SCP下書き『感染症』(仮題)

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPおよびSCP-XXXX-JP-B群は生物サイト-81██人型オブジェクト収容棟内の減圧された高気密性人型オブジェクト収容房に収容されます。収容棟には感染性廃棄物処理システムが併設されます。 SCP-XXXX-JPに提供される衣類、食器などには全て使い捨てのものが使用され、都度処理されなければなりません。いかなる場合にも収容房内への立ち入りは許可されません。SCP-XXXX-JP-Aは生物サイト-81██およびサイト-8171において凍結乾燥法により保存されます。
SCP-XXXX-JP-A対策班により国内外の監視が行われます。
たとえ感染の可能性がある場合であっても、特定の人物がSCP-XXXX-JP-Aへ感染していることを示唆する発言は禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは初期収容時██歳の男児です。SCP-XXXX-JP-Aの宿主であるとみられます。当該オブジェクトが触れた物品はSCP-XXXX-JP-Cに指定されます。

SCP-XXXX-JP-Aはいかなる既知の細菌とも符合しない性質を持つ細菌です。感染した生物はSCP-XXXX-JP-Bに指定されます。当該細菌の感染経路として、接触感染、飛沫感染、空気感染に加え、SCP-XXXX-JP-Cに触れることによる感染、感染の宣告による感染が確認されています。また、当該細菌の主な症状として、感染者の体細胞の変化が発生します。体細胞の変化は腹部から始まり、痛みを伴います。

2012年2月8日、██市立███小学校において発生したSCP-XXXX-JP-Aへの集団感染は、当初は集団食中毒であるとみられており、SCP-XXXX-JP-B群は██市立██████中央市民病院と██市立██████西市民病院に搬送されました。当時██████中央市民病院に潜入していたエージェント██の連絡によりSCP-XXXX-JPおよびSCP-XXXX-JP-Aが発見され、収容に至りました。

SCP-XXXX-JP-B群である児童、教職員、救急救命士、医師、看護師などの多数の民間人を隔離、収容する必要があったため、カバーストーリー「新型ウイルス」を流布し、計███名を█████医療センターに移送しました。

補遺1: 以下は初期収容時に実施されたインタビュー記録の抜粋です。
インタビュー記録XXXX-JP-01

対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ██博士

実施年月日: 2012/02/08

付記: インタビューは移送先の█████医療センターにて実施。対象にはインタビュアーが医師である旨の虚偽の情報を与えた。インタビュアーは防護服を着用。

<録音開始>

██博士: こんにちは。私は██といいます。あなたの名前を教えてください。

SCP-XXXX-JP: ██ ███です。

██博士: ███君、これからいくつか質問をします。体調はどうですか?

SCP-XXXX-JP: 普通。いつもと同じ。

██博士: どこか痛いところは?

SCP-XXXX-JP: ない。

██博士: クラスのみんなになにが起こったのかわかりますか?

SCP-XXXX-JP: うん。みんなお腹が痛いって。

██博士: ██君は痛くないんだよね?

SCP-XXXX-JP: うん。全然痛くないよ。

██博士: そうか。██君、今日みんなのお腹が痛くなったこと以外に、何かいつもと違うことはあったかな? みんなのことでも、██君のことでも、なんでもいいよ。

<17秒間の沈黙>

SCP-XXXX-JP: 先生、僕が言うこと、パパとママに言わないって約束する?

██博士: ああ、約束するよ。

SCP-XXXX-JP: ██先生にも言わない?

██博士: 言わない。秘密は守るよ。

SCP-XXXX-JP: 今日、█君1に足を蹴られたんだ。

██博士: █。█ ██君かな?

SCP-XXXX-JP: うん。お昼休みに。蹴られたのは初めて。

██博士: そうか。██君、そろそろ疲れてきたかもしれないね。今日はこのくらいにしようか。

SCP-XXXX-JP: あの、先生。

██博士: うん?

SCP-XXXX-JP: クラスのみんなは大丈夫? みんな元気になる?

<録音終了>

インタビュー記録XXXX-JP-06

対象: SCP-XXXX-JP-C-12

インタビュアー: ██博士

実施年月日: 2012/02/08

付記: 対象はSCP-XXXX-JP-Aの感染者であり、SCP-XXXX-JPの同級生である。

<録音開始>

██博士: こんにちは。私は██です。あなたの名前を教えてください。

SCP-XXXX-JP-C-12: █ ██。

██博士: ██君、いくつか質問をさせてください。体の調子はどうですか?

SCP-XXXX-JP-C-12: なんか気持ち悪い。体がムズムズする。

██博士: なるほど。じゃあ、昨日の五時間目の授業中に何があったか覚えているかな?

