SCP下書き「深層の快景」

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クレジット

タイトル: SCP-1473-JP – 深層の快景
著者: ©︎nagmo does not match any existing user name
作成年: 2019

アイテム番号: SCP-1473-JP-J

オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (クラスを示しましょう)

特別収容プロトコル: SCP-1473-JP-Jは完全に分解された状態でサイト-81██の一般収容ロッカーに保存されています。SCP-1473-JP-Jについての実験を行う際は、2名以内のⅮクラス職員を用いて実行してください。実験の際、Ⅾクラス職員には必ず適度に冷却された200mlの牛乳が支給されます不必要です。

SCP-1473-JP-J内で観測できる“風景”の一例。

説明: SCP-1473-JP-Jはプレハブ工法で建造されている182 cm×273 cm×227 cmの小屋です。SCP-1473-JP-Jの設置経緯に関する情報は発見されていません。その唯一の入り口部分には物理的に不可能なほど小屋の面積以上の瓦屋根が設置されています。入口正面の壁には窓枠が取り付けられていますが、これらは実際に映し出される風景の代わりに、「山¹を描いた絵画」とみられるものを映します。

上記の異常性が発生するのは1から2名の人間がSCP-1473-JP-Jに入ったときのみであり、それ以外は非活性化しています。後述のイベント(補遺2参照)が終了すると、中にいる人間はSCP-1473-JP-Jから脱出することが可能になります。この時、対象はSCP-1473-JP-J内にいた記憶を有していませんが、大部分がイベント開始時よりも「気分がよくなった」という感想を抱きます。

イベントの開始から終了までの時間は、対象の年齢が高齢になるほど長期化することが判明しています。その他にも対象の様々な要素と経過時間との因果関係が指摘されていますが、現在調査中です。

補遺: SCP-1473-JP-Jは2017/11/26に北海道███町██山中で、遭難した██氏救助の際に分解された状態で²発見されました。██氏は、遭難の理由について「前はあったのに³」などの旨を述べました。

以下は回収された██氏の携帯機器から得られた、SCP-1473-JP-Jに関するSNS上での会話ログの転写です。関係者らには、各々に対する記憶処理とカバーストーリー「水に流しといたる」の流布が完了しています。当ログは現在唯一回収されているSCP-1473-JP-Jに関連する情報です。

+ ログを開く

補遺2: 以下のログはⅮ-12126によるSCP-1473-JP-J単独調査の記録です。

+ 調査ログ

+ Ⅾ-12126調査　添付画像(2018/11/26)