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この記事は、SCP-1401-JPをもとに作成しています。
アイテム番号: SCP-1403-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1403-JP-1~5はサイト-8195の標準人形実体収容室にて収容されます。SCP-1403-JP-1の栄養補給は点滴にて行う必要があります。交信を行う場合は、肌を欠損させる手法は禁止されたため、圧迫によって右掌を凹ませるか、肌の凹みを撮影してください。
説明: SCP-1403-JP-1は、12歳のモンゴロイド系の男児です。外見は半透明であり、体の一部は複数の物体(SCP-1403-JP-2~5に指定)と重なっているように見えます。
SCP-1403-JP-2~5は、異次元における同座標に存在する物体が基底次元にて可視化されたものです。位置の特性上接触は不可能なため、実体を持つのかは不明です。現在、動脈組織(SCP-1403-JP-2)、黄色の固形物質(SCP-1403-JP-3)、茶色の固形物質(SCP-1403-JP-4)、灰色の固体(SCP-1403-JP-5)が確認されています。
SCP-1403-JP-1~5は、いずれかが外部から受けた刺激をそのまま他の4つに反映します。反映される刺激の種類として、動作、温度変化、変形、欠損、生理反応があげられます。いずれかが受けた刺激が原因で、他方が別な刺激を連鎖する場合もあります。現在財団は、欠損の伝達する機能を利用し、他次元との交信及び調査を行っています。
発信元 | 刺激 | 内容 |
---|---|---|
SCP-1403-JP-3 | 移動 | 東に2m移動。 |
SCP-1403-JP-1 | 移動 | サイト-8195の収容室に固定。 |
SCP-1403-JP-05 | 変形 | 球形をとる。 |
SCP-1403-JP-1 | 欠損 | 応答願う、と伝える。 |
SCP-1403-JP-2、5 | 欠損 | [未確認の言語。後に「伝わらない」の意であることが判明。 |
SCP-1403-JP-1 | 欠損 | 絵柄と日本語、英語を並べ、読解法を伝える。 |
SCP-1403-JP-2~5 | 欠損 | それぞれの言語の解読方法の日本語の解説。 |
SCP-1403-JP-2~5 | 欠損 | それぞれの言語で、他の言語の読解法。 |
SCP-1403-JP-1 | 摂食 | 鎮痛剤の注入。 |
SCP-1403-JP-3 | 変形・欠損 | 形状が崩れる。鎮痛剤の注入をやめるよう指示。 |
SCP-1403-JP-2 | 変形・欠損 | 痙攣。鎮痛剤の注入をやめるよう指示。 |
SCP-1403-JP-1 | 摂食 | 栄養剤の注入。 |
SCP-1403-JP-4 | 発熱 | 発光・発熱する。定期的に栄養剤の注入を行うよう指示。 |
SCP-1403-JP-2 | 変形 | 血栓が発生した、との報告。栄養剤の組成を変更するよう指示。 |
SCP-1403-JP-3 | 分裂 | ほほ同じ大きさの2個体に分裂する。 SCP-1403-JP-1の表皮の一部が剥離する。 |
SCP-1403-JP-1 | 欠損 | 分裂を止めるよう指示。 |
SCP-1403-JP-3 | 欠損 | 生態故に不可能なことを伝える。 |
SCP-1403-JP-2 | 欠損 | SCP-1403-JP-3が生きているか問う。 |
SCP-1403-JP-3 | 欠損 | 肯定。 |
SCP-1403-JP-2 | 欠損 | SCP-1403-JP-1、4、5が生きているか問う。 |
SCP-1403-JP-1、4、5 | 欠損 | 肯定。 |
SCP-1403-JP-5 | 欠損 | 固定を解除するよう要請。 |
SCP-1403-JP-1、2 | 欠損 | 理由を問う。 |
SCP-1403-JP-5 | 欠損 | 倫理的な問題に該当する、との返答。 |
SCP-1403-JP-4 | 欠損 | SCP-1403-JP-5は知能を持っているか問う。 |
SCP-1403-JP-5 | 欠損 | 当然、との返答。SCP-1403-JP-1~4は知能を持っているか問う。 |
