現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険物収容ロッカーに入れられています。未収容、あるいは新規のSCP-XXX-JPの発生が確認され次第、担当職員はSCP-XXX-JPの回収を行ってください。その際にSCP-XXX-JPの使用が確認された場合、SCP-XXX-JP-1を回収し、SCP-XXX-JP-2にBクラス記憶処理を行いカバーストーリー『事故による死亡』などを流布して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは、大きさ1.5cm程の紅白の水溶性カプセルに入った未知の薬物です。SCP-XXX-JPは不明な方法によって、日本国内の被扶養者が存在する家庭に不定期に出現します。また、その際に特定の文章が記された紙も同時に出現することが分かっています。(補遺参照)SCP-XXX-JPの出現に明確な法則性は現在まで確認されていませんが、被扶養者に対しての虐待や家庭内暴力が行われている家庭に比較的出現する可能性が高い傾向があります。SCP-XXX-JPは被扶養者が服用することで異常性を発現します。(以降、服用した被扶養者のことをSCP-XXX-JP-1、被扶養者の扶養者のことをSCP-XXX-JP-2と呼称する)このとき、SCP-XXX-JP-1の身体及び精神年齢は約30分程で生後6ヵ月程度の乳児のものへと変化します。このプロセスを止める方法は現在まで発見されていません。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-2が不快に感じる行為を一切行わず、むしろSCP-XXX-JP-2に対して喜ばれる行為を進んで行います。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1に対して服用以前より好意的な感情を持つようになります。その結果、SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JPを服用する前よりも比較的温厚な性格に変化しますが、この変化には個人差があります。
以下は記憶処理を施す前のSCP-XXX-JP-2へのインタビュー記録です。
SCP-XXX-JPは██県██市にある秋婆氏の自宅で初めて発見、回収されました。秋婆氏の自宅では複数のSCP-XXX-JP-1とされる遺体も発見されています。また、遺体の死因は全て、秋婆氏による暴力が原因であることが分かっています。加えて、秋婆氏の自宅周辺では児童の誘拐事件が頻発していることが判明しました。このことから、秋婆氏の自宅で発見された遺体は大半が誘拐された児童であるとして、財団によってカバーストーリー「児童誘拐・殺人事件」が流布されました。
現在までに、████件のSCP-XXX-JPの出現が確認されており、████個のSCP-XXX-JPが回収されています。
補遺: SCP-XXX-JPと共に出現したとされている、前述された紙には以下のような文が書かれていました。
表
特別キャンペーン!
子供の教育でお困りのあなたに!
近日発売予定の商品を特別サービスで御体験!
ぜひ、今度こそ家族の温もりをお楽しみください!
株式会社「Thank You But No Thank You」より
感謝をこめて
裏
使用方法: こちらの薬品を水、もしくはお茶等と一緒に服用者に飲ませてください。
服用者の推奨年齢は10歳〜18歳です。
推奨年齢外でも効果は現れます。
約1時間ほどで効果が現れます。
効果には個人差があります。
なにか不具合がありましても、こちらは対応しかねます。ご了承ください。
現在、株式会社「Thank You But No Thank You」についての調査も行っていますが、一切の足取りを掴むことは出来ていません。
批評して欲しいところ。
・文章内に誤字脱字や違和感のある言い回しはないか。
・似たようなSCPが既に存在しないか。
・全体の構成はしっかりしているか。
・その他、気になった点等
批評していただけると幸いです。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5323004 (05 Nov 2020 07:04)
構成に大きな破綻は無さそうですが、薄味だと感じました。子供を幼児化する薬というのは某名探偵アニメみたいで斬新な異常性ではないため、展開の方で勝負する必要性がありそうですが、「薬を利用して誘拐を繰り返してました」=「オブジェクトで悪事を働いてました」なので個人的にはまだ典型的に思えました。もう一つのインタビューやバックストーリー(補遺のメモ)からも同様に記事の核となりそうなアイデアは見出せませんでした。
日本生類総研のカタログ系のGoIフォーマットには「一つの異常性でこんな使い方やあんな使い方してみました」みたいな異常性を応用した利用法を複数掲載しているものがあるイメージなので、それらを参考により意外性がある使い方を模索してみるのが良いかもしれません。
ShinoguNさんと同意見になってしまいますが、私も内容に新鮮味や面白さを感じられませんでした。また、株式会社「Thank You But No Thank You」という(少なくとも私にとっては)新規の要注意団体のアピールポイントが見えてきませんでした。どうしても異常な薬品というジャンルでは日本生類総研という定番の団体があるため、際立ったオリジナリティがないと二番煎じ感はぬぐえないと思います。
親にとって不都合な子供を改良する似たようなSCPというと、少し方向性は異なりますが、SCP-1021-JPが思い浮かびました。参考になれば幸いです。