SCP‐xxx‐JP おれが(ぼくが)(わたしが)ヒーロー

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アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Euclid

収容プロトコル: 現在SCP-xxx-JPはその特性上、完全な収容に至っていません。機動部隊ら-82(偽保護者)、ら-85(歪愛者)、ら-87(おもちゃ拾い)、及び、る-73(箱庭王)は、日本国内全ての保育園、幼稚園、認定こども園及び児童保護施設を監視してください。SCP-xxx-JPの兆候が確認された場合、速やかに児童保護施設の監視を担当している機動部隊に報告してください。
SCP-xxx‐JPが発生した場合、施設内、及び施設から半径320m内にBクラス記憶処理薬を散布し、施設付近の状況・環境に適したカバーストーリーを適用してください。
SCP-xxx-JP-2として重症を負った児童に対し直ちに集中治療及び心理カウンセリングを施した上でCクラス記憶処理薬を吸入させてください。

説明: SCP-xxx‐JPは、全国の5~6歳児を対象に発生する認識災害現象です。SCP-xxx-JPは、5~6歳児の対象(SCP-xxx‐JP-1)が、装飾の施された仮面と全身を覆うタイツ姿、いわゆる戦隊ヒーローのような容姿に「変身」したと周囲に認識させる現象です。認識災害はSCP-xxx-JP-1を視認した人間全てに発生します。SCP-xxx-JP-1の容姿は、対象の児童の身長、体重に関わらず、平均176cm、65.7kgとなり、声音も見た目に合わせ、成人後の音声に変化します。SCP-xxx‐JP-1は必ず3人以上が同時に同じ施設内で発生し、5人以上が同時に発生した場合は女児も必ず1人以上が含まれています。

過去に発生した全てのSCP-xxx-JP-1は、実際に放送されている特撮作品を暗示するような共通したカラーがベースの容姿になっており、人数に関係なく「レッド」「ブルー」「イエロー」が必ず発生します。
カラーごとにおおよそ共通した性格が確認されており(以下の表参考)、それらの性格は児童の元々の性格である事が調査の結果判明しています。

カラー 性格
レッド リーダーシップを発揮している。熱血的で、発生したSCP-xxx-JP-1の中でとりわけ強い正義感を持つ。
ブルー 参謀のように振る舞う。基本的に落ち着いており、仲間の補助に回ることが多い。発生した個体によってはキザな性格である場合もある。
イエロー 賑やかなものを好む。感情的な面が多い。対象が女児である場合が多い。
グリーン 発生したSCP-xxx-JP-1の中で最も優しい、または爽やかだという印象を持つ。個体によっては自然を愛する傾向を持つ。
ピンク 必ず女児である。施設内で、全ての女児に対し社交的に振る舞う児童である場合が多い。
ブラック 発生回数は極めて少ない。その時SCP-xxx‐JPの中で最も高い戦闘能力、及び最も喧嘩早い性格である場合が多い。
ホワイト 発生回数は極めて少ない。社交的で礼儀正しいく温和な児童がなる場合が多い。
ゴールド 必ずシルバーと同時に発生する。レッドのように熱血的、または情熱的な性格をしている場合が多いが、レッドに比べ上品である印象をうける。
シルバー 必ずゴールドと同時に発生する。ブルーのように冷静であるが、ブルーに比べ冷徹な印象をうける。

SCP-xxx-JP-1が発生すると、その付近にある最も近い児童保護施設で保護されている児童が一時的に1人以上消失し、SCP-xxx-JP-1の前にSCP-xxx‐JP-2として出現します。
SCP-xxx‐JP-2は、周囲の人間に「これは醜い怪人である」と認識させます。今までに発生したSCP-xxx‐JP-2は全て、身寄りのなく養子に迎え入れられる見込みの無い児童であることが判明しています。

