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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP海域外を財団保有の船舶であるSCPSさざなみが巡回、一般船舶の海域内侵入を防ぎます。さざなみに搭載された無線LANジャマーにより、海域外でのSCP-XXX-JPの発信する無線との接続を妨害します。
SCPSさざなみの乗組員は常時SCP-XXX-JP-2を監視し、異常がないか確認します。
説明: SCP-XXX-JPは太平洋、日本の領海内に存在する1×1kmの海域です。SCP-XXX-JP海域内に侵入した海水は周囲のものより透明度が低くなるため、海中を海上から確認することは出来ません。また、透明度の変化により海水の色が変化するため、目視でSCP-XXX-JP海域内と海域外を区別可能です。
SCP-XXX-JP海域内からはIEEE規定規格の無線通信電波1を含む複数の電波が発信されています。発信される電波の1つが妨害的性質であるため、海域内での無線通信機器の使用は不可能です。
SCP-XXX-JPから発信される電波の内、IEEE規定規格の通信電波(以下、SCP-XXX-JP-1)は対応する端末での接続が可能です。接続した端末は特定のWebサイト(以下、SCP-XXX-JP-2)を検索エンジンで自動的に開きます。接続した端末はSCP-XXX-JP-2を閉じることは出来ません。このWebサイトにSCP-XXX-JP-1と接続していない端末でアクセスする試みは失敗に終わっています。SCP-XXX-JP-2のページ最上部には大きな修飾文字で「電子の海」と記載されており、文字の下部に2つの動画が存在します。それぞれ海上動画、海中の動画です。また双方に「ライブ映像」との注記があります。
海上の動画はSCP-XXX-JP海域上の状態と一致するため、SCP-XXX-JP海域全体をリアルタイムで映したものと推測されますが、撮影されている角度にカメラなどは確認されていません。 確認済みです。
水中の動画は定点から水中を撮影しており、常に電源の入った2█種類の電子機器が画面内に存在します。光源が画面内の電子機器が発する光のみであるため映像は暗く、全体を見通すことは出来ません。可視範囲に水棲生物を含む動体が映り込んだ例はありません。
これらの映像は映像は調査からSCP-XXX-JP海域海底と判明しました。詳しくは補遺1、2を参照してください。
SCP-XXX-JP海底に接触した機能不全の電子機器は、機能を回復し自動的に駆動します。耐水・耐圧性を持たない機器もSCP-XXX-JP海底で問題なく駆動するため、耐水・耐圧性も新たに獲得すると考えられます。
補填1: 探査ログ
対象: SCP-XXX-JP
実験担当者: 露詰博士
実施方法: 無人探査機により水中を撮影します。SCP-XXX-JPの異常性により無線通信が困難であるため、ケーブルによる有線通信を行います。ケーブルの限界深度は水深500mです。
〈記録開始〉
記録開始から0分: 探査機がライトで周囲を照らしている。周囲に探査機以外の物体は見えない。
記録開始から10分: 探査機がライトで周囲を照らしている。探査機以外の物体は見えない。
記録開始から64分: 下方より爆発音を確認。
記録開始から68分: 下方に物体確認。
記録開始から70分: 海底に到達。到達時の静止映像内のみで104の金属製機械を確認。
記録開始から72分: 探査機は周囲を探索。海底の電子機器全てが起動している。
記録開始から82分: SCP-XXX-JP-2内の映像と同種の電子機器群を確認。
記録開始から82分: 付近にビデオカメラを確認。担当者がSCP-XXX-JP-2の海底映像を確認したところ、海中の映像に無人探査機が映っている。
記録開始から91分: 凹面を発見。爆発物の痕跡を確認。
記録開始から94分: 海底に探査機が触れると同時に映像が途切れる。
〈記録終了〉
補遺2:追加実験
SCP-XXX-JP-2内の映像監視中、映像内に財団保有の無人探査機が映りました。探査機外部に記入される識別番号から、探査機はSCP-XXX-JP海域内探査実験に使用されたものと確定されます。
この事案及び撮影した映像から、財団はSCP-XXX-JPが海底に接触した機能不全の機械を復元し駆動させると推測、下記の実験を行いこの異常性を確認しました。
実験記録XXX - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: 老朽により機能停止した地上用ビデオカメラをディスプレイと有線接続した状態で海底に接触させ、機能が復元するか確認する。
結果: 海底接触時カメラは機能を復元、撮影された海底の映像がディスプレイに表示された。
分析: SCP-XXX-JPは機能不全の機器を回復、駆動させ、機器に耐水・耐圧性を付与する。
補遺3: 20██/██/██、地球の軌道上に財団製の人工衛星が存在することが発見されました。この人工衛星は19██年に打ち上げに失敗しロストしたものと同型です。この人工衛星が再度打ち上げられたという記録は無く、現在までこの人工衛星が財団に捕捉されたことはありません。
現在その状態は安定しているものの、墜落の可能性から財団は衛星の監視を行います。
この事案から、SCP-XXX-JPが意思を持って機器を操作している可能性が示唆され、オブジェクトクラスがEuclidクラスへ変更されました。
補遺3 SCP-XXX-JPに存在した凹面は、その大きさと範囲から原子爆弾によるものと確認されました。また、人工衛星が撮影する地点が秒間5cmほど日本国領土へ接近していることが判明しました。
現在、人工衛星の撃ち落としが検討されています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5526847 (09 Aug 2019 13:25)
sが大文字になっていません。
「を持つため」のほうが良いと思います。
衍字です。
2個存在しますが、意図的なものでしょうか?
2つあります。
全体的に、様々な要素がうまく噛み合っておらず、ストーリーを上手く読み取れませんでした。
まず、1個目の補遺3で「ロストした人工衛星が発見された」→「SCP-XXX-JPが意思を持っている」とありますが、これだけではなぜ人工衛星とSCP-XXX-JPを結び付けられたのかがわかりません。後を読むと、海上を撮影しているのが人工衛星なのかな?とは推測できますが、そうならそうと断定しなければいけないと思います。またオブジェクトが意思を持っている可能性も、考えるには根拠が弱いと思います。
また、「原爆の跡が発見された」+「撮影場所が日本に近づいている」→?→「人工衛星の撃ち落とし」もうまく繋がりません。?の部分に入るのは「日本に原爆が落ちる」でしょうか? だとしても、人工衛星が原爆を持っているわけではありませんし、1件の原爆の跡からそこまで推測してしまうのは邪推ではないでしょうか。もう少し説得力のある理由がほしいです。
ここまでのストーリーを以上のように仮定した場合ですが、深海の神秘的な画から突然人工衛星が出てくるのはかなり唐突な印象を受けますし、オチに原爆を持ってきて危険性を演出するのは、少々ありきたりな気がします。もう少し海底の電子機器を活かしたストーリーを考えてみても良いと思います。
誤字系は直しました。
指摘を受け、異常性を変えずにストーリーラインを丸々改善する案を考えています。批評ありがとうございました。