SCP-4613 - エドワード・ジェームズ・オルモスト(原題: Edward James Almost)

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It's a shame they won't live. But then again who does?
​彼が生きられないのは残念だ。だが誰がもう一度やってくれるんだ？

Image is by Gage Skidmore and can be found here:
画像はGage Skidmore氏によるもので、こちらに掲載されています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Edward_James_Olmos_by_Gage_Skidmore.jpg

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翻訳:

F.A.Q.

SCP-4613-1 during an unrelated event.無関係なイベント中のSCP-4613-1。

Item #: SCP-4613
アイテム番号: SCP-4613
Special Containment Procedures: MTF Omega-17 ("Tears in Rain") are to use social media scraping software to determine the locations of SCP-4613 outbreaks. Any social media posts involved in an SCP-4613 event are to be archived and removed immediately.
特別収容プロトコル: MTFオメガ‐17（"雨の中の涙"）は、ソーシャルメディアのスクレイピングソフトウェアを使用してSCP-4613の発生場所を特定することになっています。SCP-4613イベントに関連するあらゆるソーシャルメディアの投稿は、アーカイブされ、直ちに削除されます。
Once an SCP-4613 event is detected, cellphone and internet service to the area experiencing the event is to be suspended. After approximately 4 hours, this suspension may be lifted at the discretion of the SCP-4613 project head.
SCP-4613イベントが検出されると、イベントが発生しているエリアでの携帯電話およびインターネットサービスが停止されます。約4時間後、この停止はSCP-4613プロジェクト責任者の判断で解除することが可能です。
The SCP-4613 project head must approve the entry of any individuals attempting to enter a location undergoing a SCP-4613 event. Under no circumstances are Foundation personnel allowed to directly interact with any SCP-4613 sufferers.
SCP-4613プロジェクト責任者は、SCP-4613イベントが行われる場所に立ち入ろうとする個人の入場を承認しなければなりません。いかなる状況においても、財団職員はSCP-4613被害者と直接接触することは許されていません。
Update: Tests involving SCP-4613 are to be suspended under all circumstances pending an update to these containment procedures¹.
更新: SCP-4613を含むテストは、これらの収容プロトコルの更新が行われるまで、あらゆる状況下においても中断されます²。
Description: SCP-4613 is a shared delusion predicated on the belief that Edward James Olmos³(hereafter referred to as SCP-4613-1) will imminently arrive at the location occupied by the sufferer. SCP-4613 sufferers are capable of sharing this delusion among others at the same location through the usage of the phrase "Edward James Olmos is on his way".
説明: SCP-4613は、エドワード・ジェームズ・オルモス⁴（以下SCP-4613-1と呼称）が間もなく被害者の占有する場所に到着するという信念に基づく共有妄想です。SCP-4613被害者は、"エドワード・ジェームズ・オルモスが向かってきている"という言葉を使うことで、同じ場所にいる他の人々とこの妄想を共有することができます。
SCP-4613 lasts for approximately 3 hours, after which the originator of the delusion will convince other affected individuals that the event was a hoax. Secondary sufferers will, if separated from the originator of the effect, lose memory of SCP-4613 after the event ends.
SCP-4613は約3時間持続し、その後、この妄想の発信者は他の影響を受けた人々にその出来事がデマであることを納得させます。二次被害者は、効果の発生源から離れると、イベント終了後にSCP-4613の記憶を失います。
SCP-4613 events generally originate from an individual that fulfills certain criteria. This includes knowledge of SCP-4613-1's name (plus familiarity with at least one work SCP-4613-1 directed or appeared in) and the ability to communicate vocally.
SCP-4613イベントは、一般的に特定の基準を満たす個人に起因して発生するものです。これには、SCP-4613-1の氏名の知識（およびSCP-4613-1が監督または出演した少なくとも1つの作品に精通していること）および音声コミュニケーション能力が含まれます。
The SCP-4613 originator will often attempt to inform others of works featuring SCP-4613-1. The vast majority of secondary sufferers will become excited at the prospect of meeting SCP-4613-1, even if they previously knew little or nothing about SCP-4613-1. This will not preclude an individual leaving SCP-4613 affected locations, however.
SCP-4613の発信者は、SCP-4613-1が主演する作品を他の人々に知らせることをしばしば試みます。二次被害者の大多数は、SCP-4613-1についてこれまでほとんど、あるいは全く知らなかったとしても、SCP-4613-1に出会うことを期待して興奮することとなります。ただし、これにより、SCP-4613の影響を受けた場所から個人が離れることを不可能にすることはありません。
SCP-4613's self-resolving nature makes it difficult to determine how long SCP-4613 has existed. SCP-4613 was first detected by automated social media scraping software utilized in other projects. Social media posts promoting SCP-4613 can attract others to the event, and will persist after the event concludes.
SCP-4613の自己消散性により、SCP-4613がどれくらいの期間存在していたかを判断することは困難です。SCP-4613は、他のプロジェクトで使用されている自動化されたソーシャルメディアのスクレイピングソフトウェアによって初めて検出されました。SCP-4613を宣伝するソーシャルメディアの投稿は、他の人物をイベントに引き付けることができ、イベントが終了した後も継続します。

