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この記事は初期に書いたクソ記事だから読まないでね
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JPは「スーパー博士ブラザーズ」と題されたファミリーコンピュータ用ロムカセットです。SCP-XXX-JPの内容は任天堂より発売されたゲーム"スーパーマリオブラザーズ"に酷似していますが、異常性の他複数の点で異なっています。SCP-XXX-JPの内部調査は、それが"スーパーマリオブラザーズ"と完全に同様の構造となっていることを示します。
SCP-XXX-JPには、本来の"スーパーマリオブラザーズ"と異なり、マリオが白衣と眼鏡を着用し、帽子を被っていない男性に置き換わったイラストが描かれたラベルが貼られています。後述のパッケージのイラストについても同様です。
SCP-XXX-JPが発見される際、多くのケースでパッケージにあたる箱も同時に発見されます。以下はパッケージ裏面に書かれた内容です。
あるところに、博士という心やさしいおじさんがいました。
博士は毎日新しいおもしろいおもちゃを作るためけんきゅうしていました。
しかし、ある日からとあるおそろしいそんざいが博士をじゃましてくるようになりました。
そのそんざいは、子どもたちのためのおもちゃをぬすんだり、
さらには火で博士をおそったりしました。
これには博士もこまってしまいました。
そこで、博士のでしで、次の博士になる予定の人が言いました。
「博士、ぼくがこのわるいやつらをたいじします。」
「だから、博士は待っていてください。」
そして、かれは1人でたびだちました。
けっして楽な道のりではないけど、かれはがんばります。
君も博士になってわるいやつらをたおし、博士を助けよう!
これまでにないリアリティのあるたいけん!
楽しもうね!「スーパー博士ブラザーズ」をプレイしたことによって、お客様の身に如何なる不利益が生じたとしても、こちらは一切の責任を負いません。ご了承ください。
お電話はこちらまで:████-██-████
この内容から、SCP-XXX-JPは要注意団体「博士」と関連しているものと思われます。
SCP-XXX-JPは、ファミリーコンピュータとコントローラー、TVを繋ぎ、電気系統を接続した状態でファミリーコンピュータにセット、起動することで活性化します。
SCP-XXX-JPが活性化すると、TVにタイトル画面が表示されます。その内容は"スーパーマリオブラザーズ"のタイトル画面と類似していますが、特筆すべき相違点として、タイトルの"MARIO"が"HAKASE"に置き換わっている、マリオ(以下、SCP-XXX-JP-M)の衣服が白くなり、帽子を被っていない、「2 PLAYER GAME」の選択肢が存在しない、等が挙げられます。
人間が「1 PLAYER GAME」を選択、決定すると、その人間は衣服などの着用物も含めて瞬間的に消失し、その直後、付近の閉ざされていない空間(以下、SCP-XXX-JP-S)に人型の実体(以下、SCP-XXX-JP-H)が出現します。1
SCP-XXX-JP-Hは白衣と丸眼鏡を着用した男性の姿をした実体であり、身長は155cm、年齢は外見上は20代後半に見えます。SCP-XXX-JP-Hは出現後、近隣に存在する財団関連施設に向かって移動を開始します。その途中で人間に移動が妨害された場合、もしくは財団職員2を発見した場合、SCP-XXX-JP-Hは対象を殺害しようとします。SCP-XXX-JP-Hは異常な跳躍力3を持ち、その他後述する異常な身体的特性があります。SCP-XXX-JP-Hが何らかの生理的行動を見せたことはなく、発言も「イヤッフー」、「ヤッ」、「ウィッヒー」等の意味の無いものばかりです。こちらからの呼びかけにも応じたことはなく、SCP-XXX-JP-Hの知性は低い、もしくは存在しないと考えられています。SCP-XXX-JP-Hに跳躍によって真上から踏まれた人間は、身長の半分程度の大きさまで縦方向に押し潰され、直後消失します。
