小惑星探査機「くまたか」カプセル分離成功 まもなく帰還
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科学

小惑星探査機「くまたか」カプセル分離成功 まもなく帰還へ

公開日 2020年12月06日 16:39(E-JST)

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カプセル大気圏突入時のイメージ画像

宇宙航空研究開拓機構(Japan Aerospace Pathfinding Agency、JAPA)は日本(地球基準)時間の午後3時頃、小惑星探査機「くまたか」のカプセル分離に成功したと発表した。カプセルは翌6日未明に大気圏突入する予定となっている。

くまたかは2010年5月に地球を旅立ち、地球と金星でスイングバイを実施して軌道変更と加速を行った後、2015年7月に目標の小惑星である「オトヒメ」に到達した。

「オトヒメ」は木星トロヤ群(木星の軌道にほぼ一致して公転する小惑星群のこと)に含まれるD型小惑星である。D型小惑星は有機化合物やケイ酸塩が多く含まれると推測される小惑星であるが、現地調査の行われた事例が一切無いタイプだ。今回の探査では世界初となるD型小惑星のサンプル採取がメインミッションの1つとなっていた。

くまたかは半年にわたって「オトヒメ」を周回しながら綿密な調査を行ったのち、2016年2月に第1回、同年3月には人工クレーターを生成して第2回のサンプル採取が試みられた。いずれも採取は無事に成功し、このうち第2回サンプル採取ではくまたかに内蔵された科学機器による簡易的な調査の結果、既存の隕石や小惑星サンプルとは一致しない成分が発見され一時大きな話題となった。同年6月、くまたかはオトヒメを離れた。

予定通りであればカプセルはオーストラリア火星領アマゾニス平原近郊に着地する予定となっているが、国際火星気象局によると着地点付近の砂嵐発生確率は36%とやや高い状況だ。そのことについてJAPAは「現地のスタッフは皆タフなメンバーばかりです。砂嵐が発生したとしても、口が砂だらけになったとしても、地を這ってでもカプセルを回収してくれることを信じています。一番は何事もなく予定地点に着陸してくれるのが一番ですが」と笑いを交えながら話した。

なお、探査機本体はスラスタを噴射して軌道を変更して再び「オトヒメ」へと向かう予定となっており、もう1つのメインミッションである「小惑星軌道変更ミッション」に取り組む。こちらのミッションの目的は「宇宙開拓に欠かせない資源の確保」と「宇宙コロニーと小惑星の衝突を回避するための実証実験」の2つとなっている。


財団は語る

1998年以降、宇宙開発事業にパラテクノロジー(超常技術)が用いられるようになってからは当該事業は非常に大きく発展しました。今回の『くまたか』もその大きな事例の1つと言っても過言ではないでしょう。」と財団超常宇宙技術開発部門所属の河口 順次朗氏は語った。


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