総天然物ヒーロー真剣ジャー
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- portal:5255648 ( 05 May 2019 12:04 )

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タイトル: SCP-1074-JP - 総天然物ヒーロー真剣ジャー
著者: FatherScorpion (原案:
aisurakuto)
対抗ミームの摂取が完了しました。
財団記録・情報保安管理局より通達
本報告書内にはミーム汚染を発生させる文章が存在します。対抗ミーム未接種の職員は報告書の閲覧を中断し、財団ミーム部門へ対抗ミームの摂取を申請して下さい。
— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ
アイテム番号: SCP-1074-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1074-JPの発生を発見するため、担当職員及びフィールドエージェントは対抗ミームの摂取が義務付けられています。対抗ミームを摂取した職員は定期的に財団データベース内の報告書を確認し、不適切な記述が見受けられた場合にはサイト管理官へ報告して下さい。新たに発見したSCP-1074-JPの演劇イベントが進行中である場合には、SCP-1074-JP-1を特定、SCP-1074-JP-1同士の合流を補助し、イベント終了を促してください。未確認の演劇イベントに関する情報を入手した場合は、影響を受けた地域を調査、記録を行って下さい。
説明: SCP-1074-JPは特定の異常現象を発生させる建築物群の総称です。全てのSCP-1074-JPは4ヶ月に1度特定の日時に同時に活性化し、"演劇イベント"を発生させます。SCP-1074-JPは活性化すると、半径15km以内(以下影響範囲)に存在する不特定多数の人物にミーム汚染を引き起こします。SCP-1074-JPの影響を受けた人物(以下SCP-1074-JP-1)は偏執症に類似した症状を発症し、SCP-1074-JPの影響範囲内に危険な犯罪組織が存在しておりSCP-1074-JPがその拠点であると確信します。同時に、影響範囲内に存在する不規則に選ばれる1つの組織(以下SCP-1074-JP-A)の構成員の内、影響範囲内に位置していた人物(以下SCP-1074-JP-2)は、自らの所属する組織が犯罪組織の正体であると確信し、異常な行動を開始します。この時、SCP-1074-JPを利用している組織とSCP-1074-JP-Aは必ずしも一致しません。
SCP-1074-JP-1となった人物は自身がSCP-1074-JP-Aと以前より敵対していたと認識し、SCP-1074-JP-Aを壊滅させる事に異常な執着を抱きます。SCP-1074-JP-1はイベント期間中に複数回SCP-1074-JP-Aに損害を与える為に行動を起こします。しかしながら、SCP-1074-JP-Aの犯罪行為の曝露、法執行機関への通報等のSCP-1074-JP-A壊滅の手段として現実的な行動は行わず、多くの場合は単独でのSCP-1074-JP-A関連施設への突入、SCP-1074-JP-2に対する直接的な暴力行為など無計画な手段を取ります。この時、イベント開始直後の行動であった場合には多くの場合行動は失敗しますが、イベント開始から時間が経つにつれて成功確率が上昇します。本来であれば行動が成功したとしてもSCP-1074-JP-Aへの損害は非常に軽微なものですが、行動が成功するとSCP-1074-JP-1、及びSCP-1074-JP-2はSCP-1074-JP-Aに重大な損害が与えられたと認識します。
SCP-1074-JP-1、SCP-1074-JP-2を含む影響範囲内の人間は、日常生活において非論理的で極端な思考を持ち、それに基づいた行動を取るようになります。その詳細は個人によって異なりますが、多くの場合各個人の元々の性格や能力、身分により大きく変化する事が判明しています。例として、一般的に優秀であると評価される人物は元々の容姿に関わらず容姿も優れていると評価されるようになる他、法執行機関に属する人物は規律に対する異常な執着を見せるようになります。SCP-1074-JP-1、及びSCP-1074-JP-2はこの傾向がより顕著に見られ、SCP-1074-JP-1はSCP-1074-JP-A及びSCP-1074-JP-2のあらゆる行動を嫌悪、非難するようになり、SCP-1074-JP-2は非現実的な論理に基づいた犯罪行為であると主張する行動を度々行い、自身やSCP-1074-JP-Aの行動が世界全体に対して大きな影響を及ぼしていると主張します。
SCP-1074-JP-1及びSCP-1074-JP-2の行動は一般的な常識からかけ離れたものであるにも関わらず、対抗ミームを摂取していない人間はこれらの行動をごく普通の一般的な行動であると認識します。このミーム汚染は影響範囲外の人間にまで及ぶため、新たなSCP-1074-JPの活性化を発見することは非常に困難なものとなっています。異常なミームは対抗ミームの摂取により取り除く事が可能ですが、SCP-1074-JP-1及びSCP-1074-JP-2は対抗ミームを摂取した場合も異常な認識を取り除く事ができません。以上の性質により現在までにSCP-1074-JPの存在が民間人に曝された事例は存在しません。
下記の記録はSCP-1074-JP範囲内における大友 ██氏(16歳男性、SCP-1074-JP-1)と鷲田 ██氏(36歳男性、SCP-1074-JP-2、SCP-1074-Aは鷲田氏の勤める製薬会社"██製薬")の会話を対抗ミームを摂取したフィールドエージェントが録音した物です。以下の記録を閲覧し違和感を抱かなかった場合は直ちにサイト管理官に報告して下さい。
<録音開始>
SCP-1074-JP-1: お前!一体そこで何をしていたんだ!
