始まりは創造、終には滅びの心の臓
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの異常性を無効化することはできません。SCP-XXX-JPにこれ以上関わることを禁止します。レベル4以下の職員がSCP-XXX-JPに関連する情報を入手すると即座に記憶処理が行われます。SCP-XXX-JP-A内に二人以上のレベル5職員に許可を得ず侵入しようとした場合、終了処分が下されます。

説明: SCP-XXX-JPは、概念が定義される度に増加する心臓を模した物体と台座の総称です。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1〜SCP-XXX-JP-██████まで存在しており、毎年平均で██個の個体が発見されています。SCP-XXX-JPはそれぞれ元となる概念と関連性があり、時間軸と平行に存在しているため、一部の個体が破壊されると何らかの世界終焉シナリオを引き起こす可能性があります。加えて、各SCP-XXX-JPが破壊されると確実にCK-クラス世界終焉シナリオが引き起こされます。SCP-XXX-JPは非常に脆く、高さ10cm程度の祭壇から落下するだけで破壊されます。

SCP-XXX-JPはサイト-81██の地下約200km地点に突如出現した空洞にある台座上に存在しています。台座は1つの人型実体の全身骨格(以降SCP-XXX-JP-Bと呼称)を中心に、放射状に広がっています。台座にはSCP-XXX-JP-Bの背面を1として右回りにSCP-XXX-JPの個体番号としています。SCP-XXX-JPのある空洞はSCP-XXX-JPの個体数が増加する度に拡大していきますが、空洞周囲の岩盤が崩落する危険性は確認されません。現在台座の数は█████個確認されています。

SCP-XXX-JPは定期的に行われる地盤調査によって発見されました。SCP-XXX-JPがある空間内はは大気で満たされており、財団が建築したエレベーターを使用して立ち入ることができます。

SCP-XXX-JP-BのDNAは地球上のいかなる生物とも一致しません。 SCP-XXX-JP-Bにつけられた傷は直ちに修復され、通常の骨のように強度を増します。通常SCP-XXX-JP-Bは直立していますが SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JP-Aの個体が出現した時にそのSCP-XXX-JP-Aまで平行移動し、片膝をつき両手を合わせます。上記の行動により、SCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPに衝突する事例がこれまでに█件確認されています。幸いそれによるSCP-XXX-JPの破壊は起こりませんでした。

SCP-XXX-JPの異常性
SCP-XXX-JP-1 鼓動する度に周囲が陽炎の様に歪み、物質が近づくと[データ削除済]
SCP-XXX-JP-2 心音が時計の針のような音をしており、心拍数は60ppm1を維持している。
SCP-XXX-JP-3 心音は出しているが、主に岩石、木、硝子、金属で構成されており、鼓動する様子は確認されない。
SCP-XXX-JP-██ 人間の心臓と同様の特徴を見せた。
SCP-XXX-JP-██ 台座の上には何もないが、周囲約30cmにそこに心臓があると思わせるミームが発生している。
SCP-XXX-JP-██ 鼓動はしておらず、視認すると自殺願望が顕著に現れ、SCP-XXX-JP-1で[データ削除済]。触れた生物は原因不明の死に至る。
SCP-XXX-JP-██ 活発に鼓動しており、視認者はどんな精神状態だろうと「生きる希望が湧いてきた」と発言し、より楽観的な思考になった。SCP-XXX-JP-6を視認した者が触れると症状が改善されるが、それ以外の生物が触れると[データ削除済]。
SCP-XXX-JP-██ 金、宝石類、各国の通貨で構成されている。触れると対象の身体が直近で望んだ物質と置換されて死亡する。
SCP-XXX-JP-████ 白と赤を主とした外見で、意識して視認すると[データ削除済]。
SCP-XXX-JP-████ SCP-682の肉で構成されており、表面は常に強酸によって溶けている状態にある。破壊は可能だが即座に再生する。

SCP-XXX-JP-7█から既存のSCPオブジェクトと関連しているようなオブジェクトが確認されています。 -██博士
補遺:


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  1. portal:5294467 (04 Jan 2020 23:07)
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