最終回

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  走る。

背後から迫るのは、十を超える寿司。カリフォルニアロールやハンバーグを初めとした「邪道」とされてきた寿司の群れ。じわじわと距離を詰めてくるそれから逃げ続けるのに、タカオは限界を感じていた。

(一か八か、立ち向かうしかない……!)

止まって振り返り、サルモンを構える。絶体絶命、だけどスシブレーダーとして、諦めるわけにはいかない!

「三、二、一、ヘい  

「タカオ君!」

サルモンを放とうとしたまさにその時、上空から聞き慣れた声がした。ヘリコプターが飛んできている。

「浜倉さん!」

財団エージェントの浜倉喝破。ヘリから身を乗り出す彼の手を掴み、ヘリコプターに引き上げてもらう。すぐさま、地面から飛んでくるスシの追撃を避けるためヘリは高く飛ぶ。ひとまず、振り切った。

タカオは安堵の息を吐きながら、これまでのことを思い出す。


スシの概念が崩壊してから、半年。世界は今、混乱の最中にある。

あらゆるものがスシとして握られるようになった。それはある意味ではスシの自由と言えるかもしれない。だが収束したスシの可能性は人類に大きな傷を残した。あらゆる武力はスシに敗れ、あらゆる娯楽はスシに淘汰され、ついにはスシを回せぬ者への迫害すら始まった。もはや法律など意味はなく、スシブレードが強いものだけが生き残る世界。

言うならば、スシの世紀末。

この混乱を止められなかったタカオはそれを悔やみながら、この世紀末で戦いながら逃げ延びていた。そんなある日、浜倉から突如手紙が届く。アメリカへ来るように、とだけ書かれたそれを頼りに、タカオは船に乗り、ついにアメリカまでやってきたのだ。


「浜倉さん。それで、なんでアメリカに?」

「ああ。この状況の打開策が見つかった。だが、それには君の力が必要だ。手伝ってくれるかい?」

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