SCP-XXX-JP-Hは、特定の物体に触れることで、肉体、衣服、能力が変化します。以下は変化をまとめた表です。接触した物品 | 本報告書内での形態の呼称 | 特徴 |
---|---|---|
なし | 通常形態 | SCP-XXX-JP-Hの最初の状態。 |
キノコ類 | 巨大化形態 | SCP-XXX-JP-Hの身長が3mとなり、跳躍した際に真上に物体が存在した場合、時折その物体を破壊する。 |
チューリップ属(Tulipa)の植物 | ファイア形態 | 巨大化形態に加え、SCP-XXX-JP-Hの衣服が一部赤色を含むものに変化する。手から直径30cm程の火球を放つ事が可能。この火球は地面をバウンドし、壁もしくは人間に衝突すると消滅する。人間に衝突した場合、その人間は即死、直後消滅する。火球が物体に引火する事はなく、実際のところ外見上火球に見えるだけで、実態は異なる存在であると考えられている。 |
五芒星を模した形状をした物体 | 無敵形態 | SCP-XXX-JP-Hの着用物含めた全身が虹色に発光する。この状態のSCP-XXX-JP-Hに接触した人間は即死、直後消失する。この状態となってから10秒で元の状態に戻る。 |
SCP-XXX-JP-Hが通常の人間にとって致死的な身体的損傷を受けた場合、SCP-XXX-JP-Hは"ダメージ"を受けます。SCP-XXX-JP-Hが"ダメージ"を受けると、通常形態であった場合は死亡し、巨大化形態又はファイア形態であった場合は通常形態に変化し、一切の負傷は回復します。ただし、SCP-XXX-JP-Hが無敵形態であった場合は、攻撃がSCP-XXX-JP-Hを透過するなどして損傷を受けることはありません。
死亡したSCP-XXX-JP-Hは、死亡から2秒後消失し、後述する"残機"が残っている限りSCP-XXX-JP-Sに負傷を完全に回復した状態で再出現、移動を再開します。
また、SCP-XXX-JP-Hを拘束、もしくは強制的に移動させる試みは、SCP-XXX-JP-Hがその為の器具、人員を透過する為に失敗しています。麻酔弾も効果がありません。
SCP-XXX-JPと接続したTV画面には、現実でのSCP-XXX-JP-H周囲と対応した映像が、"スーパーマリオブラザーズ"風にデフォルメされて映ります。現実は三次元であるのに対し、画面上では二次元的に表現される為、現実とは物体の位置関係が異なる場合があります。画面上ではSCP-XXX-JP-HはSCP-XXX-JP-Mに対応し、現実におけるキノコ類、チューリップ属の植物、五芒星を模した形状をした物体はそれぞれ、"スーパーマリオブラザーズ"におけるパワーアップアイテムである"スーパーキノコ"、"ファイアフラワー"、"スーパースター"と同一の外見をしています。その他の物体は現実の物体を再現した外見をしています。
画面左上には"残機"が表示されています。最初のSCP-XXX-JP-H出現時は"残機"は5であり、SCP-XXX-JP-Hが死亡する度に1ずつ減少していきます。"残機"が0の状態でSCP-XXX-JP-Hが死亡すると、画面に「GAME OVER」と表示され、タイトル画面に戻ります。それ以降、再度人間が「1 PLAYER GAME」を選択しない限り、SCP-XXX-JP-Hが再出現することはありません。
SCP-XXX-JPの異常性が発現している最中にファミリーコンピュータの電源を切る、ファミリーコンピュータからSCP-XXX-JPを引き抜く、電気系統を切断するなどした場合、異常現象は終了し、消失した人間及びその着用物は元の場所に帰還します。再出現した人間は消失時の記憶について思い出すことが不可能です。
補遺5: インシデント記録
