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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JPは群馬県██郡に存在する、バンジージャンプ1を行うため建造された、長さ120m、幅2.5m、高さ60mの鉄橋です。
SCP-XXX-JPの中心から半径130m以内に接近した人間(以下、“対象”)は、SCP-XXX-JP上を歩行することに対し不安・恐怖といったネガティブな感情を持ちます。この感情は、対象の高所に対する忌避感が強いほど肥大化します。対象がSCP-XXX-JP上を歩行しようと試みた場合、パニックにより全身の震え・嘔吐・その場に座り込むなどの挙動を行い、結果として自力での歩行が不可能になります。2精神影響は不可逆的であり、対象はSCP-XXX-JP離脱後も通常の高所恐怖症と同様、1〜2m以上の高所への強い恐怖心を覚え、それによるパニック障害を起こします。この精神影響はSCP-XXX-JP上でバンジージャンプを行うことで除去可能であり、SCP-XXX-JP上でバンジージャンプを行った人間は、以降この精神影響を受けません。
対象にSCP-XXX-JP上でバンジージャンプを行わせた場合、対象がバンジージャンプを行う要因となった全ての人間は絞殺に酷似した損傷が頸部に発生することにより死亡します。この異常性により死亡する人物の選択は対象の意識及び記憶に依存しているため、対象への記憶処理により回避することが可能です。
対象はバンジージャンプによる落下中幻聴を体験します。対象の証言では、この幻聴は「若い男の声」であるとされています。詳しくは補遺1を参照してください。
補遺1: 実験ログ
実験記録XXXJP-1 - 日付2015/10/17
SCP-XXX-JP
担当者: ██上級研究員
対象: D-81944
実施方法: D-81944に通信機を装備させ、SCP-XXX-JP上でバンジージャンプを行わせる。異常性によりD-81944は自力での歩行が不可能になるため、ジャンプ台到達まではD-81944は電動車椅子に乗せ、██上級研究員が車椅子を遠隔操作することにより移動を行う。
〈記録開始〉
██上級研究員: 通信機器に異常はない、これより影響範囲内に入る。
D-81944: 了解。あの前の方に見えてる橋に向かうんだよな?
██上級研究員: そうだ。では、前進を開始する。
(██上級研究員が車椅子を操作し、D-81944を前進させる)
██上級研究員: 影響範囲内に入った。気分はどうだ?
(数秒の沈黙)
██上級研究員: D-81944?
D-81944: なあ博士、今から実験を中止するのはダメか?
██上級研究員: 許可されない。許可無しに車椅子を離れた場合、処置が行われることに留意しろ。
D-81944: わかったよ、クソ。
- portal:5526847 ( 09 Aug 2019 13:25 )

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