SCP-XXXX-JP　「料理長」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8100の熱帯雨林地域を模した収容チャンバーに収容されます。SCP-XXX-JPはその異常性から食物の摂取を必要としません。SCP-XXX-JPが摂食行動を開始した場合、収容棟は職員から視覚的に遮断されます。この際、一切の食物及び死体のサイト-8100内への持ち込みは禁止されます。　SCP-XXX-JPから排出される食事はDクラス職員に昼食として与えられます。

説明: SCP-XXX-JPは体長約2mのニホンヒキガエル(Bufo japonicus)です。その体表は粘着性のある紫色の分泌物で覆われています。SCP-XXX-JPは8時間に一回口から何らかの完成状態の菓子を5000 800010000食排出します。排出される菓子については関連性が見られませんが、カップケーキが突出して多いことは特筆すべきです。料理を食した人は、概ね味に関して好意的な感想を抱きます。

以下の文書はSCP-XXX-JPが初めて発見された██████共和国支部において書かれたSCP-XXX-JPの観察記録の一部です。

文書SCP-XXX-JP: 初期発見時のSCP-XXX-JPに関しての記録(抜粋)

2016/11/██

SCP-XXX-JP収容の際の諸注意
1948年██████共和国の███熱帯雨林で発見しました。SCP-XXX-JPは食物を摂取せずに生存することが可能です。体表面は通常のヒキガエルに比べ乾燥しています。破壊耐性を所持し、銃火器による終了処理は全て失敗しています。

2016/12/██

SCP-XXX-JPが人間の死体を摂食していることが観測されました。収容違反が発生した際、SCP-JPにより死亡したDクラス職員の一部がSCP-XXX-JPの胃の中から発見されています。幸いなことにSCP-XXX-JPは生きた人間には興味を持っていないようです。また、他の物も一切摂取しようとしませんでした。

2016/12/██

また新人がエサやりを忘れた。Ⅾクラスのアレは腐るほどあるのに。SCP-XXX-JPの管理に対して新人はいつも杜撰だ。奴等は彼をただの不死身のデカいガマガエルだと思っとるんだろうが。　　—██博士

2017/08/██

SCP-XXX-JPは素晴らしい処理機関としての性能を有しました！　支部では日を追って増えるDクラス職員の死体は彼が完璧に消化し、一切の残りカスも残していません！昨月はおよそ3000件もの死体が彼の元に運ばれ、消化されています。今やSCP-XXX-JPはエコロジーの観点からも有益性が示されています！そこで、日本支部の皆様に彼を送らせていただきます！日本支部のDクラス職員の死体の数は他支部より多いことも承知しています！是非ともご活用下さい！

この報告により、SCP-XXX-JPは日本へ輸送され、Dクラス職員の死体処理を行っています。
無期限凍結されました(2018/09/23)。補遺を参照してください。

インシデント記録: 2018/05/██

何者かが故意にDクラス職員ではなく██研究員の死体を摂食させました。しかしDクラス職員の場合と特に相違点は見られておらず、特異な異常性も発生しなかったため、犯人の特定を行っていますが、記憶処理のみ施す予定です。

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