SCP-1403-JP-1~4 | 欠損 | 当然、との返答。 |
SCP-1403-JP-4 | 欠損 | それぞれの状態を問う。 |
SCP-1403-JP-1 | 欠損 | 一室に監禁し、職員が交代で管理する、との返答。 |
SCP-1403-JP-2 | 欠損 | 保管の目的を問う。 |
SCP-1403-JP-3 | 欠損 | 確保し、収容し、保護すること、と返答。 |
SCP-1403-JP-1~5 | 欠損 | 相手が財団職員か問う。 |
SCP-1403-JP-1~5 | 圧迫 | 笑いを示す記号。 |
safe scp-jp 多次元 生命 知性 人間型 メタ
記事ここまで
構想
財団は単におにいちゃんに他の4つが重なっているだけだと思っていたが、他の4つの次元から見ても同じだったという話。
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- portal:5608384 (19 Oct 2019 02:22)
拝読したのですが日記の一番最初を見ると日記を書いた人物が兄にプレゼントを買ってあげたと言うことですかね?そうだとすると長男の日記に兄にプレゼントを買ったという旨の文章があるのは不自然ではないでしょうか。
ありがとうございます
そのあたりは修正を行ないました
読み取れていない部分があるのかもしれませんが、ワードサラダを生成するマジックアイテムと言う感想です。
現状の物語ではこの言葉の置き換えでなければいけない必然性がありませんし、説明を読んだ段階でこの先何をしたいのか分かってしまいます。また、SCP-1403-JPと言う要素を抜きにして考えた時、変な言葉が生成される異常性の話だけで読者を面白いと感じさせるのは厳しいのではないでしょうか。
このメタタイトルが付く必然性や話の面白さについてよく練ってみた方が良いのではと感じました。
コメントありがとうございます
メタタイトルがつく必然性ですが、もとがワードサラダである以上どうにもならないと割り切りました
話の面白さですが、一人の研究員の過去と現在の日記帳が晒されてしまう悲しさを狙っています
拝読しました。
1403は元がワードサラダであるものに必然性を持たせることが難しいため、それが誰もが失敗してきた要因であると考えています。そのため、最初から諦めている状態であると土俵に立つ前に負けてしまっているように感じてしまいます。評価を得るのは難しいのではないかと思います。
メモが晒されてしまう悲哀についてですが、内容がジョークのようなので効果的ではないと感じます。悲哀を描きたいなら内容を考え直す必要があるかと思います。(もしジョークとして笑いを誘うのが狙いだとすると個人的には特に面白いとは思いませんでした。)
以上です。参考になれば幸いです。
皆さん、批評ありがとうございます
構成を1から変え、ワードサラダの正当性について挑戦しました。
再び批評お願いします。
1401-JPを元にしているということで、一つ気になったことがあります。
1401-JPの異常性は「文章をずらす」もので、メタタイトルは本来のものではない(自分の解釈です)。
そのため、この作品のメタタイトルを「おにいちゃん〜」にすることは1401-JPとの矛盾が生じてしまうように思います。
異常性に関しては、メタタイトルの落とし込みには成功している、くらいの印象です。読み物として異常性の「どうしてそうなるのか?」が足りないかなという印象です。
他の方も仰っている通り、メタタイトルの落とし込みには成功していると思いますが、
その域を大きく超えても来ない……という印象です。
元となるメタタイトルに大きく寄せなくても、
おにいちゃん冠動脈マッシュポテトクソど畜生工法セメント
の前日譚でも後日談でもアプローチとしては良いと思います。
この仄めかしの技術としてはSCP-3693が参考になると思います。
結局は、
おにいちゃん冠動脈マッシュポテトクソど畜生工法セメント
の文字コストが高すぎて、表面上の成立を狙うだけでも記事が大きく歪んでしまうと思うので。。
現状の中身についてですが、わざと難解な書き方をしているのかヒントを出しているのかがどっちつかずな印象を受けます。SCP-2719は意味が分からないながらも全体として興味を引く構成ですが、こちらは分かりやすくインシデント形式にまとめた方が良いのではと感じます。