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以下に気になる点を挙げています。よろしければ以下の点を踏まえてみていただけると幸いです。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは隔離用サーバにアーカイブされます。内部へのアクセスをロックし、SCP-XXXX-JPが外部に流出するのを防いでください。財団製webクローラが複数のインデックス化されていないwebページを巡回し、SCP-XXXX-JPがアップロードされていないか監視します。
各SCP-XXXX-JP-A個体はサイト-81██内の小型生物収容ユニットにそれぞれ収容されます。収容ユニット内に電子機器を持ち込むことは禁止され、感染が確認された機器は即座に破壊もしくはネットワークから隔離してください。個体数は制限され、定期的に内部ソフトウェアの精査が行われます。
SCP-XXXX-JP-Aは現在収容されていません。実験の際にはレベル3職員1名の許可が必要です。申請者は許可が下りた場合に限り担当職員2名の監視のもと作製及び実験が行われます。実験に使用した個体は実験後、即座に終了されます。実験後申請者にAクラス記憶処理が施され、SCP-XXXX-JPが流出することを阻止します。
各SCP-XXXX-JP-B個体はサイト-81██の標準収容室内に設置された約150dBのシールド性能を持つ小型生物用収容ユニットに収容されます。収容ユニット内に電子機器1を持ち込むことは禁止され、感染が確認された機器は即座に破壊もしくはネットワークから隔離してください。個体数は制限され、対抗ミーム"海亀"を服用した上で定期的に内部ソフトウェアの精査が行われます。機密漏洩を防止するため財団職員の収容室への侵入とSCP-XXXX-JP-Bを用いた実験は現在禁止されています。
説明: SCP-XXXX-JPは後述するSCP-XXXX-JP-Aを作製するための方法が記された文書です。C言語で記述されたコード、材料、作製方法、矯正方法の4つで構成され、手順を踏まえて作業を行うことでSCP-XXXX-JP-Aを作製可能です。作製方法は異常技術を前提として示されており、インデックス化されていないwebサイトに公開されていたことから異常技術者に対するマニュアルまたはスクリプトキディ2向けの文書であったと推測されています。
SCP-XXXX-JP-Aはテントウムシの形状をした異常技術由来の生物です。SCP-XXXX-JPに記載された材料、遺伝情報から肉体はナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)のものであると判明しています。SCP-XXXX-JP-Aの異常性はSCP-XXXX-JP-Aが電子機器に接触した瞬間に発揮されます。SCP-XXXX-JP-Aが接触した電子機器(以下、対象)は即座にマルウェアのインストールを開始します。インストールを防ぐ試みはすべて失敗に終わっています。マルウェアの種類は個体ごとに違っており、SCP-XXXX-JPの矯正方法に記述された作業を試みることでマルウェアの種類の変更、対象にインストールされるプログラムの変更、作製者の電子機器に対するSCP-XXXX-JPの異常性の無効化が可能です。通信機能を有しており、対象から取得したデータを作製者のコンピュータに送信するなどの用途に使用可能であることが確認されています。
SCP-XXXX-JP-Aの寿命は平均して1ヶ月程度であり、生殖能力はありません。また、作製に関するコストも低いことから比較的容易に作製可能です。そのためSCP-XXXX-JP-A自体を収容するのではなくSCP-XXXX-JPの流出を防ぐことによって結果的にSCP-XXXX-JP-Aを収容する現在の特別収容プロトコルに改訂されました。
SCP-XXXX-JP-Bは青色のテントウムシの形状をした異常技術由来と推測される生物です。姿はSteelblue ladybird(Halmus chalybeus)3に酷似していますが遺伝情報はナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)のものを示している、SCP-XXXX-JP-Aのコードが改変されたと考えられるコードが内部ソフトウェアに確認されたことからSCP-XXXX-JP-Aが変異したものであると結論付けられています。それでもSCP-XXXX-JP-BがSCP-XXXX-JPにはない生殖能力を持ち、SCP-XXXX-JP-Aを優先して捕食する性質を持つことは特筆すべき事項です。
SCP-XXXX-JP-Bの作製方法は不明であり、用いられている技術には未知の技術が含まれています。SCP-XXXX-JP-Bに接触した対象の動作は1枚の致死性認識災害を引き起こすクラゲの画像のインストールおよびその画像の表示です。当該画像を無力化する試みは全て失敗しました。SCP-XXXX-JPは常時一定帯域の電磁波を発しており、周囲の情報を送信していることが確認されています。これは電磁波自体を妨害することによって阻止することが可能です。通信元の特定作業を行いましたが███台以上のコンピュータを経由して通信を行っていること以外の情報を得ることはできませんでした。
収容経緯: SCP-XXXX-JPは局所的不正指令電磁的記録事件における容疑者として名が挙がっていた七瀬 星一氏の自宅に対する警察官5名(内潜入中のエージェント2名)のガサ入れにて自室のPC内で発見されました。突入時七瀬氏は自宅のPC前で既に死亡しており、その死体に致死性認識災害を死因とする死体特有の眼球の充血等が見られたことからエージェントによる応援要請が発されました。併せてSCP-XXXX-JP-A及び-Bも発見され、ガサ入れに入った警察官1名の死亡、エージェント1名の端末における不正指令電磁的記録の被害を出す結果となりました。
ガサ入れから2時間後、サイト-81██から派遣された収容スペシャリスト4名とエージェント2名によりSCP-XXXX-JP-A及び-Bがサイト-81██へ移送されました。SCP-XXXX-JPは隔離され、データを持ち出すことに成功しました。エージェントの端末を発端とする情報流出に関してはマルウェアに感染したと判断された時点で破壊されたため、流出した情報は最低限に抑えられました。収容活動終了後、関係者はAクラス記憶処理を施された後に解放されました。
インシデントレポート XXXX-1: 20██/██/█にサイト-81██の正面入り口付近を警備していた保安職員1名が外部のSCP-XXXX-JP-Bの影響により死亡する事案が発生しました。当該個体は現在隔離の上収容済みです。収容後、内部ソフトウェアの精査を行ったところC言語のコードの他に.docx形式のファイルが発見されました。
以下にその文書を添付します。当文書には致死性認識災害が含まれます。対抗ミーム"海亀"を服用した人員以外のアクセスは禁止されます。
作製方法が不明であるSCP-XXXX-JP-Bを保有している、SCP-XXXX-JPが収容されているサイト-81██に的確に攻撃を仕掛けてきた等の理由からSCP-XXXX-JP-B文書内で言及された「Jellyfish」は今回の案件に関係していると見られ、現在調査が予定されています。
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- portal:5436018 (26 Jun 2019 15:33)
拝読しました。
スポイラーの内容は大体伝わりましたが、異常性の面白みが足りず、全体として物足りない印象です。「SCP-XXX-JP-A」「SCP-XXX-JP-B」のそれぞれがあまり深く掘り下げられず要素として使い捨てられているように思えるので、もう少し異常性を拡張し、異常性から展開するストーリーを考えると良いかもしれません。
SCP-XXX-JP-Aは「機器にマルウェアを感染させるテントウムシ」と説明されていますが、単調な異常性に感じられ、面白みがありません。SCP-XXX-JP-Bの性質にもSCP-XXX-JP-Aとの類似があまり見られず、「コードが共通している」という一文のみで関連が説明されており納得感が薄いです。
オチについては、雰囲気は出ているものの予測できる内容であり驚きに欠けそうです。「ハッキングに強い団体」の記事のオチが「財団のハッキング」というのはシンプルすぎると感じます。