SCP-1074-JP-2: これはこれは僕ちゃん、また会いましたね。
SCP-1074-JP-1: チッ、相変わらずムカムカする奴だ!質問に答えろ!そこで何をしていた!?
SCP-1074-JP-2: あなたに教える筋合いは無いのですが、特別に教えてあげましょう。私は今、この町の配置薬の補充をしている所なのです!
SCP-1074-JP-1: 配置薬!?そんな物、一体どうするつもりだ!?
SCP-1074-JP-2: ただの配置薬ではありませんよ。今回から補充される薬には全て!我が社が新開発した万能物質ACM-████が配合されているのです!
SCP-1074-JP-1: な、何!?ACM-████だって!?そ、そいつは確か…!
SCP-1074-JP-2: その通り、天然のミネラルであるナトリウムと単体なら人間に有害な塩素を合わせる事で生まれた魔法の白い粉!体に良いだけではなく、脱水すら防ぐことが出来るのです!お客様のケガや病気は全て治り、我々の理念、"みんなニコニコ██製薬"の達成に一歩近づく事になるのですよ!ああ、お客様の笑顔を見るのが待ち遠しい…。
SCP-1074-JP-1: そんな事はさせねぇぜ!そんな薬が出回っちまったら、他の製薬会社の薬が売れなくなっちまうじゃないか!
SCP-1074-JP-2: ふん、社の利益の為です。
SCP-1074-JP-1: 許せねぇ!もう怒ったぞ!くらえ、ビッグ!フレンド!パーーンチ!
[鷲田氏に向けて大友氏が殴打を繰り出す。]
SCP-1074-JP-2: クソッ、オオトモめ!ビッグフレンドパンチはやはり脅威だな…。
<記録終了>
備考: 後の調査の結果、鷲田氏が配布した薬品の中に未知の物質の存在は確認できなかった。██製薬のデータベースを調査した所、ACM-████は異常性の無い塩化ナトリウムである事が判明した。
イベント開始から時間が経つにつれて、SCP-1074-JP-1が複数人存在していた場合はSCP-1074-JP-1同士で合流し結託するようになります。イベント開始から約3か月後、影響範囲内に存在する全てのSCP-1074-JP-1が合流すると、SCP-1074-JP-1群はSCP-1074-JPへと突入を開始し、イベントの最終段階である"SCP-1074-JP攻略イベント"が発生します。攻略イベント発生時には、全てのSCP-1074-JP-1とSCP-1074-JP-2がSCP-1074-JP内に集合し、SCP-1074-JP内において戦闘を開始します。この時、SCP-1074-JP-2は身分の高い人物程SCP-1074-JPの入り口から離れた場所で待機しており、他のSCP-1074-JP-2への救援の要請や援護は一切行いません。SCP-1074-JP-1はSCP-1074-JPへの突入直後において大抵の場合周辺のSCP-1074-JP-2に比べ圧倒的な人数差を持っているにも関わらず、少人数をその場に残し先に進む事がSCP-1074-JP-1間の議論により決定され、以後もSCP-1074-JP-2と接敵する度にこの行動を繰り返します。
この攻略イベントはこれまでに確認できた事例中では100%の確率で成功しています。攻略イベントが終了すると演劇イベントは終了し、SCP-1074-JPは異常性を喪失します。影響範囲内の人間も異常性を喪失しますが、イベント中の記憶は保持しています。
現在、SCP-1074-JPとなった建築物の数は緩やかな増加傾向にあります。どのようにしてSCP-1074-JPが建築物の間に広まるのかは明らかになっていませんが、SCP-1074-JPの発生個所が特定の地域に密集している事から何かしらの存在が異常性を媒介しているものと考えられます。かつて他のSCP-1074-JPの影響範囲であった場所にも新たなSCP-1074-JPは発生しますが、同時期におけるSCP-1074-JPの位置はお互いの影響範囲が重ならないように分布している事が判明しています。
