飯落の提言「神格実体」
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5/001-JP LEVEL 5/001-JP

CLASSIFIED

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Item #: SCP-001-JP

Object Class: Explained/Keter Maitreya

特別収容プロトコル: セキュリティクリアランスレべル-5/001JPを持たない職員へ報告書は公開されません1
SCP-001-JPの発生を防ぐため、また、新たなSCP-001-JP-Aが発生していないことを確認するため、機動部隊ガンマ-ゑ-5が全世界の神格に関連する情報を精査します。下記のいずれかを確認した場合には即座に日本支部理事会とO5評議会へ通達されます。

SCP-001-JP:要対処事案

  • SCP-001-JPの民間人による発現
  • SCP-001-JPの要注意団体による発現
  • SCP-001-JPについてのあらゆる情報
  • 未確認のSCP-001-JP-A、もしくはその痕跡

現存するSCP-001-JP-Aを収容するため、プロトコル・ラグナロクを継続中です。プロトコルの完遂によるオブジェクトの完全な収容には約40年が必要であるため、SCP-001-JPはMaitreyaクラスに分類されました2。詳細は補填2を参照してください。

[レベル-5/001JPクリアランス認証済み]

説明: SCP-001-JPは人類の集合意識により現実性3が上昇する現象です。物体もしくは生命体(以下、“実体”)が、一定数の人類に「人類より上位の存在である」と明確に認識された場合、SCP-001-JPが発現します。認識された実体(以下、“SCP-001-JP-A”)は、実体を上位存在と認識している人間(以下、“信仰者”)の人数と比例して現実性が上昇します。結果として、人類などの知性体がSCP-001-JP-Aに変化した場合、実体は意識的に現実改変能力を行使することが可能となります。意識を持たない物体がSCP-001-JP-Aに変化した場合、現実改変は信仰者の認識によって指向性を持ちます。

SCP-001-JP-Aの現実性が86.0Hmを上回った場合、実体は自身の現実性を現実改変能力によって維持することが可能です。これらのSCP-001-JPは信仰者を必要とせず、その現実改変能力の高さから財団が認知することも困難です。しかし、SCP-001-JPにより現実性を86.0Hmまで上昇させるために必要な信仰者数はおよそ5000000以上と算出されるため、プロトコル・ラグナロク継続中の現在、新たに86.0Hm以上の現実性を持つSCP-001-JP-Aが発生する可能性は考慮しなくて良いものとされています。

SCP-001-JP-Aへと変化した実体の現実性は、「人類より上位の存在ではない」と認識している人類(以下”否定者”)の人数と比例して低下します。否定者数が信仰者数を上回った場合、SCP-001-JP-Aの現実性は1.0Hmを下回ります。これによりSCP-001-JP-Aは瞬間的に非常に限定的な範囲の現実性希薄領域へと変化し、“現実性希釈”イベントにより物質的存在を失います。この時、現実性希薄領域に多数の信仰者のSCP-001-JP-Aに対する共通認識が集中することで、SCP-001-JP-Aを中心とした現実改変が発生します。この現実改変は信仰者数に比例した規模を持ちますが、殆どの場合信仰者はこの現在改変を制御できず、結果として信仰者数に比例した規模の、現実改変による周囲への被害を齎します。

人類の意識により発生する性質上、殆どの場合SCP-001-JP-Aは特定の集落や集団が信仰者として機能する事で発生・存在しています。よって、SCP-001-JP-Aの現実性が1.0Hmを下回ることによって発生する破壊的現実改変は、信仰者を中心とした民間人に被害を齎します。この現実改変を防ぐには、現実性が1.0Hmを下回ると同時にSCP-001-JP-Aの周囲の現実性をスクラントン現実錨で固定し、SCP-001-JP-Aの現実性が希釈されるまで信仰者による現実改変を妨害する必要があります。

