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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは耐熱機能を搭載した低危険物収容ロッカー内に保管されます。SCP-XXX-JPを取り出す際は必ず耐熱性能を持つ衣服を着用します。また、SCP-XXX-JPは必ず対認識災害フィルターを通してのみ視認されます。
説明: SCP-XXX-JPは不明なエネルギー供給の元常に約150℃を保っている陶器製のマグカップです。SCP-XXX-JPからの熱伝導は通常の物理法則に従って行われますが、SCP-XXX-JPの温度が下がることがないために通常よりも速い速度で熱伝導が行われます。
SCP-XXX-JPには副次的な異常性として軽度の認識災害効果を有しています。SCP-XXX-JPを視認した人間はSCP-XXX-JPを非異常性のコップであると認識し、前述のSCP-XXX-JPの異常性によって発生した化学変化及び状態変化の認知が不可能になります。この効果の適用範囲は視覚のみに留まらず、全ての五感とSCP-XXX-JPに関する記憶が含まれます。この認識災害は記憶処理により除去可能です。
発見経緯: SCP-XXX-JPは高知県██町で河内 美穂氏が緊急搬送され、その後死亡した事件をきっかけに発見されました。診断の結果、死因は以下の複数の致命傷によるものであると推定されています。
- 両手と顔部分を主とした広範囲のIII度の熱傷
- 気道に発生した浮種に起因する気道狭窄
- 皮膚の剥離による出血多量
当初はその死体の状態から美穂氏の息子に当たる河内 卓也氏による家庭内暴力が疑われていましたが、熱刺激による脊髄反射が発生した形跡がないことから、明らかに死体が不自然であるとして同病院内で勤務していたフィールドエージェントにより財団に通報されました。現在では事後処理としてカバーストーリー"脳卒中"が適用されており、SCP-XXX-JPは回収されています。
当初その異常性から捜査は難航しましたが、河内氏の自宅のリビングに設置されていた防犯カメラに残った映像から、美穂氏の死亡にSCP-XXX-JPが関与していることが示唆され、SCP-XXX-JPの認識災害的性質が判明しました。以下はその映像記録を抜粋したものです。
映像記録XXX-JP
補足: この映像記録は河内氏の自宅のカメラの映像のうち、2019/07/24 19:13からの約20分間の部分を書き出したものである。
<記録開始>
[]
<記録終了>
映像記録及び卓也氏への聞き取り調査から、2019/07/23の時点ではマグカップに異常性は存在せず、2019/07/24に後天的に異常性が付与されたか、もしくはSCP-XXX-JPとすり替えられたと推測されています。
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- portal:5585175 (02 Feb 2020 16:56)
なるほど、薄味さですか……
一応この記事の狙いとしては被害が拡大していく様というより悲惨な状況になってるのにそれに誰も気付いていないというアンバランスさに重きを置いたものですので、被害を拡大させるというよりはより映像記録を詳細に書く方で改稿を検討してみます。
確かに耐熱ロッカーで十分ですね、修正します。
これについてはちょっと良く意図がわかりませんでした……。麦茶は確かにSCP-XXX-JPに注がれましたし、それにはSCP-XXX-JPの異常性は介在していません。
一応数秒持つくらいなら致命傷にはならないかな?と思い意図的に外しています。
ただ、違和感が先行するようであれば改稿時に組み込むことも検討してみます。
現状DVです。映像記録で悲惨さを強調するのは良いと思うのですが、如何せんその映像記録の内容が薄すぎると感じました。オブジェクトが「ただ熱いコップ」ですので違和感無く被害を拡大させるのは難しいとは思いますが……。(この下書きに隠された要素があるなら申し訳ないです)
気になった点↓
以上です。
不具合につきリプライという形でない返信となることをお許しください。
そうですね……。実験記録を詳細に書く方針で改稿を行ったのですが、逆に情報の密度が減ってしまい逆効果だったかもしれません。
現状では改稿案が思いつかないため、いったん批評を中断してじっくり構成を練りたいと思います。
これに関しては、本文中で「2019/07/24の時点で後天的に異常性が付与された」と書いてあるように、ある時点で異常性が付与されたと想定しています。違和感の元になるようであれば何らかの形で設定を変更したいと思います。
150℃程度のものを数秒触る程度なら張り付かないかと思ってましたが、普通に握りしめてたら張り付くこともありそうですね。改稿の際はそれも要素に盛り込んでみます。