召天するほど甘いチョコムース

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アイテム番号:SCP-XXX-jp

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-jpは通常の人型実態収容室の中に置かれた普通の皿の上に収容し、普通の職員と同等に扱ってください。それ以外の警備は特に必要ありませんが、摂取する際は必ず本人に許可を取ってください。担当職員並びにサイト管理官は1年ずつ交代してください。SCP-XXX-jpに接触する際はサイト管理官に許可を取ってから担当職員に申請してください。必ずカレンダーを一日に一回確認し、その日あった出来事を思い出して、その日あった出来事と記録、および時間認識の齟齬を他の職員との間で確認してください。

説明:SCP-XXX-jpは皐月山史門研究員です。本人の認識では、1932年に生誕し、27歳で蒐集院に所属、その後財団に来たことになっています。彼の特異性の一つは彼自身が何の変哲もない”チョコムース”に見えることです。”チョコムース”は、不明な化学物質で構成化学的に見ても何の変哲もないチョコムースであり、人体に悪影響が無い事も確認済みです。この”チョコムース”を摂取した人間は例外なく幸福感を覚え、能力が向上します。そのため、皐月山研究員が消滅しない範囲における接種は現在推奨されています。

補遺1:2012年のサイト81██崩壊事故にSCP-XXX-jpが関係している可能性があります。直ちに摂取者すべてを終了してください。

補遺2:補遺1に記録されているインシデントXXX-jpのレポートを参照してください。SCP-XXX-jpのEuclidへの昇格を打診します。摂取はこれ以降禁止されます。

インシデントレポートXXX-jp 日付:1971年3月9日 執筆者:█博士

下に示すインタビュー記録により、SCP-XXX-jpは自らを摂取させることにより、その意識をIJAMEA並びに未確認のGOI-フォーマットの構成員と入れ替えていることが明らかになりました。また、そのほかにもこのSCP-XXX-jpが「我々の知る」皐月山史門研究員であることを示唆しています。現状以上の警備は必要ないと判断しました。なお、財団のアーカイブを洗いなおした結果、皐月山史門研究員なる人物は発見されませんでした。

インタビューXXX-jp 日付:1971年1月3日 インタビュアー:█博士
内容:一時的にアルミニウム合金で構成された箱の中にSCP-XXX-jpを置き、のぞき穴を通して会話を行った。なお、互いの様子は常時カメラで撮影している。

[インタビュー開始]

SCP-XXX-jp:やあ、█博士。今日は一段と暗い部屋だが、どうかしましたか?

█博士:SCP-XXX-jp、貴方を摂取した影響について、貴方が知っている限りのことを話してください。

SCP-XXX-jp:(露骨に嫌そうな動きをして)その呼び方はやめてほしいな。

█博士:善処します、SCP-XXX-jp。

SCP-XXX-jp:(ため息をついて)やれやれ、無駄だったようだ。まあ、貴方がそういう人だったというのは、貴方の下で働いていた時にいやというほど知りましたがね。

█博士:感謝します。いつも通りの貴方なら早く話してください。

SCP-XXX-jp:そうですね…。私が私を摂取した人間について知っているのは、私を通して対象が「解放」されることぐらいです。そのために、自身の化学的な変化を誘導して味を向上させたぐらいですから。

█博士:その「解放」について詳しくお願いできますか?

SCP-XXX-jp:まあ別に隠しているわけではないので。私を摂取した人間は、私を摂取することにより、ある種の快楽物質が脳内に放出されます。その影響で、対象は私の精神世界に侵入が可能となります。後は希望者をそのまま解き放てば、無限の快楽を享受できます。

█博士:その間の肉体はどうなるのでしょうか。

SCP-XXX-jp:中々鋭いところを突いてきますね。実は、私の協力者が、なんと何の見返りもなくその間の肉体の管理を受け持ってくれるように話がついています。彼らによれば、その間の肉体は睡眠と同じようなものらしく、「解放」された後は速やかに元の生活に戻れるみたいです。

█博士:なるほど。では、その何者かについて教えてください。

SCP-XXX-jp:いや、彼らが藤藤藤製作所さんとうせいさくしょと書かれたつなぎを来ている事ぐらいしか知りませんね。私をあなたの飼っている犬が食べつくしてしまった時、あそこで意識が覚醒したのですが、すぐに元の場所に戻されたので。

█博士:ふむ。では、このような模様に見覚えは?(端末にIJAMEAの紋章を投影する)

SCP-XXX-jp:ああ、IJAMEAか。向こうで意識が覚醒したとき、この模様が入った腕章をつけている人と話している様子でしたね。

█博士:なるほど。では、昨年にIJAMEAが財団施設を襲撃した際、貴方を摂取した人間が襲撃に参加したことを知っていますか?

SCP-XXX-jp:心外な。この皐月山史門が財団に敵対するとでも?まったく、貴方の上司なんですから、多少は上司を把握しておいてください。

█博士:これは申し訳ない。

SCP-XXX-jp:まったく、貴方は何年ここで働いているんですか。私の下についてからは今年で二年目ですよ。

[インタビュー終了]

結果:早急に摂取を中止し、SCP-XXX-jpの権限を強化する必要がある。オブジェクトクラスの降格を了承

補遺3:█博士はサイト管理官の判断により1年間の休養が与えられました。オブジェクトクラスの変更はありません。接種は許可されました。

補遺4:全ての一年以上継続して接触のある職員は終了ないし左遷してください。彼の人となりを知ることでそれは始まってしまう。カレンダーは常に最新のものに。彼は常に心に潜んでいますから。


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