SCP-2XXX-JP 死にたい騎士

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アイテム番号: SCP-2XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: 職員は記録下でSCP-2XXX-JPとの会話が認められます。
SCP-2XXX-JPはコンクリートでできた一般収容施設に収容してください。

更新された収容手順: —SCP-2XXX-JPは金属の施錠された収容室に収容し、少なくとも一人以上の監視をつけてください。
SCP-2XXX-JPが自殺行為のようなそぶりを見せた場合はDクラス職員2名で速やかに拘束し、睡眠ガスなどを使用して鎮静してください。

更新された収容手順: SCP-2XXX-JPの残骸は低危険度物品収容ロッカーに収容してください。

説明: SCP-2XXX-JPは鉄製の騎士を模った人型の全身鎧です。
SCP-2XXX-JPは鈴木博士により19██年に東京都██市付近の森の中を彷徨っているところを発見され、収容されました。SCP-2XXX-JPは無機物にも関わらず、知能を持ち人間のように振る舞っています。SCP-2XXX-JPは未知の力で生命活動を行い、流暢な日本語を発声していると考えられています。
SCP-2XXX-JPに危害を加えない限りSCP-2XXX-JPは職員に友好的な態度を示します。逆にSCP-2XXX-JPに危害を加えた場合、SCP-2XXX-JPは怒りを表しますが攻撃はしてきません。SCP-2XXX-JPは収容室内でしきりにブツブツと独り言を呟いています。内容は「死ななければならない。」「わたしが殺した。」「罪を償う。」などの自分を責めるような言葉を呟いています。これまでに三回のカウンセリングをSCP-2XXX-JPに行いましたがこれといった効果は見られませんでした。SCP-2XXX-JPは監視についている職員にハンマーなどの自分を傷つけるための道具を要求してきます。SCP-2XXX-JPの中身を覗くことはできていませんがSCP-2XXX-JPによると中には何も入っていないと言っています。SCP-2XXX-JPが発見された森にはSCP-2XXX-JPに関するものは何も発見できませんでした。SCP-2XXX-JPはの体は全て存在する金属でできており、所々が錆び付いていますがとても強固です。SCP-2XXX-JPは稀に壁などに頭や体をぶつけ、自身を破壊しようと試みます。SCP-2XXX-JPが収容されてから約████もの自殺を図っていますがどれもが失敗しています。

補遺:200█/2/16にSCP-2XXX-JPが収容室内のコンクリート壁を破壊し、収容違反を起こしました。一ヶ月の捜索によりSCP-2XXX-JPがゴミ処理場の焼却炉にて発見されました。SCP-2XXX-JPの損傷はひどいものの生命活動は行われていたので財団によって最収容されました。この収容違反からSCP-2XXX-JPの収容室をコンクリート製から金属製の収容室へ移してください。

インタビュー

対象: SCP-2XXX-JP

インタビュアー: 鈴木博士

<録音開始>

鈴木博士: SCP-2XXX-JP調子はどうだい?

SCP-2XXX-JP: 最悪だ。外の空気も吸えないしハンマーもない。

鈴木博士: ハンマー?そんなもの何に使うんだ?

SCP-2XXX-JP: わたしは死にたいのだ。博士、わたしをハンマーで思いっきり殴ってはくれないか?

鈴木博士: それで収容室の壁に頭を打ち付けていたのか。SCP-2XXX-JP、君はなぜそんなにも死にたがるんだ?

SCP-2XXX-JP: わたしは大昔に罪を犯した。

鈴木博士: 罪?

SCP-2XXX-JP: わたしは大切な人の命を自分の手で奪ってしまった。わたしに優しく接してくれた団長を……。

鈴木博士: 団長?君は騎士団か何かに所属していたのか?

SCP-2XXX-JP: 15██年辺りにわたしはドイツの███騎士団に所属していた。

鈴木博士: SCP-2XXX-JP、君はドイツからここに来たのか?

SCP-2XXX-JP: わたしもその辺りはよく覚えていない。気がついたらこの国にいたのだ。

鈴木博士: ふむ。では君が所属していた騎士団について詳しく教えてくれないか?

SCP-2XXX-JP: ███騎士団は国の中で最も名高い騎士団だった。国のために忠誠を誓い、国のために戦っていた。騎士団長は特に素晴らしいお方だった。生まれた理由も分からず途方に暮れていたところを拾っていただき、立派な騎士に育て上げてくれた。団長はわたしのような空っぽな輩に手を差し伸べてくれた。なのにわたしは……わたしは!!!

鈴木博士: SCP-2XXX-JP、今日のインタビューはここまでにしておこう。

SCP-2XXX-JP: わたしは死ななければならない!!罪を、罪を償わなければならない!!こんな金属の体では自殺することもできない。あぁ、誰かわたしを殺してくれ!!!!

<録音終了>

終了報告書: インタビュー終了後、直ちにSCP-2XXX-JPを睡眠ガスで鎮静し、収容室に戻しました。インタビューの内容からSCP-2XXX-JPはドイツの騎士団に所属していたことが判明しましたが、日本への渡航経路は判明していません。なお、古い文献からSCP-2XXX-JPの所属していた███騎士団は実際に存在したことが判明しました。

追記:20██/8/13にSCP-2XXX-JPが収容違反を起こし施設を脱走しました。大規模な捜索の末、20██/9/4に自動車廃棄物最終処分場にてSCP-2XXX-JPの残骸を発見しましたが、SCP-2XXX-JPは生命活動を停止していることが判明し、オブジェクトクラスがEuclidからNeutralizedに変更されました。


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