SCP-xxx-JP-1とSCP-xxx-JP-2が接触すると、SCP-xxx-JP-2は、何らかのセリフを発します。主に特撮作品の悪役のようなセリフです。それに対しSCP-xxx-JP-1は、特撮作品に登場するヒーローのような自己紹介を始めると、SCP-xxx-JP-2に対し討伐を宣言し、その後装備している何らかの武器でSCP-xxx-JP-2に攻撃を開始します。SCP-xxx‐JP-2は抵抗し、SCP-xxx-JP-1を様々な手段で攻撃し、一時的に優勢になりますが、SCP-xxx‐JP-1が発生させた、装飾された飛翔体1により、爆破され、消失します。SCP-xxx-JP-2の消失を確認したSCP-xxx-JP-1は「正義は必ず勝つ」といった内容のセリフを発し、「変身」が解除されます。

以下の事象記録██/07/██は、発生したSCP-xxx-JPの一例です。

事象記録██/07/██

発生場所:神奈川県██市██区私立███保育園

対象:SCP-xxx-JP-1/年長██組男児4名、女児1名/SCP-xxx-JP-2/児童保護施設██████6歳男児/容姿は巨大な甲殻類に似た身長180mの人型実体

SCP-xxx-JP-2: 出たなホウオウジャー!てめえらを捻り潰して、俺が世界を支配するのだ!

SCP-xxx-JP-1-1(レッド): お前は怪人キャンサルト!みんな、行くぞ!

SCP-xxx-JP-1-2~5: おおー!

SCP-xxx-JP-1-1: (様々なポーズを決めながら)熱血な赤の炎! ホウオウレッド!

SCP-xxx-JP-1-2(ブルー): (様々なポーズを決めながら)クールな青の炎! ホウオウブルー!

SCP-xxx‐JP-1-3(イエロー): (様々なポーズを決めながら)陽気な黄色の炎! ホウオウイエロー!

SCP-xxx-JP-1-4(グリーン): (様々なポーズを決めながら)爽やかな緑の炎! ホウオウグリーン!

SCP-xxx-JP-1-5(ピンク): (様々なポーズを決めながら)魅惑のピンクの炎! ホウオウピンク!

SCP-xxx-1-1~5: 悪を滅ぼす聖なる炎。火炎戦隊ホウオウジャー!

SCP-xxx-JP-1-1: お前を必ず倒してみせる!

SCP-xxx-JP-2: ちょこざいな、かかってこい!

数分間物理攻撃による戦闘を継続した後2、SCP-xxx-JP-2が「暗黒ハサミキャノン」と称した爆破攻撃により、SCP-xxx-JP-1-1~5を吹き飛ばす。

SCP-xxx‐JP-2: この俺に勝てるとでもおもったのか!

SCP-xxx-JP-1-1: くっ、まだだ、よしみんな、最後の攻撃行くぞ!

SCP-xxx‐JP-1-2~5: よし!

この後、SCP-xxx-JP-1-1を中心にV字型に整列すると、腕を横に広げるポーズをとり、飛翔体を発生させた。

SCP-xxx-JP-2: むっ!なんだそれは!

SCP-xxx-JP-1-1~5: 悪を滅ぼす、空飛ぶ鳳凰!打ち砕け、ホウオウ・ファイナル・ファイアー!

弾丸が発射され、SCP-xxx-JP-2に着弾すると、SCP-xxx-JP-2は着火、炎上し、2秒後爆散した。

SCP-xxx-JP-1-1: 聖なる炎は、悪を撃ち砕く。

SCP-xxx-JP-2は爆破による消失後、元いた児童保護施設に重度な火傷や粉砕骨折などの重症を負った状態で出現します。SCP-xxx-JP-2となった児童は重度の人間不信を患います。

実験記録██/07/22: 認識災害を阻害する感覚増強剤C3P5を摂取することにより、本来の児童の姿を確認することに成功しました。その結果、SCP-xxx-JP-1とSCP-xxx‐JP-2はお互いに認識災害の影響を受けていることが判明しました。また、SCP-xxx-JP-2は事象記録██/07/██のようなセリフは一切発していないことが明らかとなりました。以下の記録はSCP-xxx-JP-2の調査のため、C3P5を摂取した鷹浦博士の速記によるものです。

記録xxx-JP-2・██/08/██

発生場所石川県██市市立██幼稚園

対象SCP-xxx‐JP-2/児童養護施設 ███████████5歳男児/恐竜とクラゲを合わせたような容姿の人型実体

SCP-xxx-JP-2: なにこれ、なんで! 誰か助けてよ!

