SCP下書き 「泣き疲れたら、眠ればいい。」

現在このページの批評は中断しています。

rating: 0+x
blank.png
試練の枕.jpg

非活性化直前のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは低脅威度物品保管用ロッカーに収納されます。SCP-XXX-JPの転移が確認されると、転移場所の特定、SCP-XXX-JPの再収用、及びオリジナルの所有者に記憶処理が行われます。

説明: SCP-XXX-JPは異常な特性を保持した枕です。その外見や組成は一定ではありませんが、一般的な物と明確な相違点はありません。但し、後述の異常性により、今後それらが特異な物に変化する可能性が存在します。

SCP-XXX-JPは不規則な間隔で転移を行います。転移の間隔は確認されている中で最低2日、最大274日です。この転移の距離に制限は無いと考えられています。転移先には就寝を試みている無作為な人物の周辺が選ばれ、SCP-XXX-JPが対象となった人物の枕(以下オリジナル)と入れ替わる形で転移は行われます。この時、SCP-XXX-JPは外見をオリジナルと全く同一なものに変化させます。また、転移時にはSCP-XXX-JP、及びオリジナルに物理的な力は一切加えられず、衝撃による反発等が発生しない事が確認されています。このため、外見上は転移前のオリジナルと転移後のSCP-XXX-JPで差異が見られず、後述する付属物をSCP-XXX-JPに取り付けていない場合は、目視でのSCP-XXX-JP転移をオリジナル側から確認する事は不可能です。オリジナルに枕カバー等の付属品が取り付けられていた場合、それらも含めてSCP-XXX-JPは姿を模倣しますが、SCP-XXX-JPに新たな付属品やGPSなどの装置(以下付属物)を取り付けた場合は、それらの物品も共に転移するものの、変形する事はありません。そのため、SCP-XXX-JPに付属物を取り付けた状態で転移が発生すると、オリジナルの形状と元々のSCP-XXX-JPの形状に大きな差があった場合には、付属物が破損する、あるいはSCP-XXX-JP内部に食い込むといった現象が発生します。

SCP-XXX-JPに選ばれた人物が人間がSCP-XXX-JPを用いて就寝を試みると、瞬時に極度の興奮・緊張状態に陥ります。この時曝露者は大抵の場合偏執症に似た悲観的で誇大な反応を示します。これは異常性によるものでは無く、過度の緊迫状態に曝された事による自然な反応であると考えられています。このため、具体的にどのような反応を示すかは曝露者によって大きく異なります。曝露者が就寝を試みた時間が現地時間午前0時から正午までの間であった場合にはSCP-XXX-JPは活性化しません
追記: 後の実験により、オリジナルの所有者ではない人物がSCP-XXX-JPを使用したり、転移前のSCP-XXX-JPを使用した場合にも同様の異常性が発現する事が確認されました。

SCP-XXX-JPに曝露した人物は睡眠に対する異常な執着を見せるようになります。しかし、上記の通りSCP-XXX-JP曝露者は興奮状態に陥るため、睡眠状態に入る事は困難です。ですが、今の所92%の曝露者はSCP-XXX-JPに曝露してからSCP-XXX-JPが非活性化するまでの全ての時間を入眠の試みに使用しています。特筆すべき点として、SCP-XXX-JPは人間に行動を強制させる能力は保持していない事が曝露者の脳波測定やミーム学的アプローチにより判明しています。

SCP-XXX-JPが使用されてから現地時間でその翌日の午前4時までに曝露者が睡眠状態に入る事が出来なかった場合、SCP-XXX-JPは再活性化し"処刑イベント"が発生します。イベントが開始するとSCP-XXX-JPが存在していた場所にオリジナルが再転移し、SCP-XXX-JPは曝露者の顔に覆い被さるような位置に転移します。その後SCP-XXX-JPは曝露者を攻撃し始め、最終的に曝露者は死亡します。これは曝露者による抵抗や外部からの妨害が行われた場合でも同様です。SCP-XXX-JPの攻撃方法は生前の曝露者の振舞いにより変化すると考えられており、例として曝露者の呼吸器系に密着する事により曝露者を窒息させる、曝露者の顔面を激しく繰り返し押し潰す事による圧殺、曝露者の体に一部重なるように転移を繰り返すことによるショック死、曝露者の眼球から体内に侵入した後[編集済]等があります。曝露者が死亡するとSCP-XXX-JPは非活性化します。

