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クレジット
タイトル: SCP-1752-JP - 山鳥の尾
著者: FatherScorpion
画像: 作者
Nicolas Huet (1770–1830)
Jean Gabriel Prêtre (1768–1849)
パブリックドメイン
アイテム番号: SCP-1752-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1752-JPは低危険度オブジェクト収容ロッカーに収容されます。SCP-1752-JP-bは実験時を除きレベル3以上の高度セキュリティルーム内に保管されます。
説明: SCP-1752-JPは山鳥に似たキジ科生物を模した木彫りの彫刻です。一般的な彫刻と異なり、色鮮やかな塗装が施されています。SCP-1752-JPには損傷を与えることが不可能ですが、尾羽にあたる部分は物理的に大きな力を加えれば取り外す事が可能です。破損した箇所は未知の原理により、平均して2~3日間の時間を掛けて徐々に復元します。
SCP-1752-JPは、周辺で特定の条件を満たした人物(以下曝露者)が就寝を試みた際に活性化します。曝露者の条件は以下の通りです。
- 親しい人物(以下被殺害者)が何者かにより殺害された経験がある。
- 犯人(以下加害者)が誰なのか判明していない・知らない。
- 被殺害者の死に対して強い心的外傷を受けている。
SCP-1752-JPが活性化すると、曝露者はSCP-1752-JP-aに指定される異空間に転移します。SCP-1752-JP-aは1100年代当時の長野県██村に非常に酷似しています。この時、曝露者に装着したGPS等の位置信号も同様に██村周辺を示しますが、同地点に曝露者の存在は確認できません。後述するSCP-1752-JP-1に対してSCP-1752-JP-aからの帰還を希望すると曝露者は元居た地点に再転移します。
転移後暫くすると、SCP-1752-JP-a内において、曝露者に人型の実体(SCP-1752-JP-1に指定)が接触を行います。SCP-1752-JP-1は被殺害者と同様の外見を持ち、自身が被殺害者であると主張します。しかしながら、その言動は被殺害者とは大きく異なる場合が多く、大抵の場合は曝露者がその事を指摘し、SCP-1752-JPは前述の主張を取り下げます。この時、曝露者が希望した場合1にはその外見を全高1m程の巨大な鳥類の姿に変化させます。
SCP-1752-JP-1はその姿が人型状態であるか否かに関わらず、発話能力を持ち、日本語を用いて曝露者と会話を試みます。SCP-1752-JP-1は曝露者と暫く会話を続けた後に、非殺害者について言及します。その後、加害者についても言及し、一連の出来事への印象を尋ねます。これに否定的な返答をした場合、SCP-1752-JP-1は曝露者にSCP-1752-JPの尾羽部を取り外すよう勧め、取り外した尾羽(SCP-1752-JP-bに指定)が加害者を捜索し殺害する手助けになると主張します。特筆すべき点として、SCP-1752-JP-1は曝露者が加害者を殺害する事に対して強い執着を見せていますが、詳細は不明です。また、SCP-1752-JP-1はこれに関連して"鬼"や"悪鬼"と称される未知の存在が加害者に寄生している事を仄めかしますが、現在までのところそれらに類する存在は確認できていません。
SCP-1752-JP-bはSCP-1752-JP-1から説明を受けた人物が所持している間のみ活性化します。活性化したSCP-1752-JP-bを所持している人物(以下所持者)は特定の人物(以下対象)を認識すると、対象が非殺害者を殺害した加害者であると確信します。また、所持者は一時的に対象を殺害・機能停止させる用途に限定された非常に強い現実改変能力を獲得します。能力の行使時には共通して、不明な原理で所持者の手元に弓と矢の様なエネルギー実体が出現し、所持者はこれらの実体を媒介として現実改変を行います。実験の結果、ある程度の修練をした人物であれば、対象の捕縛や無力化といった用途の為に能力の攻撃性を最小限に留める事が可能である事が明らかになっています。
補遺1 実験記録:補遺2 調査結果中間報告: 調査の結果、長野県██町(旧██村)周辺でSCP-1752-JPに関係すると考えられる民謡が発見されました。また、SCP-1752-JP-1が言及する"鬼"や"神様"についてもそれに類する存在が伝承されている事が判明しました。
以上の報告を受けて、SCP-1752-JP-1に対するインタビューが行われました。
補遺3 第二回調査結果中間報告:
予定タグ: ジャムコン2019a euclid コンテスト 儀式 擬態 時間 宗教 知性 像 動物 鳥 破壊不能 変身 世界オカルト連合 蒐集院
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- portal:5255648 (05 May 2019 12:04)
お読み頂いた方、ありがとうございます。そうでは無い方、宜しければご覧ください。ジャムコン2019テーマA「ダークメルヘン」参加予定の記事です。メルヘンかと言われれば ? ですがここは1つ。
お読み頂けると分かりますが、長いです。誤字脱字、矛盾点や冗長となっている点等があればご指摘下さい。読んでみての率直な感想も頂けると幸いです。
気になっている点として、財団が科学的な事をあまりしていないなぁと感じています。何方かと言えば呪術や宗教などのオカルティックな面に重きを置いていますがどうでしょうか?
以上、宜しくお願い致します。
> SCP-1752-JPは低危険度オブジェクト収容ロッカーに収納されます
収容のほうがいいかもしれません
>一般的なものと異なり、
ものではなく彫刻などのほうがいいかもしれません
>平均して2~3日間の時間を掛けて徐々に再生します。
再生ではなく復元などのほうがいいかもしれません
>現在までの所それらに類する存在は確認できていません。
>住人は見た所居ない
>SCP-1752-JPを調査した所
>鳥が罠に掛かっている所を見つけた。
>最後男が立ちふさがる所。
>
>
ところはひらがなのほうがいいかもしれません
>これら
具体的にかいたほうがいいかもしれません
>エージェントが実体に接近する。実体がエージェントの方を振り向く。など
[]をつかったほうがいいかもしれません
>その確保にも大きな手助けとなる。その筈でした。
その確保にも大きな手助けとなる、その筈でした。としたほうがいいかもしれません
>D-クラス
-はいらないようにおもえます
>全体的に
長すぎるように思えました
taleにできそうかなとおもうところは削ったほうがいいようにおもえます
いつもありがとうございます。
投稿してしまった後の返信になり恐縮です。ご指摘頂いた点は全て修正したいと思いますが、taleへの分割(あるいは削除)はジャムコンのルールで禁止されている大規模改稿に当たると思いますので、投票期間が終わった後に対応させて頂きます。