財団による発見前から宗教及び信仰対象として世界に存在していたため、SCP-001-JPは長期にわたって財団に発見されず、発生したSCP-001-JP-A群のみが異常存在・現実改変能力者として収容・破壊されていました。しかし、SCP財団日本支部の設立時に蒐集院と合同で行われたSCP-████-JPへの調査からSCP-001-JPを発見、対策のためO5評議会-日本支部理事会合同会議が開かれました。会議の結果現在の報告書と、SCP-001-JPを専門とする「機動部隊ガンマ-ゑ-5(“無神論者”)」の結成が行われました。その後、セキュリティクリアランスを持たないO5評議会メンバー、日本支部理事には記憶処理を行いました。

SCP-001-JPの異常性と現実性の関連は、2005/██/██、スクラントン現実錨の開発に伴う、現実性の測定方法・現実改変への対抗手段の確立から判明しました。異常性の詳細が判明する以前のSCP-001-JPへの対応は旧リビジョンを参照してください。

補填1: 関連オブジェクト・要注意団体

以下に記されているのはSCP-001-JPに関連するにも関わらず、プロトコル・ラグナロクの適応外であるオブジェクトと、SCP-001-JPに関連する要注意団体です。

名称 概要及び対応
SCP-████-JP SCP-001-JP-A実体群です。実体の正確なHm値や能力は不明ですが、現在日本国全域における現実性の維持を行なっていると考えられています。[セキュリティクリアランスが不足しています]対抗ミームの開発及び完全な無力化は2048年を予定しています。
SCP-343 現実性が86.0Hm以上であるため、自身の現実性強度を現実改変により維持可能である実体です。そのため、信仰者により現実性が上下しません。SCP-343が無害であることも加味し、プロトコル・ラグナロクの適応外とされています。
SCP-3004-1 現実改変によりSCP-3004及びSCP-3004-2を発生させ、能動的に信仰者の増加を図る、規定現実外に存在する実体です。自身をキリスト教の傘下において崇拝される神格と定義しているため、プロトコル・ダムナティオ・アド・ベスティアスにより、歴史上からキリスト教の記録を完全に抹消する事で無力化します。しかしながら、プロトコルにより無力化されるSCP-001-JP-Aは現在SCP-3004-1を含め71体存在しており、プロトコルの実施はSCP-001-JP-Aの同時多発消失を発生させます。これによる被害を防ぐため、プロトコルの実施は無力化される実体を5体以下に抑えた上で、2028年に行うことが決定されました。
SCP-804-JP-2 若いコーカソイド系女性の外見をした人間型実体です。キリスト教から派生したSCP-001-JP-Aであると見られているため、プロトコル・ダムナティオ・アド・ベスティアスによって無力化される5体のSCP-001-JP-Aのうちの1体に指定されています。
SCP-1343-JP 自身の周囲の、自身が異常とみなす全ての存在を消失もしくは無力化させる現実改変能力を持つ実体です。財団の収容前、信仰者を否定者数が上回っていましたが、当時のSCP-1343-JPの現実性は1.0Hmを下回っていませんでした。これはSCP-1343-JPが先天性の現実改変能力者であり、SCP-001-JP-Aへと変化する前から高いヒューム値を持っているためと推測されます。実体の現実改変能力からSRAによる封じ込めは不可能ですが、信仰者数の少なさから消失時に被害が発生する可能性は低いため、SCP-1343-JPはプロトコル・ラグナロクの適用外です。
SCP-4971-▽ 計測不可能な現実改変強度を持つ4実体。SCP-4971-▽がSCP-4971の入口を突破した場合、実体を収容する手段は存在しません。実体をプロトコル・ラグナロクによって無力化するために必要な否定者数は30億人以上と算出されるため、SCP-4971-▽はプロトコル・ラグナロクの適応外です。
境界線イニシアチブ 複数の宗教団体により発足された正常性維持機関であり、SCP-001-JP-Aを複数所持しています。境界線イニシアチブが宗教を主軸としているためプロトコル・ラグナロク遂行により衰退していくことを踏まえ、境界線イニシアチブが所持するSCP-001-JP-Aには団体の衰退後にプロトコル・ラグナロクを実行します。
Gol-0051 (“SAPHIR”) あらゆる異常存在・宗教を否定し攻撃する団体です。SAPHIRはその理念上、SCP-001-JP-Aへの積極的な攻撃、宗教の否定による否定者の増加をもたらします。プロトコル・ラグナロク遂行のため、機動部隊ガンマ-ゑ-5(“無神論者”)は監視中のSCP-001-JP-Aと接触したSAPHIRを現場判断で殺害することを許可されています。
GoI-8189(“トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション”) 現実性86.0Hm以上のSCP-001-JP-Aのみで構成された、SCP-001-JP-Aを顧客として想定した商業行為を行う要注意団体です。Gol-8189はベール政策に一定の理解を示しており、Gol-8189との交流・協定によりSCP-001-JP-Aを間接的に監視するプロジェクトが進行中です。

