-1,SCP-XXX-JP-2に参加した職員が実験SCP-XXX-JP-1から半年後,会話能力を失い,SCP-XXX-JP-1のみを発話するようになりました。これを受け実験SCP-XXX-JP-1,実験SCP-XXX-JP-2の行われたサイト-███の職員の会話は全て監視下に置かれています。SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスはKeterに変更しました。
補遺4: 再度SCP-XXX-JPの内容を機械を通して解析したところ,おおよその英語の色,音,感情,形容詞に相当する単語はありましたが,"You" "He,She,They"に相当する単語はありませんでした。
SCP-XXX-JP-Aたちが自我どころか感覚質すら完全に共有しているなら,そして世界中の人間が"Qualese"を話せるようになったなら,世界から戦争はなくなり,人類は完全に一つになり,そして永遠に孤独になるだろう—███博士
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5610970 (20 Aug 2019 12:38)
スペースは半角の方がいいと思います。
ハイフン抜けてます。サイト-██
また、ここ打ち消し線が入ってますが、今SCP-XXX-JPはどのサイトのどの部屋にあるのでしょうか。それがないままに部屋の施錠の話になるのが不自然に感じます。
収容室の方が一般的かなと思います。
例えば、和英辞書を「日本語を英語に翻訳する辞書」と言う言い方で呼ぶでしょうか?この表記は変です。
常体敬体混じりになってますね。
ここ何を言っているかわかりません。
いきなり報告書に変な文が入ってきたように思いました。誰かのコメントですか?個人的にはこのような表記はあまり好みではありません。主観的で、報告書に書く内容ではないと思います。
変更されました
自我を共有している描写はなかったので唐突に感じます。
カンマを使用されていますね?まあ横書きなのでカンマというのは理解できますが、SCP財団では伝統的に日本語の読点を使うことがほとんどです。
さほど強く興味を引くポイントがないままに淡々と事態が進行し、実感できない危機を最後に博士から告げられる、という流れで特に面白みを感じませんでした。このまま投稿された場合はdvすると思います。
また、文章自体ももう少し洗練できる/クリニカルにできると思います。
拝読しました。
読んでいてSCP-444を思い出しました。
あちらは敵意悪意の概念がない、こちらは自他の概念がないという違いはありますが、「感染性言語ミームであり語彙表現の違いが対象の価値観に影響する」という点でほぼ被ってしまっています。
サンドボックス3オペレーターです。
SCP-JPのメンバーでは無いようですので、この下書きのステータスを「批評終了」にしました。まずは、SCP-JPのメンバーになってから批評を受けてください。SCP-JPが初めての方のためのガイドはこちらです。