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アイテム番号: SCP-2661-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2661-JPはサイト-8101の低危険物収容ロッカーに収容されます。
説明: SCP-2661-JPは製造年月・製造者不明のデジタル表示式ストップウォッチです。経年劣化とみられる損傷が見られますが、問題なく動作します。"Department of Abnormalities"1という文章が彫られている以外に装飾はありません。
SCP-2661-JPの内部構造には財団が開発した技術が使用されており、耐用年数は200年を上回ります。しかし、財団が同様のストップウォッチを作成したという記録は存在しません。
SCP-2661-JPは2010/4/3、動作している状態でサイト-01に出現しました。出現時点での経過時間表示は"00:00:00"でしたが、出現と同時に自発的に計測を開始しました。出現時対象の表面からはアルコールとヒトの血液が検出されたことは特筆すべき点です。対象が出現の21分後に消失したため、この時点で詳細な調査は行われていません。
SCP-2661-JPは2014/1/14、サイト-8101に再度出現しました。出現時の経過時間表示にはアルファベットで"TIRED"が表示されていましたが、21分後に"00:00:00"に変化し、それ以降経過時間表示は変化していません。SCP-2661-JPは2010/4/3時点より激しく劣化しており、内部構造にはセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)の綿毛が挟まっているのが確認されました。現在まで消失せずに同サイトに収容されています。
時間異常部門の調査によりSCP-2661-JPの出現は多元宇宙間の移動と判明しており、現在対象がそれに類する異常性を保持しているか調査中です。異常性を有さないことが判明した場合、SCP-2661-JPはAnomalousオブジェクトとして再分類されます。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5526847 (09 Aug 2019 13:25)
「時間遡行するストップウォッチ」という部分だけでも、示唆されたtaleは十分に想起されました。ただ、個人的に「ああ、あのtaleのストップウォッチなんだなあ」以上の感情が出てこず、また怪奇部門要素もシンプルな記事とそう書いてあるという部分だけに留まっていると感じられました。自分としてはNVよりのDVといった感じです。
思い付いた事としては、一般的に特定のオブジェクトを描写するtaleには元の記事にはない要素があるべきだ、という話の逆で、この記事にも元のtaleにはない要素が描写されるといいかもしれません。例えば、ストップウォッチと共に出現して置いていかれる物品があり、その出現物と出現地のリストからストップウォッチの持ち主の過去を振り返る様にウォッチが移動している事が察せるような構成にし、オチでストップウォッチと一緒に飛んできたものがタンポポのお酒だった…みたいにすると、怪奇部門の懐古的な要素とも合うと思うのですが如何でしょうか?
拝読しました。
「怪奇部門らしさ」という曖昧かつ個人的な評価基準を使いたくはないんですが、怪奇部門関連作品には必要なものであると思うため使わせていただきます。この理由により、以下の批評がかなり個人的な意見になってしまうことを先に謝罪しておきます。
結論から言えば、この作品に怪奇部門らしさは感じられません。怪奇部門とは「記録には無いものの財団がかつて有していたとおぼしき部門」であり、以下の要素を主要なものとして含むと私は考えます。
1つ目に関して言えば、「タンポポのお酒」という明確な元ネタがある以上ある程度は達成できていると思います。しかしながら、現状は2つ目における「本質」が極端に元ネタそのままである点がマイナスポイントに思います。単に「実はこれが隠されていました」だけでは(自分も好きな手口なので感じるんですが)あまり良い評価を得ることはできないでしょう。
3つ目についてです。これは私が怪奇部門作品によく感じるものの1つですが、怪奇部門作品の多くは「既に終わってしまったものへの哀愁/郷愁を感じさせるもの」であると思います。例として、怪奇部門のスタート地点たるSCP-3790は無人の廃墟であり、またSCP-3220やSCP-4182(作中で明言されているわけではありませんが作者さんは意識されたそうです)もほぼ同様です。勿論「無人の廃墟が怪奇部門の本質である」わけではありませんが、それを踏まえると現状「既に終わってしまったもの」というのは満たしているものの、「それへの哀愁」を表現しきれていないように感じました。R-00Xさんの仰るように、新しい要素が無いのもそれを引き立たせてしまっているように思います。
先ほど述べた通り、これはあくまで私の考える「怪奇部門らしさ」に則った批評です。ですので、上記の批評を無視することも自分は全く問題ないと考えます。ただし、その時はmeshiochislashさんの考える「怪奇部門らしさ」を全力で突き詰め、表現しなければならないと思います。
お二方、批評ありがとうございます。
まず、元となるtaleそのままである、という点は確かに問題点だと思いますので、ここの改善をメインに考えていきます。
「怪奇部門らしさ」についての問題ですが、個人的に基軸をストップウォッチから変えたくはないので、廃墟にはしないと思います。しかし現状で哀愁/郷愁の雰囲気が足りていないというのはその通りだと思いますので、そこの改善は行うべきだと考えます。これは怪奇部門らしさ以前に面白さの面でも問題だと思うためです。
全体的に構成を変え、理想としては元が分からなくても面白いレベルまで押し上げていきたいです。
上で触れられている通り、元のTaleの域を出られていないと感じました。
TaleからSCPの輸入ならば、前日譚か後日談のどちらかの発展は欲しい所です。
恐らく大幅な改稿になると思うので誤字の指摘は強く違和感を覚えた個所のみに留めます。
「みられる」が音で重なっており、脳内で発声すると違和感があります。
主語にあたる部分が長くなりすぎているため、「特筆すべき点として」から始めることをおすすめします。
批評ありがとうございます。やはり元taleからの発展は必要に思うので、コンセプトから大幅に改稿を行おうと思います。