補遺: 職員の通報により、20██年1月中の不明な日時からサイト-81██の職員がSCP-1074-JP-2となっていた事が判明しました。
以下の文書はサイト-81██職員がSCP-1074-JP-2となった事例におけるSCP-1074-JP攻略イベントの様子を対抗ミームを摂取したエージェント・狭間が映像として記録し、文字に起こした物です。記録中に登場する財団職員はエージェント狭間を除き全てSCP-1074-JP-2となっており、それ以外の登場人物は全てSCP-1074-JP-1となった人物である事に留意して下さい。以下の記録を閲覧し違和感を抱かなかった場合は直ちにサイト管理官まで報告して下さい。
映像記録SCP-1074-JP
撮影者: エージェント・狭間
撮影場所: ██市立██小学校(SCP-1074-JPとなった建築物,20██年1月未明から当イベント終了までの間、サイト-██の総司令本部が当小学校内に設置されていた。)
備考: 本記録内では可読性の観点より、SCP-1074-JP-1及びSCP-1074-JP-2を個人名と肩書で表記する。
<記録開始>
佐藤氏: まさか財団のエージェントが俺たちに味方してくれるとは、思ってもいなかったぜ。
エージェント・狭間: まあ諸事情ありましてね。一時的ですが、協力させて頂きます。
遠藤氏: ふん、俺はお前を完全に信用した訳じゃあねぇからな!
佐藤氏: そんな事言うなって!悪いな、遠藤は前に財団の手によっておやつのプリンを確保された事があってな。それ以来財団の奴らに強い憎しみを抱いているんだ。
遠藤氏: クソッ、あいつらめ…信じられるか!?あのプリンは確かに異常な程美味かったが何も食べかけのやつぐらい見逃してくれてもいいだろう!?
佐藤氏: ──っと、そろそろ全員集まったな。全部で14人。これならあいつら如きに負ける筈が無いだろう。みんな、これが最後の戦いだ!目指すは校庭備蓄倉庫!行くぞ!
エージェント・狭間: では、校庭のすぐ傍にある裏門から…。
佐藤氏: 総員、正門を突破せよ!!!
SCP-1074-JP-1群: うおおおおおおおおおおおお!!!!
エージェント・狭間: …記録の為ですし、仕方ないですね。正直サイト管理官相手なら私1人でもどうにかなるでしょうが。
[SCP-1074-JP-1群が正門を突破。SCP-1074-JP-2の姿は見受けられない。SCP-1074-JP-1群が昇降口より校舎内へ侵入する。]
機動部隊隊員・ベータ: よく来たな!POIども!
佐藤氏: チッ、機動部隊い-3("七不思議")の野郎どもだ!
機動部隊隊員・ガンマ: 今日こそお前らを確保する!
遠藤氏: …待った、アルファ、お前らの隊長は何処だ?
ベータ: …隊長なら先日、一身上の都合で退職した。
佐藤氏: 退職ぅ?お前らの言う"退職"ってのが一体何を意味するかぐらい俺達には分かってるぜ。恥ずかしくないのか!自分たちの仲間をそう簡単に殺して!
ガンマ: 違う!我々は断じてその様な事はしていない!
遠藤氏: じゃあ一体何だってんだよ!
ベータ: そ、それは…。
機動部隊隊長・アルファ: おっと、俺の話をしているのか?
[機動部隊隊長・アルファが突如SCP-1074-JP-1群の背後に現れる。]
アルファ: へへへ…。よう、ベータ、ガンマ、久しぶりだな?
ベータ: アルファ!この裏切り者め!
エージェント・狭間: 裏切り?一体どういう事ですか?
アルファ: おお、財団の奴が俺以外にPOIどもに味方しているとはな。まだお前らには言ってなかったか。俺はな、財団を見限ったんだよ。いくら何でも財団のやる事はとち狂ってやがる!て、訳で今日から俺はお前らの味方だ、宜しくな。
遠藤氏: へっ、お前の言う事なんて信じられるかよ!
アルファ: そうかいそうかい。まあお前が俺を信じようが信じまいが俺にはどうだっていい事だけどな。俺はただ財団の奴らをぶちのめしたいだけだ。こいつらは俺に任せな、お前らは先へ行け。なーに、こいつら如き目を瞑ってでも倒せるさ。
佐藤氏: 分かった。気を付けてくれよ。
遠藤氏: おい、こいつの事を信じるのかよ!?
