SCP-XXXX-JP - 恒久的な夢の空間

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 恒久的な夢の空間
著者: ©︎Ueh-S
作成年: 2020

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPを含む200m×300mの土地がフロント企業によって買収、封鎖されています。また、一般人向けのカバーストーリーとして「亜炭鉱跡の崩落に伴う陥没の恐れ」が適用されています。

SCP-XXXX-JPの影響を避けるため、内部調査はDクラス職員4名による交代制で行われています。SCP-XXXX-JPの調査は、大きなトラブルが生じない限り1時間以内に収めてください。SCP-XXXX-JPの異常性を認知、あるいは推測し始めたDクラス職員は直ちに記憶処理を行い別の任務に割り当てられます。

説明: SCP-XXXX-JPは██県███市に立地する平屋建ての建造物(以下、SCP-XXXX-JP-1)及びそれを取り囲む庭園(以下、SCP-XXXX-JP-2)です。総面積は670m²となっています。SCP-XXXX-JP-1内部は和室、キッチン、書斎、トイレといった設備が存在しており、それらを含めた11個の部屋で構成されていることが確認されています。設備及び設置されている家具自体からは異常性は確認されていません。SCP-XXXX-JP-2の外周部には非異常性のウバメガシ(Quercus phillyraeoides)が植えられており、垣根としての役割を果たしています。

SCP-XXXX-JP内部に侵入した人物(以下、"対象"と呼称)は、老化の進行が停止します。当該現象は、"特殊時空歪曲論"を利用することで発生させていることが異常建築学部門による調査によって明らかになっています(詳細は補足資料を参照してください)。なお、対象がSCP-XXXX-JP外に出た場合、SCP-XXXX-JP内に存在していた時間分老化することが確認されています。

SCP-XXXX-JPの造成・建築を行った企業の特定作業が行われていますが、関連資料が著しく少ないことから難航してます。

補遺: SCP-XXXX-JPは2016/10/14に低軌道地球周回衛星を用いた調査により、時空間の歪みという形によってその存在が明らかになりました。翌々日、複数名のエージェントによる調査を行ったところ、SCP-XXXX-JP-1内部から6名の20代と推測される女性と、8名の8~10歳と推測される男児が発見されました。暫定的に前者をSCP-XXXX-JP-F-1~6、後者をSCP-XXXX-JP-M-1~8と指定し、サイト-81██へと移送されました。なお、先述の異常性によりSCP-XXXX-JP-F-1~6は40代の女性に、SCP-XXXX-JP-M-1~8は30代と推測される男性へと変化しました。

以下はSCP-XXXX-JP-F-1に対して行われたインタビューです。なお、精神的な不調を訴えていたため事前に精神安定剤を投与しています。

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