Blueland-18--953b

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは収容不可能です。SCP-XXX-JP-Aによってその存在は広く社会へ公開されますが、20分後に続くSCP-XXX-JP-Bによって隠蔽されるため、現時点では収容の必要はありません。

説明: SCP-XXX-JPはミーム性を有した放送電波です。これは連続する2種類からなります。（それぞれSCP-XXX-JP-A, Bと呼称します）

SCP-XXX-JP-A, Bは未知の手段により発生しており、突然「空間に出現する」ように観測されます。その発信源の特定には至っていません。発信源の特定は不可能であると結論付けられました。

SCP-XXX-JP-A,B共に超短波から長波のバンド帯が用いられており、その電波はほぼ全世界に存在する受動的電波装置で確実に受信されます。またその内容は乱れることはほぼありません。

SCP-XXX-JP-Aの内容は致死性のミーム災害です。また、SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JP-Aの対抗ミームです。

すべての財団職員はSCP-XXX-JP-Aの視聴より1時間以内にSCP-XXX-JP-Bを視聴しなければなりません。これを拒否する場合、または記憶補強を試みるなどした場合は、即座の解雇、終了の対象となります。
閲覧には、セキュリティクリアランスレベル4/12355Ａが必要です。

〈実験記録1〉

〈方法〉
D-6380に記憶補強剤を投与した上で、録音されているSCP-XXX-JP-Aを視聴させる。

〈結果〉
一時間後、[削除済み]。サイト-81██のほぼ8割の資源と人員が失われ、サイト-81██の跡地は強力な反ミーム的作用によって認知できなくなった。

〈終了報告書〉
危険すぎる。対抗ミームが無ければ既に人類は消滅していただろう。

〈実験記録2〉

〈方法〉
D-36293に録音されたSCP-XXX-JP-Aを視聴させ、その後Eクラス記憶処理を行った。

〈結果〉
1時間24分後、記憶処理の影響から脱して[削除済み]。サイト-81██は地形ごと消滅し、近隣の半径██km内に存在する市区町村が攻撃を受けて█████人が死亡した。

〈終了報告書〉
実験は凍結する。これはまさに大禍津日神のような存在である。関わりを持つな。 -日本支部理事若山

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