\ふっざけんなさんと行く!/ ルルイエ7日間の旅~1日目~

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「えー、カメラは映ってるかな?よし、映ってるな」○○はカメラのモニターを覗き込みながら独り言を言う。
ここは太平洋、南緯47度9分 西経126度43分の海上に浮かぶ小舟に○○とSCP-2662、大いなるクトゥルフはいた。
SCP-2662が目を覚ます。
「うーん…我は何をしていたんだっけ…あれ?ここはどこ?」
「おや、目が覚めましたか」○○は反応する。
SCP-2662は動揺した。
「え?なにここ、いや見覚えあるよ?え?なんで?」
○○は笑いながら答えた。
「いやあ、ちょっと興味あったんですよね、ルルイエ。」
「そして今回の企画は!」○○はフリップを掲げる。
大いなるクトゥルフと行く!ルルイエ7日間の旅~!」大海原に○○の声が響き渡った。
「いや待ってちょっとよくわかんない」彼は頭を抱える。
「百歩譲って我と旅行するのはいいよ?でもなんでルルイエなんかに?」
「いやあ、あなたも言ってしまえば神話生物、お友達とかいるのかなって思って」○○はあっけらかんと言う。
「我の友達?いるけどルルイエにはダゴンとハイドラぐらいしかいないんじゃないかな…」彼はそう言った。
「ダゴンさんにハイドラさんですか、どんな見た目をしてらっしゃるんですか?」○○は彼の友人に興味を持った。
「そうだなあ、深きものの見た目は知ってる?」彼は問いかける。
「深きものですか、知ってますよ。あの半魚人みたいなやつですよね、ここの底にいる」
「そうそう、あいつらのリーダーだな、深きもの達は『父なるダゴン、母なるハイドラ』って言ってるよ」
「会ってみたいですねえ、そうだ、他のお友達って携帯電話持ってます?」○○は問いかけ、自分の携帯電話を渡した。
「うーん、持ってるかなあ、ニャルは持ってると思うけど…なんで?」彼は触手で器用に人間用の携帯電話を扱う。
「あ、ニャルのやつ、ツイッターやってるわ。『ニャラルトホテプBot』だってよ、DMしてやろ」彼は少し笑った。
「神話生物もツイッターやる時代になったんですねえ。人間が作ったサービスだと思うと感慨深いものがあります」○○はしんみりしている。
「あ、旅行の話したら来てくれるって。よかったね」彼は嬉しそうだ。

しばらくすると、モーターボートに乗った男性が二人のいる小舟に近づいてきた。
男性は背が高く、細身の体で若々しい見た目をしていた。顔立ちは良く、女性なら一撃で惚れるだろう。しかし目の辺りはどこか気まぐれな雰囲気だった。
「おおニャル!よく来たな、ツイッターであんま悪目立ちすんなよ」彼はモーターボートの男に向かってそう言った。
「クトゥルフ!そいつは狂信者じゃなさそうだが…お前見ない間に人間の友達作ったのか!」ニャラルトホテプは○○を見て驚いている。
「こいつは勝手に我を連れてきただけだよ、狂信者じゃないけど」そして彼はニャラルトホテプに状況を説明した。
「メンバーは私を除いて神話生物2柱で日替わりで行きましょうか」○○が即席でルールを決める。
「あ、そうなの?じゃあニャル、どこ行く?」
「いや、せっかくここに来たんだしルルイエ行こうぜ」
「これが神話生物の会話か…」○○は少し残念そうな表情をしている。
そうして一行は海底に向かった。(○○はスキューバダイビング用の装備をしている)
「おーい!ダゴーン!」クトゥルフは海中にも関わらず声をあげた。
その声に反応してダゴンとハイドラはこちらを見る。
彼、ダゴンは古くから人間によって豊穣の神として崇拝された。彼らは古きものが長い歳月を重ね、大きく成長した姿であった。頭部は古きものと同じように魚のような形であり、肩からは幾本かの触手があった。近くで見ると分かるだろうが、身長は6mを超えているだろう。
「おわ!クトゥルフ様じゃないか!おおい、皆の者!クトゥルフ様がいらっしゃったぞ!」ダゴンは叫ぶ。
「その人間と人間の形をした方はクトゥルフ様のご友人でいらっしゃいますか?」ハイドラは恭しく言った。
「いやそんな態度しなくていいよ、なんか申し訳ない」クトゥルフはどこまでも謙虚である。


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