アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの2割は粉末の状態でサイト81██に保管され、残りはサイト81██でSCP-XXXX-JP-1の熟成に使用されます。熟成したSCP-XXXX-JP-1はパックに詰め、サイト81██やSCP-XXXX-JP-1の異常性が有効だと判断されたオブジェクトが収容された施設群で保管手順資料に則った方法で保管してください。保管手順資料は随時更新され、担当者は資料に従って最適な保管を行う責務を負います。
SCP-XXXX-JP-aはレベル0職員と同等の権限を与えられて財団に雇用されており、サイト81██に居住用の標準人型オブジェクト収容セルが割り当てられています。平時はSCP-XXXX-JP-1の熟成業務を行わせてください。SCP-XXXX-JP-1の効果の向上と財団への協力を目的に、SCP-XXXX-JP-aは収容違反に繋がる物を除くSCP-XXXX-JP-1に対するあらゆる行為が許可されています。また、収容に協力的な態度から食堂と娯楽施設の使用が許可されています。
SCP-XXXX-JP-1の熟成手順や料理方法に関する実験はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。実験外でのSCP-XXXX-JP-1の摂食はSCP-XXXX-JP-aによる味見と、保管施設で収容違反したオブジェクトの再収容のためにオブジェクトの異常性への耐性の取得を目的とした機動部隊員による摂食に限られます。
説明: SCP-XXXX-JPは納豆菌(Bacillus subtilis var. natto)です。物理特性などに異常性はありませんが、大豆をSCP-XXXX-JPで発酵させることで異常性を有する納豆(SCP-XXXX-JP-1)が生産されます。
SCP-XXXX-JP-1は見た目や栄養価は一般的な納豆と同一ですが、以下の異常性を有します。
- 摂食することで一定時間、摂食者の身体機能を向上させます。
- どのような料理にSCP-XXXX-JP-1を用いるかで、異常性が変化します。
- 一般的な納豆1の10倍以上臭く、最低でも4500Auの臭さを持ちます。
- 摂食することで永久にSCP-XXXX-JP-1を用いた料理の味や臭い等に対する嫌悪感を失います。
- 約4割の場合で嫌悪感を失うだけでなく、好意的にSCP-XXXX-JP-1を用いた料理を捉えるようになります。
- portal:5254625 ( 23 Mar 2019 15:51 )

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