57 麻痺ポイント

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IMG_201802280039.JPG

アイテム番号: SCP-3939

オブジェクトクラス:

特別収容プロトコル:

説明:

Item #: SCP-3939

Object Class:

Special Containment Procedures:

Description:

ファイル削除。

うん。その通り。それはあなたが今まで書いた中で最悪のものだ。せめて、そこそこ見栄えのするものを書くことが出来るようにするためには、ある程度の調査が必要だ。必要以上にこれを振り返る必要はない。切り替えてこれを片付けてしまおう。

ファイルを再び取得し、入力を開始する。自分の心は呆然としていて、自分が何をしているのかも分かっていないことにすぐ気付いた。あなたが続けなければならないという全ての根拠は写真にある。あなたも実物を見たことはなく — 修正する必要がある。作業内容を保存し、立ち上がってオフィスを出る。この時点で上の空になっており — 何も考えず、ただやって、ただ疲れ果てる。仮収容セクターに着くまで、廊下やもといたオフィスを進んでいく。

SCP-3939が保管されているセルを見つけるのに数分かかる。ドアの隣に小さなカードスキャナーがある。あなたはポケットを確認し — 最初は眠そうにしているが、すぐにパニックに陥る — あなたはカードを持っていない。

クソッ!」誰かが聞いているかも気にせずに叫ぶ。昔のオフィスを通り過ぎ、カルロスとサリーがこのプロジェクトで共有するくだらないほど小さなオフィスまで、ずっと早歩きで戻る。あなたはドアをノックし、返事が返ってくる前に中に入る。サリーはデスクに座っています。彼女はあなたに会うために椅子を回転させる。彼女の表情は暗くなっている。

「やあ、サリー。」深呼吸。「クリアランスカードを借りれるか?」

File Deleted.

Yep. You're right. That is the single worst thing you've ever written. You need to get some research done on this so that you can write something that's vaguely presentable, at least. No need to draw this out for any longer than needed. Let's get this over with.

You grab the file again and start typing. It doesn't take you very long to realise that really, your mind is too numb to have a single clue as to what you're doing. All the evidence you have to go on is a photograph. You haven't even seen it — that's going to need to be corrected. You save your work, get up and leave your office. You're on autopilot at this point — not thinking, just doing, just wallowing in your exhaustion. You make your way down corridors and past offices until you get to the pre-containment sector.

It takes you a few minutes to find the cell that SCP-3939 is being kept in. There's a little card scanner next to the door. You check your pockets — sleepily at first, but it soon rises into a frantic panic — but you don't have your card.

"FUCK!" you shout, not caring who's listening. You speed-walk all the way back, past your office, all the way to the shitty little office that Carlos and Sally are sharing for this project. You knock on the door, and step inside before you get an answer. Sally is sat at her desk. She spins around in her chair to see you. Her screen is dark.

"Hi, Sally." you breathe. "Can I borrow your clearance card?"

「私のクリアランスカード?いくつかの部屋に入るのに使うけど。あなたのものは何処?」

「多分家だ。分かってる。すぐ返すから。3939のセルに入らないといけない。」

しばらくして、気が進まないながらもあなたにカードを渡す。かろうじてお礼だけは言い、急いで保管セルに戻る。

サリーのカードをスキャナーにスキャンする。小さな赤いライトが緑になり、カチッという音がしてドアが開き始める。

あなたは目を閉じる。

見ようともしない。見るつもりはない。何も感じるつもりはない。ただ、観測するだけ。5秒だ。それ以上でも、以下でもない。あなたにはやるべき仕事があって、これは時間を無駄にしているからだ。

"My clearance card? I need that to get into things. Where's yours?"

"At home, probably. And I know. You'll have it back soon. But I need to get into 3939's cell."

After a long, reluctant moment, she passes you her card. You rush back to the holding cell, barely taking the time to thank her.

You scan Sally's card against the scanner. A little red light becomes green, you hear a single click, and then the door begins to slide open.

You close your eyes.

You're not going to look. You're not going to see. You're not going to feel. You're only going to observe. Five seconds. No more, no less. You have work to do and this is wasting your time.


あなたは目を開ける。

5。

四角い部屋。コンクリート。明るい照明。2つのストリップライト、1つは以前と同じように点滅する。

4。

台座。石。高さ約1メートル。上に座った蓄音機。

3。

真鍮のホルン。大きい。あなたのほうを向く。

2。

木製の土台。黒く、豪華。八角形。HMVロゴ。

1。

レコード。黒。回転。掘り続ける針。損傷なし。音楽なし。

0。

You open your eyes.

Five.

Square room. Concrete. Brightly lit. Two strip lights, one flickering, same as before.

Four.

Pedestal. Stone. About a metre high. Gramophone sat on top.

Three.

Brass horn. Big. Pointed directly at you.

Two.

Wooden base. Dark, luxurious. Octagonal. HMV logo.

One.

Record. Black. Spinning. Needle digging in. Undamaged. No music.

Zero.

もう一度カードをスキャナーに押し付けると、ドアがスライドして閉まる。時間を無駄にしないよう、オフィスに戻って、椅子に座り、文書に戻る。見たものを入力する。頭の中がすっきりしていて、余分な情報もない。何も考えずに入力する。集中をいつもの思考で塗りつぶすこともない。

入力が終わったら、動きを止める。あなたはそれを素早く読む — バッチリだ — そして公開ボタンをクリックする。

まだやるべきことがある。答えるべき謎はまだ。第一に、なぜこれは異常なのか?

調べに行く時間だ。

You press your card against the scanner again and the door slides shut. Wasting no time, you make your way back to your office, take a seat, and get back to the document. You type what you saw. It's fresh in your head, and there's no extra information. You type without thinking. Can't have normal thoughts contaminate the focussed ones.

After you finish typing, you stop. You give it a quick read — it's fine — and hit Publish.

There's still more work to do. More questions to answer. Foremost: why is it anomalous?

It's time to go and find out.



Let's go!

…to get coffee.


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