佐藤氏: ああ、信じるさ。あの目をみて確信した。アレは俺やお前と同じ財団を憎む目だ。
遠藤氏: …。畜生、ああ、そうだとも!あいつは俺達を裏切りはしないだろうさ!俺は、ただ、財団を憎むあまり重要な事を見落としていた…。
佐藤氏: 遠藤…。
遠藤氏: 分かった!おい、アルファ!俺はお前を信じるぞ!だから、あいつらに負けんじゃねぇぞ!
アルファ: ああ、言われなくともそうするさ。…見てろよ。
アルファ: トイレの花子さんは、俺が守る!
遠藤氏: まったく、とんだロリコン野郎だぜ…!さあ、みんな!階段を上れ!
[SCP-1074-JP-1群が階段を上り始める。]
エージェント・狭間: 校庭に出るのならわざわざ2階に行かなくても良い筈なんですけどねぇ…。
[中略。SCP-1074-JP-1群は2階、3階の各部屋、及び屋上を巡回、その場に待機していたSCP-1074-JP-2と交戦する為に各場所に1人ずつSCP-1074-JP-1を残した為、集団に残っているのはエージェント・狭間、佐藤氏、遠藤氏の3名のみである。]
エージェント・狭間: まさか屋上から飛び降りる気かと思いましたが、普通に元来た道を戻るんですね。安心しました。
遠藤氏: 無駄口を叩くな!時間が無い!早くサイト管理官を倒さないと奴らの援軍が到着してしまう!
エージェント・狭間: ならそもそも最初から校庭に向かっていれば良かったのでは?
佐藤氏: 何を言っている!?あいつらを全員倒さないと司令本部のカギは開かないんだぞ!
[備蓄倉庫の前に到着する。]
エージェント・狭間: …ただの南京錠じゃないですか。
佐藤氏: 下がってろ!フンッ!
[佐藤氏が南京錠の破壊を試みる。]
佐藤氏: クソッ、どうして開かない!?
遠藤氏: まさか、パスワードが書き換えられたのか?
エージェント・狭間: いやパスワードってそんな──
サイト管理官 大曲氏: フハハハハハ!よく気付いたな!
[大曲氏がジャングルジムの頂上で仁王立ちしている。]
エージェント・狭間: …援軍を待たなくて良いんで──
佐藤氏: 大曲!早く扉を開けろ!
エージェント・狭間: いやこの中には備蓄用品しかな──
大曲氏: 鍵なら…この私が持っている。(ポケットから鍵を取り出す。)
エージェント・狭間: いやさっきパスワードって──
遠藤氏: 早くよこせ!
エージェント・狭間: いやだからその人を倒せば──
大曲氏: 鍵が欲しくば…私を倒して見せよ!
エージェント・狭間: …大丈夫です。あの人基礎戦闘訓練すら受けているか怪しいですから。
佐藤氏: く…!何たるプレッシャー…!
遠藤氏: 倒せるのか…?俺達に…?
エージェント・狭間: もうこれ私が倒せばイベントは終わるんですよね?
佐藤氏: だが、俺達はやらなければいけない!!
遠藤氏: そうだとも!俺達なら行ける!はず!
エージェント・狭間: はい…。では暫くの間様子を伺えと、そういう事ですね?では一旦大人しくしておきます。
遠藤氏: クソッ、エージェントの奴が戦意喪失しちまった!
佐藤氏: 仕方ない、こうなれば…。
[佐藤氏、及び遠藤氏が顔を見合わせる。]
佐藤氏: 変身だ!
[佐藤氏が叫びながら突如として服を脱ぎ始める。]
エージェント・狭間: うわ、いきなり服を脱ぎ始めましたよ。
遠藤氏: チュルリ~デラリラ~デンッ!町に泣く者が現れた時、その男はやって来る!
エージェント・狭間: 何か言い始めましたよ!…え、下着まで脱ぐんですか、ちょっと別の所見させてもらいますね。…カメラの手振れが酷い?しっかり見とけ?正気ですか?
[大曲氏に動きは見られない。]
エージェント・狭間: そうだ、あの人を映しておくって事で妥協しませんか?
遠藤氏: 俺もだ!とうっ!
[遠藤氏が服を脱ぎ始める。佐藤氏がそれに合わせて何かを叫んでいる。この時佐藤氏は既に全裸である。]
エージェント・狭間: …頼む、仮にもサイト管理官でしょう?これしきの事で頭がイカれる筈が…。
遠藤氏: 正義の使者、ファー・ウィステリア、爆誕!
大曲氏: フハハハハ!面白い!ならば、私の真の姿を見せてやろう!
