SCP-XXX-JP 犬派

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその規模のために間接的な収容が行われます。警備などの名目で██県██市██町内に常時複数名のエージェントを待機させ、SCP-XXX-JP-Aを発見した人間に対し速やかに記憶処理を行います。また、ペットショップ等でイヌを購入した町民に対して記憶処理を行うことで、SCP-XXX-JP-A個体の増加を防ぎます。

説明: SCP-XXX-JPは██県██市██町に指定されている地域内で不定期に発生する、イヌ(Canis lupus familiaris)に関する複合的な異常現象です。SCP-XXX-JPが発生したイヌはSCP-XXX-JP-Aに指定されています。

SCP-XXX-JPは██町に居住している人間の手によって町内で飼育されているイヌに対してのみ発生し、野性化しているイヌや町外から持ち込まれたイヌに対してSCP-XXX-JPが発生した事例はありません。特筆すべき点として、██町ではイヌ以外の動物が飼育された事例が記録上存在せず、イヌ以外の飼育されている動物に対してSCP-XXX-JPが発生するかどうかについては未検証です。 これについての実験が行われました。詳細は実験記録を参照してください。

SCP-XXX-JPが発生した場合、SCP-XXX-JP-Aは約6か月の期間を経て徐々に透明化し、最終的に視認を含むあらゆる直接的な干渉が不可能になります。しかし、イヌのDNAを含む唾液や糞便などの排泄物が発見される、イヌの吠声が聞こえるなどのイヌが存在している痕跡は透明化が完全に終了した後も認識が可能です。この異常性について町内の人間は影響を受けず、SCP-XXX-JP-Aに対し異常性が発現するより前と同じ振る舞いを見せます。

SCP-XXX-JPは配達サービスにより██町に派遣された配達員により発見されました。SCP-XXX-JPの発見がここまで遅れた理由として、地域の規模が小さく犬を飼っている家庭が少なかったことや██町が都市部から大きく外れた位置にあり閉鎖的かつ隔離的な地域であったことが挙げられます。住民への聞き取り調査を行った結果、発見当時町内の住民はSCP-XXX-JPを認知しておらず異常性の起源や原因についての情報は得られませんでしたが、イヌ以外の動物を飼うことに対する忌避感・嫌悪感については全ての住民に共通していました。

実験記録: 町内でイヌ以外の動物を飼育した場合に発生する現象についての調査が実施されました。調査はエージェント・██の戸籍を██町に住居を持つような形に編集し、生後1年程度のネコ(Felis catus)を飼育させる形式で行われました。エージェント・██は実験に対し明確に忌避感を抱き精神的な不調を訴えたため、必要に応じてカウンセリング等の処置が施されました。

実験開始後3か月経過時点でネコがSCP-XXX-JPに曝露したことが確認され、その後は概ね予想される通りにSCP-XXX-JPが進行したため、実験に用いられるネコはSCP-XXX-JP-Bに指定されました。エージェント・██はその間SCP-XXX-JP-Bの視認に成功していましたが、SCP-XXX-JPの進行とともに精神状態の悪化を訴え、最終的に重度のうつ病に近い症状が発生しました。この症状について初期は抗うつ薬などを用いた治療は一定の効果を示しましたが、最終的にはほとんど効果が見られませんでした。

SCP-XXX-JP-Bへの完全な干渉の不可能性が実証され2日経過した後、エージェント・██が消失しました。また、それに伴い周辺住民への聞き取りを含む複数の調査を行いましたが、SCP-XXX-JP-B及びエージェント・██の行方は把握できていません。エージェント・██に関する有意な痕跡は発見されませんでしたが、現場からは唾液と推定される液体1が大量に検出されました。現在、この消失現象はインシデントXXX-JPに指定されています。

補遺: SCP-XXX-JP-A群への定期的な検査から、全てのSCP-XXX-JP-A個体の唾液に含まれるDNAに通常のイヌと同定できない程度の大規模な変化が検出されました。複数回行われた検査において、この変化について通常行われると考えられるDNA修復が発生していないことが判明しています。この調査結果を受け町民に対し再度SCP-XXX-JP-A群の外見に関するインタビューを行いましたが、全ての回答において外見に以前からの変化は見られないと主張されました。

変化の詳細は不明ですが、特異的な遺伝子的突然変異が多発している点や変化が検出されたタイミングがインシデントXXX-JPの発生と重なっている点から、インシデントXXX-JPによりSCP-XXX-JP-Aに何かしらの影響が与えられた可能性が高いと考えられています。今後SCP-XXX-JPの異常性が予測できない変化が発生するのを避けるため、SCP-XXX-JPに対する実験は予定されていません。


scp jp



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執筆者: SuamaX
文字数: 2587
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批評コメント: 2

最終更新: 03 Jul 2021 17:17
最終コメント: 03 Jul 2021 01:54 by SuamaX

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