香りマツタケ、味人間!

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SCP-XXX-JP(手前)と一般的なマツタケ(奥)

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 現在、SCP-XXX-JPを完全に収容する事は、全国各地で自然発生するという性質から不可能です。全国の農業組合またはそれに準ずる組織に工作員を配備し、その組織により収穫されたマツタケを全て回収してください。回収されたマツタケを検査し、SCP-XXX-JP-1でない事が確認された場合、その組織の管轄内に戻してください。回収したSCP-XXX-JP-1は即刻焼却処分を行ってください。
SCP-XXX-JPによる死者が確認され、解剖がなされる場合にはそれを阻止するか、結果を改竄し、身体の消失に関する記述を削除してください。この際、遺族にはAクラス、その他の関係者にはBクラスまでの記憶処理が許可されています。
財団は██山を管理している民間団体を偽装し、カバーストーリー『熊の出没』『崩落の危険性』等を適用し、山頂付近への民間人の立ち入りを防いでください。

説明: SCP-XXX-JPは、後述する異常性以外は一般的なマツタケと同じ性質を持つSCP-XXX-JP-1と、██山山頂に存在すると推測されるSCP-XXX-JP-2から構成されています。キノコに精通した農家や学者であっても、SCP-XXX-JP-1とマツタケを見分ける事は不可能です。また、一般的なマツタケと共に群生するため、民間人や農業組合関係者に収穫される事も珍しくありません。
SCP-XXX-JP-1の外見は一般的なマツタケと酷似していますが、筋繊維によって構成されている事が確認されています。SCP-XXX-JP-1を摂取した際、味や食感などから一般的なマツタケと区別する事は不可能です。SCP-XXX-JP-1を摂取した後、摂取した人物は様々な事由により死亡します。死亡時、摂取したSCP-XXX-JP-1と同重量の身体の一部分が未知の方法により消失します。消失する部位はいずれも生命維持に関わり、筋繊維を保持している部位である事が確認されています。摂取から消失までの時間にはばらつきがあり、法則性は不明です。死亡する事由には以下の例が挙げられます。

・心臓の消失による心不全
・横隔膜の消失による呼吸不全
・胃壁の消失により胃液が漏出、それに伴う身体内部の重度の火傷

SCP-XXX-JP-1の異常性により消失した身体の一部は、SCP-XXX-JP-2の元へ移動していると推測されます。SCP-XXX-JP-2は██山山頂付近に存在し、知性を有しており、SCP-XXX-JP-1をはじめとする地球上の一部または全ての菌類を管理していると推測されています。
SCP-XXX-JP-1は、██山中腹でキノコ狩りを行った█名のグループが、身体の一部を欠損した状態で死亡したという報告を受け、██山を財団が調査した結果発見されました。██山周辺の農村では、「マツタケを食べたら早死にする」という言い伝えが残っており、SCP-XXX-JPは約███年前から存在していると推測されます。

補遺1: 以下の実験記録は、SCP-XXX-JPが発見された当初に行われたものです。
実験記録0██ - 日付20██/██/██

担当者: 糸原博士

対象: Dクラス職員10名(D'-nという形で記載)

実施方法: 被験者の心臓に、GPS追跡が可能なマイクロチップを埋め込み、SCP-XXX-JPを██g摂取。経過を観察する。

結果: 以下、時系列順に記載

██/██ 19:30 全被験者SCP-XXX-JP摂取完了

20:49 D'-6が腹部の痛みを訴える。その後立て続けに被験者が様々な症状を訴える。

21:01 D'-9の死亡を確認。

23:52 全被験者が何らかのの症状を訴える。

██/██ 00:05 全被験者の死亡を確認。研究員5名が被験者の死体を回収するため入室。この時点でD'-1、D'-3、D'-9のGPS信号消失が確認済。

00:07 3名のGPS信号を追跡したところ、D'-3のもののみ捕捉。捕捉地点は██山山頂。

00:11 D'-3のGPS信号が消失。

備考: GPS信号が消失した3名に加え、D'-4も心臓の消失が確認された。D'-4のGPS信号は消失しなかった。また、計器に異常は見られなかった。

分析: マイクロチップの移動が偶発的なものなのか、それともSCP-XXX-JPが意図的に行ったものなのかは定かではない。しかし、財団にとって脅威となるのは後者である事は明らかだろう。現在判明しているSCP-XXX-JPの異常性が氷山の一角に過ぎない、またはSCP-XXX-JPが知性を保持している可能性が否めない。どちらにせよ、██山の調査を早急に行うべきではないだろうか。

その後、糸原博士より██山調査の提案書が提出され、財団はこれを承認しました。提案は撤回されました。

補遺2: 実験0██から2日後、財団に差出人不明の以下の文書が送られてきました。

じゃまするな そうすると じゃましない
きんしは いつでも どこにもある

これはいらない かえす

文書には破損したマイクロチップのような物体が同封されていました。
追記:実験0██で使用したD'-3に埋め込んだマイクロチップである事が判明しました。

補遺3: 以下の文書は、糸原博士が再度提出した提案書です。

提案書の撤回を申請します
先日私が提出した、██山調査に関する提案を全面撤回させて頂きたく存じます。理由は、SCP-XXX-JPからの警告です。知性を持つSCPからの脅迫というだけなら財団は対処可能でしょう。しかし、警告文にもあった通り、相手はキノコであり、菌類です。目に見えない胞子を飛散させ、知らず知らずのうちに我々の体内に入り込んでいる事でしょう。また、カビも菌類であり、財団施設には全くカビが生えていないと断言する事など不可能です。もし我々の体内にすでにSCP-XXX-JPが侵入しており、かつ異常性を発現させていないだけだとしたら、SCP-XXX-JPが引き起こす最悪の事態としてSK-クラス:支配シフトシナリオ、又はXK-クラス:世界終焉シナリオの発生が挙げられます。幸い、SCP-XXX-JP-1の焼却処分を行っているにも関わらず、あれ以来警告文が届いてからSCP-XXX-JPからの報復が行われていない事から、現在知性を保持しているのは██山山頂の個体のみで、それは独立した知性であると思われます。有効な手立てが見つかるまでの間だけでも、SCP-XXX-JPを刺激するような調査や実験の禁止を提案致します。 糸原

財団はこの提案書を承認し、以前の提案書は破棄、またSCP-XXX-JPを用いたいかなる実験も許可しない事を決定しました。


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