2021/11/25、石川県██市で「異常な大きさの白衣を着た子どもが暴れている」との通報が複数あり、SCP-XXX-JPとの関連が疑われ機動部隊そ-3("ゲームハッカー")が事態の収拾に向かいました。この際、SCP-XXX-JP-Hの姿は現場付近に居住している██氏(9歳)のものでした。この時点でSCP-XXX-JP-Hはファイア形態であり、SCP-XXX-JP-Hが無数民家を跳躍で破壊したことにより周囲は壊滅状態でした。SCP-XXX-JP-Hは発見時火球を乱射しており、これに触れた一般人は体を丸め、回転しながら小さく跳ねた後地面を透過して"落下"しました。
機動部隊員5名の内3名がSCP-XXX-JP-Hを引き付け、残り2名がSCP-XXX-JPの捜索にあたりました。15分程度でSCP-XXX-JPが発見されましたが、TVとファミリーコンピュータの電源は既に切れており、SCP-XXX-JPをファミリーコンピュータから引き抜く、電気系統を切断するなどを行ったにも拘わらず、SCP-XXX-JP-Hは消失しませんでした。
以下機動部隊長であるアルファのカメラ映像の一部転写です。
(隊員らは壁に隠れている)
アルファ: クソっ、色々変わってやがるせいで勝手が分からん。
ベータ: あの文書が正しいなら銃撃も効かなくなってる可能性が高いですよ。
デルタ: やられた人がどんどん地面に埋まっていく…確かに絵面は面白いですね、絵面だけは。
(SCP-XXX-JP-Hが接近する)
デルタ: 近付いてきました、撃ちます!
(デルタがSCP-XXX-JP-Hに発砲するが、銃弾がSCP-XXX-JP-Hを透過する。)
デルタ: クソっ!
ベータ: やはり効きませんか…。
アルファ: デルタ、退け!
デルタ: 無理です!くっ…おらあああ!
(デルタがSCP-XXX-JP-Hにタックルする。それを受けたSCP-XXX-JP-Hが通常形態に戻り、姿が点滅する)
デルタ: あれっ?効いた?
ベータ: 避けて下さい!多分今、無敵時間です!
(SCP-XXX-JP-Hが跳躍する。)
デルタ: えっ
(SCP-XXX-JP-Hがデルタを踏み付ける。デルタは半分に押し潰され、消失する。)
アルファ: デルタ!
ベータ: やっぱり…色々と元ネタに大分近くなってます。
アルファ: ということは…俺たちは踏み潰されないように気を付けながらあいつに触らなきゃならないって訳か。
(2名はSCP-XXX-JP-Hから離れる)
ベータ: なかなか…厳しいですね。しかもファイア形態になんてなられたら。
アルファ: 何か方法は…。
ベータ: (5秒沈黙)そう言えば、この近くに工具とか色々置いてあるとこありましたよね?既にボロボロの。
アルファ: 確かにあったが、それがどうしたんだ?
ベータ: もしかしたら…何とか出来る方法を思い付いたかも知れません。
アルファ: それは本当か!
ベータ: かなりの賭けですが…元ネタ通りなら。
アルファ: 賭けでも構わない!その方法を教えてくれ!
ベータ: その為には…(走り出す)しばらく耐えて下さい!必ず戻って来ます!
アルファ: お、おい!
(特筆すべき事項がないため省略。この間にSCP-XXX-JPの回収をしていたチャーリーとエコーが合流。)
アルファ: あいつ、いつになったら…。
ベータ: 只今戻りました!
(ベータが現れる。この時、ベータは上向きに1本ドリルの突出したヘルメットを被っている)
チャーリー: 遅い!お前…何だ、それ。
ベータ: これが、私の策です。皆さんは下がってて下さい。
(ベータがSCP-XXX-JP-Hに接近する)
チャーリー: あいつ、何を…。
(ベータがSCP-XXX-JP-Hの眼前に立つ。SCP-XXX-JP-Hはベータの周囲を跳ね回るが、踏みつけようとはしない。)
エコー: あっ、そうか。マリオだと棘のある敵は踏めないのか。
(ベータがSCP-XXX-JP-Hに触れる。SCP-XXX-JP-Hは両手足を上げ、少し跳ねた後地面を透過して"落下"する。)
チャーリー: 倒した!良し!