SCP-XXXX-JP-C-12: ██2が腹が痛いってトイレに行って、█3も行って、それで、俺も腹が痛くなって、他の奴らも腹が痛いって。それで、██4が倒れて、先生が保健室に連れて行った。そしたら校長先生とか教頭先生とかが来て、救急車とかちっちゃいバスとかが来て、それに乗って病院に行って、起きたら全身白い服を着た人がいっぱい居て、ここまで連れてこられた。

██博士: ありがとう。じゃあ、何か体がいつもと違うなと感じるところはある?

SCP-XXXX-JP-C-12: さっきも言った。

██博士: ムズムズするんだよね。他にはなにかあるかな?

SCP-XXXX-JP-C-12: 声がいつもと違う気がする。

██博士: うん、そうか。鏡持ってきて。

<鏡が収容房内に持ち込まれる>

██博士: ちょっとびっくりするかもしれないけど。

SCP-XXXX-JP-C-12: 俺。

██博士: クラスの子みんながこうなってしまったんだ。理由になにか心当たりはある?

SCP-XXXX-JP-C-12: 嫌だ。なんで███に、███なんかに!

██博士: 落ち着いて、██君。

SCP-XXXX-JP-C-12: ██、███菌だ!

██博士: ██君。

SCP-XXXX-JP-C-12: 嫌だ!

██博士: では、今日のインタビューはこれで終わるね。

SCP-XXXX-JP-C-12: [慟哭]

<録音終了>

終了報告書: インタビュー終了後、小児カウンセラーによるカウンセリングを実施。

補遺2: SCP-XXXX-JP-Aに対して行われた実験の記録を添付します。
実験記録XXXX-JP-01

対象: SCP-XXXX-JP-A

実施年月日: 2012/02/08

実施方法: SCP-XXXX-JP-Aをマウス(Mus musculus)に感染させる。

結果: 体細胞の変化が発生したが、質量の変化はなし。

分析: ヒト以外の生物にも感染することが判明した。大規模な収容違反が発生している可能性あり。

補遺3: 防護服を着用してインタビューを行ったにも関わらず、██博士がSCP-XXXX-JP-Aに感染したことが確認されました。調査の結果、防護服越しであっても、SCP-XXXX-JPが触れた物品に触れることでSCP-XXXX-JP-Aに感染することが判明しました。これを受け、特別収容プロトコルが改定されました。また、より高度な隔離、収容を行うため、SCP-XXXX-JPおよび全てのSCP-XXXX-JP-B群を生物サイト-81██へ移送しました。

補遺4: 感染の宣告によりSCP-XXXX-JP-Bに感染することが判明しました。「感染の宣告」には感染の可能性を指摘することも含まれます。
以下のファイルは、感染の原因とみられる発言の音声記録です。

補遺5: 調査の結果、SCP-XXXX-JPが利用した水道の下水が河川に流れ込み、SCP-XXXX-JP-Aの大規模収容違反が発生していることが判明しました。███小学校付近および下水の流出先一帯を封鎖し、厚生労働省の協力のもと殺菌剤の散布とSCP-XXXX-JP-B群の処理を行いました。対象地域の封鎖と監視は継続して行われます。

補遺6: SCP-XXXX-JPの申し出により、インタビューが行われました。以下に記録を添付します。
インタビュー記録XXXX-JP-209

対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: █████

実施年月日: 2012/03/20

<録音開始>

█████: SCP-XXXX-JP。話というのは?

SCP-XXXX-JP: 前の先生は?

█████: お前には必要のない情報だ。質問に答えなさい。

SCP-XXXX-JP: わかった。

█████: 話したいことというのは?

SCP-XXXX-JP: うん。クラスのみんなはどうなっちゃったの?

█████: どういうことだ。

SCP-XXXX-JP: みんな僕みたいになっちゃったの?

█████: 答えられない。どうしてそう考えた。

SCP-XXXX-JP: もしかしたらそうかなって。違うならいいんだけど。

█████: 理由を答えなさい。

SCP-XXXX-JP: えっとね、みんなのお腹が痛くなって病院に来た日、みんなが僕みたいになったらいいなって思ったんだ。だから、それがだめだったのかなって。

█████: どうしてそう考えたんだ?

SCP-XXXX-JP: だって、僕、脚がこんなだから、みんなと一緒に遊べないし、だから、みんなが言ってるみたいに、菌がうつってみんな僕みたいになったら、僕もみんなと一緒に遊べるのにって。だから。

█████: わかった。話はこれで終わりにする。後日改めて詳しく聞くことになるだろう。これから検査をする。

SCP-XXXX-JP: わかった。

<録音終了>

終了報告書: カント計数機を使用した測定の結果、SCP-XXXX-JPのヒューム値は1Hmであった。SCP-XXXX-JP-Aの異常性にSCP-XXXX-JPの欲求が関係している可能性があるが、その発現はSCP-XXXX-JP-Aの特性によるものとみられる。

付与予定タグ: euclid scp-jp 人間型 ウイルス 伝染性 微視的


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