このページの批評は終了しました。
出典: SCP-5787
著者:PlaguePJP,
J Dune
作成日(EN): 2020/11/18
SCP-5787 - Bad Things Happen in Philadelphia
SCP-5787 - フィラデルフィアのヤバいこと
Tags: building co-authored compulsion food humanoid infohazard keter metallic sapient scp sentient
タグ: keter scp 人間型 共著 建造物 強制力 情報災害 知性 自我 金属 食物

Geno's Steaks, the locus of SCP-5787./SCP-5787の発生地点、ジーノズ・ステーキ。
Special Containment Procedures: Foundation web-crawling team ALPHA/CYAN/JOSEPH are to disseminate instructions regarding the cheesesteak ordering process at Geno's Steaks to internet tourist forums and social media pages. Victims of SCP-5787 are to be located, detained, and provided Class-A amnestics.
特別収容プロトコル: 財団webクローリングチーム ALPHA/CYAN/JOSEPHは、ジーノズ・ステーキでチーズステーキを注文する際の過程に関する指示をインターネット上の観光客フォーラムやソーシャルメディアページで流布します。SCP-5787の被害者は位置を特定し、拘留後に記憶処理を施します。
A nearby surveillance system has been tapped by Foundation operates, this is to be viewed on a daily basis, specifically during peak hours. A designated team has been assigned to surveil on major tourist holidays.
付近の監視システムが財団諜報員によって傍受されています。このシステムは日常的に、特にピーク時間帯中に観察が行われます。観光客の多い休日中の監視には専属チームが割り当てられています。
Description: SCP-5787 is the phenomenon occurring at Geno's Steaks in Philadelphia, PA. Geno's Steaks follows a semi-strict linguistic guideline when ordering from their store. For example, a customer who wants a cheesesteak with cheese whiz and onions they would order a "whiz wit." A "whiz witout" would be a cheesesteak with cheese wiz and no onions.1
説明: SCP-5787はペンシルベニア州フィラデルフィアのジーノズ・ステーキで発生する現象です。ジーノズ・ステーキにおいて、その店舗で注文をする際には一部制限された言語的ガイドラインに従う必要があります。例として、ある顧客がチーズ・ウィズとタマネギを使用したチーズステーキを購入したい場合、その顧客は「ウィズ・ウィット(whiz wit)」を注文することになります。「ウィズ・ウィタウト(whiz witout)」はチーズ・ウィズを使用し、タマネギを使用していないチーズステーキを指します。2
SCP-5787 activates once a patron, henceforth SCP-5787-1, incorrectly orders on three separate trips to the store. When this occurs, SCP-5787-1 will instantly dematerialize. Questioning has found that the witnessing cashier will have no recollection of the SCP-5787-1.
SCP-5787は、ある顧客(以下SCP-5787-1)が、店舗への別個の3回の来店の際に間違った方法で注文を行うことで活性化します。この状況が発生すると、SCP-5787-1は瞬時に消失します。これを目撃したレジ係への質問では、彼らがSCP-5787-1を全く記憶していないことが判明しています。
Within the proceeding 10 to 20 minutes, SCP-5787-1 will appear across the street from Geno's Steaks, unharmed. SCP-5787-1 will then approach the shop and correctly order a cheesesteak. Subsequent investigations have found that SCP-5787-1 instances will always accurately follow the linguistic guideline.
その後10~20分以内に、SCP-5787-1は無傷の状態でジーノズ・ステーキから延びる通りの路上に出現します。SCP-5787-1は続いて店舗に接近し、正しくチーズステーキを注文します。後続の調査によって、SCP-5787-1個体は常に先述の言語的ガイドラインに正確に従うことが判明しています。
Research throughout the city of Philadelphia has confirmed that SCP-5787 is restricted to Geno's Steaks.
フィラデルフィア市全域での調査の結果、SCP-5787はジーノズ・ステーキに限定されたものであることが確認されています。
Addendum One — Interview
補遺1 — インタビュー
INTERVIEW LOG
インタビュー記録
Foreword: Heightened surveillance procedures were enacted over the course of the month; plainclothes Foundation operatives were stationed outside of Geno's Steaks and Cover Story Beta-7 ("Documentary") was prepared for action. On 7/4/2017, surveillance witnessed Quentin Rodriguez dematerialize outside of Geno's Steaks. Upon reappearing, he was approached by Agent Franklin.
序: この月の間、監視強化プロトコルが発動された。私服財団諜報員がジーノズ・ステーキ外に駐留し、活動に備えてカバーストーリー・ベータ-7 ("ドキュメンタリー")が準備されていた。2017/7/4、監視中にクエンティン・ロドリゲス氏がジーノズ・ステーキ外で消失したことが確認された。再出現時、エージェント・フランクリンが氏に接触した。
Franklin: Thanks for agreeing to speak with us, Mr. Rodriguez. It's important that we get a feel for how the locals respond to these iconic locations.