アルファ: おお…しかし、あと4回程倒さなきゃならんぞ。
(特筆すべき事項がないため省略。)
(SCP-XXX-JP-Hが再度出現する。SCP-XXX-JP-Hはファイア形態である。)
チャーリー: おい、ファイアだぞ!トゲゾー6はファイアだとやられるはず…。
ベータ: 多分大丈夫です。下がってて下さい。
(ベータがSCP-XXX-JP-Hに接近する。SCP-XXX-JP-Hが火球を放つ。)
チャーリー: ああっ!
エコー: いや、多分あれはトゲゾーじゃなくて…。
(火球がベータに接触した瞬間消滅する。)
チャーリー: あれ?
エコー: …トゲメット7です。
ベータが5回SCP-XXX-JP-Hに接触したことで、異常現象は終了し、SCP-XXX-JPは回収されました。この性質が以前のものと異なるSCP-XXX-JPをSCP-XXX-JP-2と呼称します。
その後、SCP-XXX-JP-2を用い厳戒態勢の中行われた実験の結果、SCP-XXX-JPとの複数の差異が発見されました。以下は主要な差異の抜粋です。8
・SCP-XXX-JP-Hの姿が、白衣を着た消失した人物のものをしている。
・SCP-XXX-JP-Hは、財団関連施設ではなく、近隣の財団職員の方向に移動、殺害しようとする。また、付近に財団職員が存在しない場合、建造物の破壊、そして恐らく発見時の状況から、周囲の人間の殺害を行う。
・「1 PLAYER GAME」が選択された時点で、TV及びファミリーコンピュータの電源が自動的に切れる。
・ファミリーコンピュータからSCP-XXX-JP-2を引き抜く、電気系統を切断する等しても異常現象が停止しない。消失した人間を救出する方法は確認されていない。
・SCP-XXX-JP-Hが跳躍により自身の真上に存在する物体を破壊すると、物体内部から3種類の物体の内1つが出現することがある。SCP-XXX-JP-Hがそれに接触することで、形態が変化する。出現する物体は、ヒポミケス属(Hypomyces)の菌類9(巨大化形態に変化)、イエギク(Chrysanthemum × morifolium Ramat.)(ファイア形態に変化)、桃色をした五芒星を模した形状の物体(無敵形態に変化)の3種。通常のキノコ類、チューリップ属の植物、五芒星を模した形状の物体に接触しても形態は変化しない。
・SCP-XXX-JP-Hは"ダメージ"を受け通常形態となった直後、姿が4秒間点滅する。点滅中に"ダメージ"を与えることは不可能。
・SCP-XXX-JP-Hが火球、無敵形態での接触により人間を殺害した場合、死亡した人間は着用物も含め、体を丸め回転しながら小さく跳ね、地面を透過して"落下"する。SCP-XXX-JP-Hが死亡した場合、両手足を上げて同様に"落下"する。更なる情報は補遺6を参照。
SCP-XXX-JP-2が外部にまだ存在する可能性が高い為、回収プロトコル"トゲメット"が発案、承認されました。以下はその内容です。
回収プロトコル"トゲメット"
目的: 当該プロトコルはSCP-XXX-JP-2の安全な回収・SCP-XXX-JP-Hの終了の為に発案されました。
概要: 当該プロトコルは機動部隊お-15(バジーズ)が実行します。当該プロトコルにおいて、機動部隊は"回収役"、"調査役"、"囮・終了役"の3種類の役割に分かれることになります。
回収役
下書きここまで
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任意A任意B任意C- portal:5384396 (21 Oct 2019 13:44)
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