補填2: プロトコル・ラグナロク

SCP-001-JPのExplainedクラス割り当ては、SCP-001-JP-Aの無力化方法が確立されたことから無効とされました。全SCP-001-JP-Aを収容・無力化するため、O5-4によりプロトコル・ラグナロクが提言され、これは全会一致で承認されました。それに伴いプロトコル・イースターは廃止され、O5評議会、日本支部理事会、機動部隊ガンマ-ゑ-5隊員へのレベル-5/001JPクリアランスの割り当てが行われました。

提案 #001-81β プロトコル・ラグナロク

発案者: O5-4

手順概要: 信仰者数10000以上かつ消失時に民間に被害が発生するSCP-001-JP-Aを機動部隊ガンマ-ゑ-5(“無神論者”)が監視します。
監視中であるSCP-001-JP-Aの現実性が1.50Hmを下回った場合、対象を「要対処現実改変者報告書」としてセキュリティクリアランス1以上の職員に一斉公開、同時に機動部隊ガンマ-ゑ-5(“無神論者”)が対象を包囲する形でスクラントン現実錨を配置します。対象の消失が確認された後、スクラントン現実錨を回収します。


賛成意見: 5名

SCP-001-JP-Aを銃火器等で無力化することは、実体の現実改変能力により困難である。そのため実体の無力化に否定者の増加による消失を利用する。否定者の数を財団職員のみで増加し、そのタイミングでスクラントン現実錨を使用するこのプロトコルは、スクラントン現実錨の大量生産が困難であることと、SCP-001-JP-Aの総数が非常に多いことから最も慎重でありリスクが少ない。
-O5-4

イースター・プロトコル自体が、SCP-001-JP-Aという現実改変実体を野放しにする危険な賭けである。SCP-001-JP-Aを収容する、ただ財団の理念に従うのみだ。
-日本支部理事“鵺”

プロトコルに賛同します。
これまで行われていたイースター・プロトコルは、SCP-001-JP-Aを保護するためのものです。よって、SCP-001-JP-A——神格とされた実体が、たとえどれだけ被害を出そうと、我々は未だ蔓延る、いつか同じような被害を出すであろう神格実体には目を瞑り、事後処理をすることしか出来ませんでした。1997年のインシデントで、私は妻と息子を亡くしました。しかしヒューム値を把握し、操作する機器を手にした今は、別の選択ができます。我々はSCP-001-JP-Aを、被害を起こす前に異常存在として安全に無力化することができます。
人類に、もはや神は必要ありません。

-機動部隊ガンマ-ゑ-5(“無神論者”)

反対意見: 0名

ラグナロク・プロトコルの完遂、またそれによる全SCP-001-JP-Aの無力化は、2051年1月を予定しています。


予定タグ: scp-jp 001提言 esoteric-class saphir ttt社 K-クラスシナリオ 宗教 現実改変



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