+ [Incident 4613-65]

On April 13th 2019, an SCP-4613 event occurred at a Denny's restaurant in Clifton Heights, PA. The event was determined to be anomalous despite the fact that SCP-4613-1 was making an appearance nearby. Foundation personnel prevented access to the affected location.

The 4613 project head approved a previously planned test during this 4613 event. The test involved Foundation personnel persuading SCP-4613-1 to visit the location suffering from SCP-4613. This attempt was successful, and a Foundation driver transported SCP-4613-1 to the 4613 event.

Once SCP-4613-1 was within 11 kilometers of the event, SCP-4613 sufferers behaved in a manner inconsistent with previous incidents. The following log is compiled from video surveillance throughout the location (no audio was available).

Incident 4613-65 Event Log:

13:59: SCP-4613-1 is 11 kilometers away. Work in the kitchen stops and diners no longer eat. The affected individuals (14 people between the ages of 17 and 64) begin to seek out and collect any paper that is available.

14:03: SCP-4613-1 is 4 kilometers away. Affected individuals craft origami unicorns with the available paper. None of those present had a history of or training in the creation of such works. Once finished, they hold the unicorns and do not move.

14:10: SCP-4613-1 arrives at the SCP-4613 affected location. He is allowed entry by Foundation personnel. Everyone present turns to SCP-4613-1, place their unicorn on the nearest available surface, then immediately expire via spontaneous cranial inversion.

14:11: SCP-4613-1 shakes his head, speaks briefly, and leaves.

Following this incident, Foundation personnel transported SCP-4613-1 away from the location. Continued surveillance of SCP-4613-1 has revealed no further discussion of the event.

+ [インシデント4613-65]

​2019年4月13日、ペンシルベニア州クリフトンハイツにあるデニーズレストランでSCP-4613イベントが発生しました。近くにSCP-4613-1が出現していたにもかかわらず、このイベントは異常であると確定されました。​財団職員は影響を受けた場所へのアクセスを阻止しました。

この4613イベント中に、4613プロジェクト責任者は、事前に計画されていたテストを承認しました。​このテストでは、財団職員がSCP-4613によって被害を被っている場所を訪問するようSCP-4613-1を説得することが含まれています。​この試みは成功し、財団運転手がSCP-4613-1を4613イベント発生地に移送しました。

SCP-4613-1がイベント発生地から11キロメートル以内に入ると、SCP-4613被害者は以前のインシデントと矛盾する行動を取りました。​以下のログは、その場所の至る所に設置されていたビデオ監視よりまとめられました。（音声機器は使用できませんでした）。

インシデント4613-65イベントログ:

13:59: SCP-4613-1は11キロメートル離れている。​厨房での仕事がストップし、食事客はもう食事をしない。​影響を受けた個人（17歳から64歳までの14人）は、入手可能なあらゆる紙を探し、収集し始める。

14:03: SCP-4613-1は4キロメートル離れている。影響を受けた個人は入手可能な紙でユニコーンの折り紙を折る。このような作品を制作した経歴や訓練を受けている人物は誰も存在しなかった。​終了すると、彼らはユニコーンを保持し、動こうとしない。

14:10: SCP-4613の影響を受けた場所にSCP-4613-1が到着する。彼は財団職員によって立ち入りを許可されている。​その場に存在する全員がSCP-4613-1に向きを変え、ユニコーンを最も近くにある平らな面に置き、その後すぐに自発的な頭蓋反転によって終了する。

