METE0R SHOW3R

クレジット

タイトル: SCP-2XXX-JP - METE0R SHOW3R
著者: ©︎Ueh-S
作成年: 2022

3/2XXX-JP LEVEL 3/2XXX-JP CLASSIFIED

Item #: SCP-2XXX-JP Object Class: Keter-alterius Neutralized(temporary)

特別収容プロトコル

イベント・[未定]の終了に伴い、SCP-2XXX-JPのオブジェクトクラスは暫定的にNeutralizedに指定されています。類似したオブジェクトの発生に備え、観測網の強化は継続されます。

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説明

SCP-2XXX-JPは後述するイベント・[未定]を引き起こした、合計1414個からなる天体群です。SCP-2XXX-JPの軌道は直線で、黄径277.47°となる地点にて地球の軌道面に対して58.28°で交差します。全天体が直径50mで統一されており、秒速18kmで等速運動をしていたことが財団保有の宇宙望遠鏡及び天文台による観測で確認されています。また、スペクトル分析によりSCP-2XXX-JPの組成はS型小惑星¹に近いと推定されています。

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発見～イベント・[未定]　タイムライン

2011/09/13 21:27(JST: UTC+9h)

地球外異常存在観測衛星"[未定]"の定時観測により初めてその存在を確認。

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2011/09/15 04:39(JST: UTC+9h)

5基の対地球外異常存在観測衛星、3か所の財団所有の天文台の観測及び軌道計算により2011/12に地球衝突の可能性のあることが判明する。財団は暫定的に新規のPHA²として報告。財団は観測網強化を指示。

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2011/09/18 10:25(JST: UTC+9h)

観測網強化後のデータにより、SCP-2XXX-JPの軌道が精度99.9999%で確定。衝突日は2011/12/29であると算出される。財団はSCP-2XXX-JPのオブジェクトクラスをKeter-alterius³とした。同時にSCP-2XXX-JPの軌道変更計画の立案を開始。

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2011/09/22 16:01(JST: UTC+9h)

継続的な観測により、当初1つの大きな天体と推測されていたSCP-2XXX-JPが複数の天体であることを確認。財団は個数の計上を急ぐよう指示したが、観測衛星の分解能の限界により、精度90%以上での計上に2週間程度期間を要するとされた。

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2011/09/24 13:57(JST: UTC+9h)

一般人への秘匿を考慮し、月軌道上に配置された局所重力発生型地球外異常存在排除衛星により、SCP-2XXX-JPに対して疑似的にスイングバイを行い軌道変更させる方針が発表される。

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2011/10/04 19:40(JST: UTC+9h)

SCP-2XXX-JPの個数が1000個以上にのぼることが速報値で発表された。当初の作戦では最大で100個前後を想定していたため作戦が白紙撤回される。

イベント終了後に確認された文字。山口県内にて撮影された。

Footnotes

1. ケイ素を主成分とする岩石質の小惑星。

2. 潜在的に危険な小惑星(Potentially Hazardous Asteroid)の略。

3. オブジェクトクラスに付随するサブクラスの1つ。オブジェクトが地球外もしくは異次元から到来したことを示す。

jp scp

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ページ情報

執筆者: Ueh-S

文字数: 2297

リビジョン数: 2

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最終更新: 05 Apr 2022 15:29

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