ハーマン・フラー主催: 新たな時代の幕開けを

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新たな時代の幕開けを

君は見たことがあるか!

炎に焼かれ続ける男を!

船乗りを引きずり込むセイレーンの歌声を!



死してなお鼓動する怪物の心臓を!

恐怖の底に潜む美しさを!


世界を騙し続けた隔壁が取り払われたあの日から1年以上が過ぎた今、遂に我らが団長が重い腰を上げ、表舞台で公演を行う今日この日を迎える事となった。これまで虐げられ、存在を隠されてきた者たちありのままを、美しい生き様を、貴方は脳裏に焼き付けることになるだろう!

定期公演順次開催予定

10月15日、午後7時からセントラルパークにて開催!我らサーカスの初公演だ!! 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!

以下は、2003年11月23日のニューヨークタイムズ誌に掲載されたGoI-233"ハーマン・フラーの不気味サーカス"団長であるハーマン・フラーに対して行われたインタビュー記事の抜粋です。1998年10月にセントラルパークにて行われた講演以降、ハーマン・フラーの不気味サーカスが世界各地で定期的に公演を行っていることが確認されていますが、その明確な足取りは依然として不明なままです。

インタビュアー: あなた方サーカスは、これまで世界各地で目撃情報が相次いでいるにも関わらず、その詳細は一切不明なままです。中にはあなた方の存在を都市伝説だという人達さえいるようですが。

ハーマン・フラー氏: 都市伝説、か。はっそいつはとても具合が良い。

インタビュアー: 具合が良い、と言いますと?

ハーマン・フラー氏: いやなに、サーカスなんてものは一時の夢に過ぎないのさ。いらしゃったお客様の時間頂戴して、世界から切り離し、その対価として夢の檻に閉じ込める。後に残るのは、夢の中を彷徨っていたかのような浮遊感だけ。それでいいじゃないか。

インタビュアー: あなた方は1998年以前も公演を行っていたようですが、なぜヴェール崩壊後に表社会への進出を決めたのでしょうか。

ハーマン・フラー: 至極簡単な事だ。あの事件以来、世界中の人々が異常性なものに興味を持った。幼少期の私のようにね。何せ私は肉のカルトや機械教団にも精通しているのだが…この話はまた今度にしておこう。

インタビュアー: そうしていただけると幸いです。

ハーマン・フラー氏: そうだな。先ほども言ったが、サーカスと言うのは非現実な空間だ。だがその非現実さ故に、興味を持つ人は後を絶たない。そしてあの事件のおかげで、そういった人は爆発的に増えた。そういった需要に応えるのは、我々の義務だ。

インタビュアー: 成程、ではもう一つ。貴方はこれまでメディアの前に一切姿を見せない人物でした。しかし今回どうして、写真を掲載しないという条件のみで取材を引き受けてくださったのでしょうか。

ハーマン・・フラー氏: ふむ…そのことはだね…。

インタビュアー: 確かに公演は大盛況でしたが、どうしてそこまで自信がおありだったののですか?

ハーマン・フラー氏: 至極簡単なことさ。これまでの私の経営者としての勘と、アクターへの絶対的な信頼さ。何せ彼らは、私の家族だからね。

インタビュアー: 成程、では…

ハーマン・フラー氏: [インタビュアーの言葉を遮り] あぁそうそう、1つ言い忘れてたが、最初に言った資金難が原因と言う話、正しく言えば資金難は理由の2割にも満たないものなんだよ。

インタビュアー: では残りの8割はどの様な理由なのでしょうか。

ハーマン・フラー氏: 私はね、世間に彼らを認めてあげてほしいんだよ。そして同時に問いたいのだ。「隔壁無き今、私たちは果たして"異常"なのか?」とね。


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