14:11: ​SCP-4613-1は首を横に振り、手短に話して去る。

このインシデントの後、財団職員はSCP-4613-1をその場所から移送しました。SCP-4613-1の監視の継続は、イベントに対するさらなる議論がないことを明らかにしました。

+ [Incident 4613-65 Update]

Observation of SCP-4613-1 is ongoing. Amnestic treatment is under consideration, but not considered an immediate concern. After reviewing the footage, Foundation lip-reading experts have determined that SCP-4613-1's statement was: "Wasn't funny the first time."

+ [インシデント4613-65更新]

SCP-4613-1の観測は継続しています。記憶処理治療は検討されていますが、当面の懸念事項であると考えられていません。​映像を確認した後、財団の読唇術専門家は、SCP-4613-1は"最初は面白くなかった。"と発言していると判断しました。

タグ: esoteric-class en ミーム 記憶影響 神経 scp

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  批評コメント批評コメント

  
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  sharkcrash 05 Nov 2020 15:53

  画像(SCP-4613-1.jpg)
  画像出典: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Edward_James_Olmos_by_Gage_Skidmore.jpg
  ライセンス: CC BY-SA 3.0
  タイトル: File:Edward James Olmos by Gage Skidmore.jpg
  著作権者: Gage Skidmore
  公開年: 2018

  最後の編集 05 Feb 2021 06:34 by sharkcrash さらに表示

  From: サンドボックスⅢオペレーター

  Nanigashi Sato 18 Dec 2020 17:52

  しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。

  Witherite 04 Feb 2021 08:54

  翻訳お疲れ様です。気になった点を以下で挙げていきます。

  + 折り畳み

  After approximately 4 hours, this suspension may be lifted at the discretion of the SCP-4613 project head.
  約4時間後、この停止はSCP-4613プロジェクト責任者の判断で解除されることがあります。

  mayは「～してもよい」の意味で取って「～解除することが可能です。」としたほうが良いと思います。

  Tests involving SCP-4613 are to be suspended under all circumstances pending an update to these containment procedures1.
  SCP-4613を含むテストは、これらの収容プロトコルの更新が行われるまで、あらゆる状況下においても中断されるべきです2。

  be to ～は上で出てきた訳と同じように「～あらゆる状況下においても中断されます。」としたほうが良いかもしれません。

  The SCP-4613 originator will often attempt to inform others of works featuring SCP-4613-1.
  SCP-4613の発信者は、SCP-4613-1を特徴とする作品を他の人々に知らせることをしばしば試みます。

  featuringは「主演する」の意味で、「SCP-4613-1が主演する作品を～」になると思います。

  Work in the kitchen stops and diners no longer eat.
  厨房での仕事がストップし、食事客はもう食事ができなくなる。

  「～食事客はもう食事をしない。」のほうが良いと思います。

  then immediately expire via spontaneous cranial inversion.
  その後すぐに自発的な頭蓋反転を介して終了する。

  viaは「～によって」として、「～自発的な頭蓋反転によって終了する。」としたほうが良いと思います。

  sharkcrash 04 Feb 2021 09:35

  ご指摘ありがとうございます。

  修正点

  約4時間後、この停止はSCP-4613プロジェクト責任者の判断で解除されることがあります。

  上記の箇所を指摘通りに修正しました。

  SCP-4613を含むテストは、これらの収容プロトコルの更新が行われるまで、あらゆる状況下においても中断されるべきです。

  上記の箇所を指摘通りに修正しました。

  SCP-4613の発信者は、SCP-4613-1を特徴とする作品を他の人々に知らせることをしばしば試みます。

  上記の箇所を指摘通りに修正しました。

  厨房での仕事がストップし、食事客はもう食事ができなくなる。

  上記の箇所を指摘通りに修正しました。

  その後すぐに自発的な頭蓋反転を介して終了する。

  上記の箇所を指摘通りに修正しました。

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1. portal:5518554 (03 Aug 2019 10:53)

Footnotes

1. See Incident 4613-65 for more information.

2. 詳細はインシデント4613-65を参照してください。

3. An actor and director.

4. 俳優兼監督。