曝露者が睡眠状態に入る事に成功した場合も同様にオリジナル、及びSCP-XXX-JPは転移する事が確認されています。この時SCP-XXX-JPの転移先は曝露者の両眼球に覆い被さるような位置となりますが、その後SCP-XXX-JPは特異な行動を示すことなく非活性化します。この行動は便宜上"生還イベント"として分類されていますが、財団により確認出来た事例は数件であり、更なる調査が予定されています。

事案記録SCP-XXX-JP:

注記: 以下の記録は財団によりSCP-XXX-JPの存在が確認される以前の記録です。

曝露者: ファウスティーノ・エルメネジルド・カルタ(Faustino Ermenegildo Carta)氏 22歳(当時)男性 イタリア人

備考: 曝露者は当時他者から人見知りで根暗であると評価されている。

結果: 曝露者は睡眠状態に入る事に成功。

曝露者: アーロン(Aaron)氏 20歳(当時)男性 イギリス人

備考: 曝露者は当時婚約者が事故で死亡した直後であった。婚約者は妊娠9ヶ月となる第一子を妊娠していた。周囲からは"いつか後を追うものだと思っていた。"との証言を多数得られた。

結果: 曝露者は睡眠状態に入る事に成功。

補遺: 現在アーロン氏は死亡しているが、カルタ氏の息子からSCP-XXX-JPについての証言を得る事に成功した。享年92歳。

曝露者: 鈴木 茜氏 12歳(当時)女性 日本人

備考: 曝露者は当時中学受験を直前に控えていた。この時、曝露者の母親が鬱病を発症しており、外部からは"家族円満からは程遠い"と評価されていた。

結果: 曝露者は睡眠状態に入る事に成功。

補遺: 鈴木氏は現在ロボットの支援による肺悪性腫瘍手術・区域切除の第一人者とされている。氏はメディア上で度々両親の事を話題に出しており、氏がレギュラーを務めるTV番組"████"における両親との和気藹々とした掛け合いが人気を博している。

曝露者: ミトロファン・ミローノヴィチ・コラベリシコフ(Митрофан Миронович Корабельщиков)氏 34歳(当時)男性 ロシア人

備考: 曝露者は音楽家であり、当時不調に陥っていた事が知られている。

結果: 曝露者は睡眠状態に入る事に成功。

補遺: コラベリシコフ氏含む多数の著名人がTV番組にて"人生の転機は眠れず一人で泣いた夜"であると話し、「朝起きると何故か枕が増えていた。」、「いつの間にか消えていた(忘れていた)から気のせいかもしれない。」といった内容を全員が共通して証言した事から財団の注意を引き、SCP-XXX-JPの存在が認知された。

補遺1 音声記録SCP-XXX-JP: 事案記録SCP-XXX-JPにおいて言及されたコラベリシコフ氏の出演するTV番組が放送された翌日、コラベリシコフ氏がイタリアのラジオ番組"Radio ██████"に出演、SCP-XXX-JPに関する言及を行いました。以下に放送の該当箇所を抜粋します。

補遺2: 収容当初SCP-XXX-JPは人間を殺害する能力は保持していないと思われていましたが、Dクラスを使用した実験2により処刑イベントの存在が明らかとなりました。しかし、財団の介入以前の処刑イベントの発生は確認されていない事、また、SCP-XXX-JPに曝露し生還した人物はいずれも社会的に大きな成功を収めている事から、SCP-XXX-JPがこれまでに確認された異常性とは別種の異常性を保持している可能性がある事、及び活性化の方法や曝露者によって異常性に差異がある可能性が指摘されています。

自立型ボタン

うーん、あなた今、ページの編集してるでしょ?アクシデントを起こさないためにも、ここの機能は非表示にしておくよ。この素晴らしい機能はBoyu12Boyu12氏によって作られたものです!
編集 ページのソース
履歴 ファイル

予定タグ:keter scp-jp 移動 擬態 自動装置 瞬間移動 精神影響 道具 変形 変身


    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The FatherScorpion's portal does not exist.


エラー: FatherScorpionのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:5255648 ( 05 May 2019 12:04 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License