エージェント・狭間: 緊急事態発生です、指示を願います。
[大曲氏が服を脱ぎ始める。エージェント・狭間の緊急事態宣言が承認され、対象の鎮圧が許可される。]
エージェント・狭間: 麻酔銃…麻酔銃…。
佐藤氏: (小声で)おい、何をしているんだ?もしかしてお前も変身出来るのか?だったらあいつの変身が終わってからにしろよ?
エージェント・狭間: 近寄るな変態!司令部、こちら準備OKです。
遠藤氏: (小声で)おい、その銃は何だ!?やめろ、よせ、今はまだ早い!
エージェント・狭間: ええ、あの高さからなら落ちても大丈夫でしょう。マットも敷いてありますし、最近の学校も大変だなぁ。
佐藤氏: 卑怯者!恥を知れ!
遠藤氏: やめろぉぉ!!!!
[発砲音]
[佐藤氏、遠藤氏が絶叫する。]
<記録終了>
終了報告書: 記録終了から3時間後、SCP-1074-JPの異常性喪失が確認された。機動部隊い-3("七不思議")隊長アルファには記憶処理が施され、財団に再雇用された。サイト-81██職員も同様に記憶処理が施され、問題なく職務に復帰した。エージェント・狭間には本人の強い希望によりメンタルケアと胃薬の処方が行われた。
この事案の後、新たな財団職員のSCP-1074-JP曝露を早期に発見するため、対抗ミームを摂取した職員に財団データベース内の報告書を定期確認させる現在の特別収容プロトコルが制定されました。
最初の対抗ミームを摂取する件ですが、通常の折りたたみ構文にしているのは少しかっこよくないと思います。偽装認証フォームを使うなどして見た目を整えた方が良いでしょう(ただ、この中で3Dロゴが動くかどうかはわかりません)。あと、「画面をスクロールせずにお待ちください。」などと書いてあると親切かもしれません。
異常現象そのものはイベントと定義していますし、ここは「特定の異常現象を発生させる建築物群の総称です。」とした方が良い気がします。
このオブジェクトの半径15km以内の人間を巻き込んで戦闘を発生させる(つまり民間人の負傷が発生する可能性がある)という特性を考えると、「直接的な危険性が殆ど存在せず」「民間人にその存在が曝される可能性が低い」とは思えないのですが、どうでしょう。もし対象は戦闘において負傷しないなどの設定があるのならば、明記すべきです。
内容は悪くないと思いますが、茶番を発生させる異常性はSCP-729-JPなどで見慣れたものではあるので、より評価を得るためには茶番をより作り込むか、意外な展開を持ってくるなど独自の展開を入れる必要があると思います(個人的にはギリDVです)。
Gokipo様、ご批評ありがとうございます。ご指摘頂いた点は修正させて頂きます。
内容についてですが、茶番を作り込む方向性で行かせて頂きたいと思います。他の方から、"特撮ヒーローの茶番の代名詞と言えば変身中にお互い攻撃しない所"との意見を頂いておりましたので、これを取り入れてみようと思います。
改めて、貴重なご意見ありがとうございました。
追記: パスワード認証構文を試してみた所、ロゴが動きこそしましたが認証画面に重なってしまい、イマイチだったのでそこは一度現状維持とさせて頂きます。何かしら別の方法が見つかればそれを使いますが、見つからなければこのまま普通の折り畳み構文のままにしようと思います。
>に異常なミーム汚染を引き起こします。
異常はいらないかもしれません
>現実的であると考えられる行為は行わず、
現実的な行為は行わず としたほうがいいかもしれません。
>支離滅裂な思考を持つようになります。
すこし主観的な記載のようにおもえました
>一般的に容姿が優れていると評価されている人物は実際の能力や行動に関わらず非常に優秀で模範的な人物であると評価されるようになり
顔がいいから優秀ではなく、優秀だから顔がいいように思われるようにしたほうが異常性が際立つかもしれません
>エージェント・狭間: いやパスワードってそんな
>エージェント・狭間: いやさっきパスワードって
>エージェント・狭間: いやだからその人を倒せば
>
>
文末に「。」
>エージェント・狭間: …援軍を待たなくて良いん
少し文章がおかしいかもしれません
>エージェント・狭間: いやこの中には備蓄用品しかな
エージェント・狭間: いやこの中には備蓄用品しかな―― としたほうがいいかもしれません
同じ記事のスレッドが二カ所あるようです
一か所にまとめてくださると幸いです
to2to2様、ご批評ありがとうございます。
文末に句点が無い部分はそこでセリフを遮られているという事を表現したかった部分です。語尾にーーを付ける形に変えさせて頂きます。その他の場所も修正させて頂きます。
複数スレッドの件、失念しておりました。フォーラムの方にこちらへ移転した旨を記載させて頂きます。