このページの批評は終了しました。
財団記録情報セキュリティ管理室(RAISA)による通知
以下のファイルは、全米確保収容イニシアチブが後世のために保存したファイルのデジタルコピーです。このファイルに基づく行動の際には、現地のHCML管理官に相談して下さい。
— RAISA管理官 マリアジョーンズ
アイテム番号: 6789-AH
オブジェクトクラス: 人間型 オントキネティック (推定)
脅威レベル: 緑 現在非脅威
ASCI収容プロトコル: 6789-AHの首には1万フランの懸賞金がかけられ、乗員一人につき100フランが追加されます。ナポレオン皇帝の軍事行動による行政複雑化で、ASCIはエステート・ノワールへの援助を阻まれているため、フランスでの6789-AHに関する活動には仲介人を通した上で行って下さい。
説明: 6789-AHはDuc de Dantzigのフランス人船長であるフランソワ・アレグノーです。その能力の詳細は不明ですが、当該人物は広く知られた超自然的存在であると考えられています。6789-AHは、視界内の船舶の帆や索具を操作し、進路を物理的に制御する能力を持つことが観測されています。6789-AHはこの能力を利用し、船舶とその船員を座礁、もしくは岩に衝突させ、搭載されていた財宝を収集します。
この能力によって、6789-AHは10年以内に30以上の軍船及び商船を拿捕し、フランス認可の私掠船船長として大成功を収めました。当該人物が海上にいる場合の確保は推奨されません。担当者は6789-AHの下船まで待機し、その後Duc de Dantzigを可能な限り素早く沈没させ、脱出手段を断って下さい。
14/12/1812: 1812年の12月、フランスの地方紙に海軍艦船とDuc de Dantzigの遭遇についての記事が掲載されました。第二次独立戦争のため、事件の精査および完全な検証(?)は不可能でした。
昨夜遅くに船が海に浮かんでおり、どこへ向くことなく波に揺られているように見えた。乗組員へ連絡を取った。彼らが善良で礼儀正しいフランス人だったら、どのような苦境にあろうとも助けようと思ったが、彼らが海賊だったら、より悪い目に会わせてやろうかと思っていた。
近づいていくと、船は驚くほどに静かであり、また万全の状態にあった。小競り合いの痕跡や嵐の影響はなかった。乗船部隊をその船の側に近づけ、私から初めに乗り込んだ。
甲板は夥しい量の血で汚れていた。最低でも50人以上の乗組員全員が惨殺されたようだった。何人かの男は晒しものの罪人のようにロープに宙づりになっており、他は内臓を飛び散らせて横たわっていた。そして多くの死体は、砲弾を自ら頭に発射してめり込ませていた。船長服を着た一人の男(死臭を放っていた)が、手足に剣を磔のように刺され、メインマストに打ち付けられていた。
船倉内の血まみれの文書によって、この船が有名な私掠船であるDuc de Dantzigであることが判明した。少し前に行方不明になっていたが、ここに再び現れたのだ。何が起こったのだろうか?船員が怒りのあまり船長を打倒したのか?しかし、なぜこのような方法で自らを滅ぼしたのか?
フランシスは船舶を燃やすことを決定し、私は心から賛成した。いかなる悪がそこにあろうとも、永遠に葬るのが最適だ。
上記に基づくと、ASCI司令部の見解では、6789-AHに対する反乱が発生し、能力を用いて船員を死なせる以前に殺害されたと考えられています。Duc de Dantzigの他の乗組員が同様の能力を所持していた可能性は否定されていません。
6789-AHの死亡に伴い、ミッションは停止しました。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5608384 (19 Oct 2019 02:22)
以下、取捨選択してください。
「後世のために」であると思われます。
「6789-AHの首には」であると思われます。
原文には"Napoleon's military campaigns have prevented the Estate noir from supporting the ASCI"とあります。これは、「ナポレオンの軍事行動」が「Estate noir」の「ASCI」に対する援助行動を「防いで」いるものであります。
「仲介人」で大丈夫であるように思われます。
「当該人物は広く知られた超自然的存在」などとしたほうが自然であるように思われます。
"6789-AH has used this ability to run vessels and their crews aground, or dash them against rocks and collect whatever of value remained."と原文にはありますが、"to run vessels and their crews aground"の部分が訳抜けです。
ここもやはり「当該人物」としたほうが自然であるように思われます。
一つ目の読点はなくても大丈夫であるように思われます。
「事件の精査および完全な検証」あたりが妥当かと思われます。
"If they were brigands, we would assist their distress."とありますが、このdistressは直前の文のdistressと対比構造になっています。また、このwouldはifと合わせ、「何々ならば何々していただろう」と訳すのが適切であると思われます。
例: もし彼らが海賊だったら、よりひどい苦境に合わせてやろうかと思っていた。
好みの問題ですが、「近づいていくと、船は驚くほどに静かであり、また万全の状態であった。小競り合いや嵐の影響はなかったのである」などとすると良いと思われます。
「その船の側」と指示語を入れたほうが良いように思われます。
"many"の後に略されている語を明らかにして訳した方が良いように思われます。
「何が起こったのだろうか?」のほうが良いように思われます。
同じく、「しかし、なぜこのような方法で自らを滅ぼしたのか?」のほうが良いかと思われます。
「船舶」であるように思われます。
"Between the time of nautical twilight on the evening of one day, and nautical twilight on the following day, a 19th century brig will appear, sailing around the bay before vanishing. SCP-5987 has been observed to always stay within a kilometer of its manifestation point."と原文にはあります。いくらかの部分で訳抜けが見られます。
例: ある日の航海薄明からその翌日の航海薄明の間に、19世紀のブリグ船が出現し、その消失まで湾を航海します。SCP-5897はその出現点から常に1km以内にとどまることが観測されています。
「SCP-5987-1となった実例は即座に水面下への潜航を開始し」などがよろしいように思われます。
"was believed to be neutralized when Item 6789-AH, the captain François Aregnaudeau, was killed at sea as part of a suspected mutiny."と原文にはあります。いくつかの部分で訳抜けが見られます。
例: アイテム6789-AHであるフランソワ・アレグノー船長が、反乱と思われる事象により死亡したことで無力化されたと思われていました。
「停止した」としたほうが良いと思われます。
前者が続行、後者が帰還です。ここでいう「元の任務範囲」は「霊的異常の発現に関する調査」を指しています。「元々の任務内容」でよろしいかと思われます。
「エージェント・ラクロワ」であるように思われます。
「任務終了宣言」としたほうが良いように思われます。
「さらなる調査を待ち」であるように思われます。
括弧は不要です。
説明セクションのこの部分が訳抜けです。
好みの問題ですが、「好ましく思わず」がより良いように思われます。
例: その「死にざま」は死亡地点に縛られた霊的実体を生成するには十分でした。
「領域内」のほうが適切であるように思われます。
「船乗り歌である」などでよいと思われます。
This is 2MeterScale, the one makes you pale and writes tale
査読ありがとうございます。
反映致しました。