Rodriguez: Huh? Oh. Yeah, I'm not from around here, man, but it's great and all. Just great. I'd be… I'd be eating here every day if I could. (Laughs)
Franklin: Is that so? This the first time you've had a Philly cheesesteak?
Rodriguez: No-no-no. I come to Philly every few weeks for work. Gotta love the cheesesteak — Geno's too. Haha…
(Rodriguez clutches his head repeatedly)
Franklin: Is everything alright, sir?
Rodriguez: Just a bit of a headache… after, uh. Oh god. (Burps). I'll be back.
(Rodriguez hurriedly jogs away from the crew, returning three minutes later. A small smattering of what appears to be vomit can be seen on the bottom of his shirt.)
Franklin: Mr. Rodriguez?
Rodriguez: Look, man, I don't know if I can do this, I've been… a little sick. Geno's. Great place. Love it. Gotta love a great place like Geno's.
Franklin: Not a problem! One last question. As a visitor, how did you feel about the linguistic side of your order? That whole 'wit' and 'witout' thing. Were you surprised about that?
Rodriguez: No… no, not at all. I completely and totally understand why they have rules like that. Tradition. Big tradition around these parts, I guess. I'd never order wrong. Gotta order right. Gotta love a great place like… a great place like Geno's.
Franklin: Well, thank you for your time.
(Rodriguez stares ahead as Agent Franklin goes to shake his hand. Rodriguez's hand goes limp, and for 15 seconds, Rodriguez sits motionless.)
Franklin: Sir?
Rodriguez: (Startled) Ah! Uh, yeah. No problem. Thank you, good luck.
フランクリン: 我々の取材を許可していただきありがとうございます、ロドリゲスさん。地元の方がこういった象徴的な場所にどう反応しているのかを掴むのは我々にとって非常に重要なんです。
ロドリゲス: えっ?ああ。あの、実は私はこのあたりの出身ではないのですが、その、ここは本当に美味しいですよ。実に美味しい。もし… できることなら毎日ここで食事をしたいほどです。(笑う)
フランクリン: そうなんですか?ではフィリーチーズステーキを食べたのはこれが初めてですか?
ロドリゲス: いえいえ。仕事で何週間かに一回フィリーに来るんです。チーズステーキを好きにならないはずがないですよ — ジーノズもね。ハハ…
(ロドリゲス氏が繰り返し頭を抱える)
フランクリン: 大丈夫ですか?
ロドリゲス: 少し頭痛がしただけですよ… 後で、あっ。まずい。(げっぷをする) すぐ戻ってきます。
(ロドリゲス氏は小走りでクルーの元を離れ、3分後に戻ってくる。少量の吐瀉物と思われるものが氏のシャツの下部にみられる。)
フランクリン: ロドリゲスさん?
ロドリゲス: あの、すみません、続けられるかわかりません、少し… 気分が悪いんです。ジーノズは。素晴らしいところです。好きです。ジーノズみたいな場所を好きにならないはずがない。
フランクリン: 大丈夫ですよ!最後の質問です。地元住民でない人として、注文方法の言語的な点についてはどうお考えですか?全て「ウィット」か「ウィタウト」で頼む点です。そのことについて驚かれましたか?
ロドリゲス: いえ… いいえ、全く。どうしてそのような決まりがあるのかは完全に、全て理解していますから。伝統なんです。こういうことの周りには素晴らしい伝統があるんだと思います、多分。もう絶対に頼み方を間違えない。こんなに素晴らしい場所を… ジーノズみたいな場所を好きにならないはずがない。
フランクリン: えー、お時間を取らせていただきありがとうございました。
(エージェント・フランクリンが手を振り始めると、ロドリゲス氏が前方を凝視する。ロドリゲス氏の両手は垂れ下がっており、15秒間ロドリゲス氏は動かずに座っている。)
フランクリン: ちょっと?
ロドリゲス: (驚いた様子で) はっ!ああ、いえ。何でもないです。ありがとうございました、頑張ってください。
研究者注: インタビュー後、ロドリゲス氏は拘束された上で記憶処理を施され、速やかに解放された。その後のインタビューの結果も、同様の決定的でないものとなった。 ロドリゲス氏の精神状態と氏が何ら疾患に罹患していないことを考慮すると、Dクラスによる探査は正当なものであるとみなせる。
Addendum Two — D-Class Investigation Transcript
補遺2 — Dクラス調査転写
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5477413 (10 Jul 2019 10:56)
コメント投稿フォームへ
批評コメントTopへ