星空と稲妻3

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クレジット

タイトル: SCP-2000-JP - 天球と電球
著者: ©︎Imerimo
作成年: 2020

警告

以下の情報は重要機密事項に分類されています。適切な対抗ミーム摂取なしに閲覧する場合、即座に致死製の心停止を引き起こします。
待機して下さい。

アイテム番号: SCP-2000-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter 検討中

特別収容プロトコル: SCP-2000-JPは、現時点ではその収容難易度から特別な収容手順はとられません。なんとか指数8.2以上の職員1名に専用対抗ワクチンを摂取させ、SCP-2000-JPの影響を除去した上でSCP-2000-JPの情報を与えて下さい。
SCP-2000-JPを収容する必要があると判断された場合は、担当職員によってプロトコル原始回帰もしくはプロトコル超進化の発動が許可されます。
SCP-2000-JP-0についての研究が現在進行中です。

説明: SCP-2000-JPはヒトの眼球に作用する組成不明の化学物質です。暴露者(SCP-2000-JP-2に指定)は以下のように影響を受けます。
・涙の分泌量の減少
・白熱電球、蛍光灯、発光ダイオードから発せられる光への敏感化
・それらによる視力の低下速度の上昇

この影響は専用ワクチンを摂取することで除去が可能ですが、当該ワクチンはなんとか指数8.0未満の人間にはいかなる影響も及ぼしません。ただし、当ワクチンによる影響は100%遺伝することが判明しています。

SCP-2000-JP-0は宇宙に存在する88の実体群の総称です。地球に生息する動物などの姿をしており、全長は3.8×10^67~71m程度と推測されています。また、地球から視力6.0以上の肉眼で観測・認識が可能であり、それぞれ特定の部位が激しく発光しています。
大規模な自然災害が発生する際に、必ず地球から観測したSCP-2000-JP-0の運動に特定の乱れが発生します。特定の手順で解析することで、詳細な条件を知ることが可能です。

SCP-2000-JPは、18██年に蒐集院によってSCP-2000-JP-0を隠蔽する目的で世界中に散布されました。

蒐集院は独自の観測技術を用いて、19世紀にはその有用性に気づいていた。しかし、他の組織がそのことに気づけば、オブジェクトや要注意団体の制御という観点ではSCP-2000-JP-0の有用性は意味をなさなくなる。
19世紀、エジソンによって白熱電球が発明される。白熱電球は瞬く間に世界中へと広がり、星の光を薄くした。これに目をつけた蒐集院は、SCP-2000-JPを散布することで人々の視力を低下させ、SCP-2000-JP-0を見ることを不可能にした。
財団本部、他の理事にはSCP-2000-JPについては何も知らせていない。知らせたところで検証するはずがないだろうし、集団認識災害として処理されるはずだ。ワクチンも異常存在として収容されるだろう。

1件のメッセージが届いています。

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1. portal:5608384 (19 Oct 2019 02:22)