SCP-xxx-JP-1-1: 出たな! 怪人ジュラゼリー!みんな、行くぞ!

SCP-xxx-JP-2~3: おおー!

(以下記録の主旨と関係がないため編集済み)

SCP-xxx-JP-1-1~3が攻撃を開始する。

SCP-xxx-JP-2: やめて!たすけて!痛いよ!痛い!

SCP-xxx-JP-2が攻撃を開始する。その際鷹浦博士が確認できたSCP-xxx-JP-2は極めて動揺しており、無我夢中に暴れ回っているように見えたと記述している。

SCP-xxx-JP-2: いたい、いたい、いたい!いたい!いたい!

SCP-xxx-JP-2が爆破攻撃を仕掛け、SCP-xxx-JP-1-1~3が吹き飛ばされる。この時、落ち着きを取り戻したように見えたと鷹浦博士は述べている。

SCP-xxx-JP-2: はあ、はあ、助けてよ、なんで、みんな逃げるの、ねえ、助けてよ!助けて!

SCP-xxx-JP-1-1: くっ、こうなったら、みんな!最後の攻撃だ!

SCP-xxx-JP-2: やめてよ!人間だって!ぼく!たすけて!やめて!やめて!

SCP-xxx-JP-1が飛翔体を発生させる。SCP-xxx-JP-2は狼狽していた、と鷹浦博士は述べている。

SCP-xxx-JP-1~3: 銀河に轟く正義の光!悪を貫け!

SCP-xxx-JP-2: やめて!やめてよ!たすけて!体が動かない!やめて!たすけて!たすけて!あああ!やだ!やだ!やだ!やめて!

SCP-xxx-JP-2は何らかの原因でその場で直立したまま身動きが取れなくなっていた。SCP-xxx-JP-2は激しく咽び泣いていたと鷹浦博士は記述している。

SCP-xxx-JP-1-1~3: ギャラクシーバースト!

SCP-xxx-JP-1-1~3が飛翔体を発射する。

SCP-xxx-JP-2: (文字におこすことの出来ない叫び声)3

SCP-xxx-JP-1-1: 銀河の平和は、俺達が守る。

SCP-xxx-JP-2となった5歳男児は、この後財団職員の手により速やかに集中治療が施されました。治療後、外傷は致命的であったものの、心拍数の異常は報告されていませんでした。鷹浦博士には1週間に1度の心理カウンセリングを受診するよう指示されました。

追記: 記録xxx-JP-2のSCP-xxx-JP-2となっていた5歳男児が、SCP-xxx-JPによる重症の治療のため入院していたにも関わらず、1ヶ月後にまたもSCP-xxx-JP-2として消失し、結果、全身により重度な火傷、胴体粉砕骨折、腎臓・膵臓・十二指腸・大腸3分の1・小腸5分の1・肝臓3分の2・右肺2分の1・気管支3分の1・右腕脚・大脳7分の1が破壊または機能停止し、死亡しました。この事件について、鷹浦博士はSCP-xxx-JPの担当の辞退を申請しましたが、SCP-xxx-JPの異常性の解明に貢献し、SCP-xxx-JPに最も精通している人物であるため、日本支部理事-█により申請は却下されました。█は以下のように述べています。

私達が理念に掲げる「保護」とはアイテムだけのことでは無い。私達は、私達と、全人類を保護しなければならないのだ。子ども達を救いたいならば、このSCPは収容しなければならない。

現在までSCP-xxx‐JPの発生を阻止する手段が見つかっていません。財団は監視と治療に専念することに留まっています。


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