何故時間を無駄にするのだろうかか?仕事を早く終わらせて、監督官を感心させた方がいい。まあ、もしこれが十分に簡単だと分かれば、今日中に全部できるかもしれない。
PC01 — 仮収容セクター — に移動し、SCP-3939が格納されていると伝えられた場所に進む。ドアは電子的に密閉されているため、アクセスカードをスキャナーに通す。赤いライトが緑になり、カチッという音がしたら、ドアがスライドして開きく — 最初はゆっくりと開き、次第に速くなり、最後の方は再び遅くなる。部屋には非常に短く、わずかな空気の流れがあり、まるで誰かが非常に長い間閉じ込められていて、酸素が逆流しているかのようだ。
部屋に入ると真っ暗だった。
正方形のコンクリートブロックで、十分なスぺースがある。コンクリートの床は5m×5mほど、壁は高さ3m弱、床と同じ天井で、ここは寒い。夏の日だが、ここは壁が厚く、窓のない建物の奥にいるからだ。目の前で息が霧になる。
Why waste any time? Might as well impress the overseers by getting the job done quickly. Hell, if this turns out to be easy enough, you might even be able to get it all done today.
You make your way down to PC01 — the Pre-Containment sector — and navigate your way to where you were told SCP-3939 is being kept. The door is electronically sealed, so you swipe your access card on the scanner. A red light becomes green, there's a click, and the door slides open — slowly at first, then faster, then slower again as it finishes opening. There's a very brief, very slight rush of air into the room, as if someone's been locked in here for a very long time and the oxygen is rushing back in.
You step into the room, and it's pitch black.
It's a square block of concrete with plenty of space. Concrete floor, five by five meters or so, walls a little under three meters high, ceiling same as the floor, and boy is it cold in here. It's a summer day, but the walls here are thick, and you're deep inside the building where there's no space for windows. Your breath mists in front of you.
天井にある2つのバーライトが突然命の炎を燃え上げる。左端のバーライトは白く明るい筋を目に焼き付け、右端のバーライトはつくか消えるか決められないのか、穏やかに点滅する。その間には短い台座があり、その上に古物の蓄音機が置かれている。
大きな真鍮のホルンがあなたを真上から見つめ、円錐の内側は暗闇に消えている。それはは磨かれたマホガニー材の八角形の土台に取り付けられている — あなたはこれまで木材の専門家ではなかったから、説明を書くことになれば、恐らくカルロスにやらせるだろう。土台の前面にはメーカーのロゴがある — 小さな白い犬がホルンを見つめていて、彼の主人は蓄音機のどこかに閉じ込められていると思った。彼の声を聴いただけではそれが偽物だと気づかず、レコードを見下ろした。土台の上には1枚のレコード盤があり、マークも傷もない。蓄音機の針が彫り込まれていて、明らかに電源がない、そして外部エントロピーで回転しているという事実にもかかわらず、完璧な状態である。
物品の説明を書く必要がある。
次は何をする?
Two bar lights on the ceiling suddenly flare into life, the leftmost burning a bright white stripe into your eyes and the rightmost flickering gently as if it can't decide whether to be on or off. Illuminated between them is a short pedestal, on top of which rests an antique gramophone.
A great brass horn stares directly up at you, the inside of the cone disappearing into darkness within. It's attached to an octagonal base of what could be polished mahogany — you've never been an expert on wood, and when it comes to writing the description, you'll probably get Carlos to do it for you. On the front of the base is the logo of the manufacturer — the little white dog staring down into the horn, thinking his master is trapped somewhere inside the phonograph, only hearing his voice and not realising that it's an imitation. On top of the base lies a single vinyl record, unmarked and unblemished. It's in perfect condition, despite the gramophone's needle digging into it, and despite the fact that it's still ectoentropically spinning even though there's clearly no power source.
You need to write a physical description for the article.
What's next?
Tell Carlos to write a proper fucking description.
Get to a computer and write the description yourself.
Take a look at the spinning vinyl record.
とりあえず全文チェックしようと思います。完了したらこの投稿を編集して追記します。
4ページ分ほどチェックを進めましたが終わりそうにないので、とりあえず細かい部分は確認せずに一旦最後まで読み切ることにしました。
まず、全体的なトーンが「ですます調」であることに強い不自然さを感じました。ところどころ「だである調」も混ざり、統一しきれていないのも気になります。個人的な感想ですが、このままだと作品を面白いと思うことができません。
文章の途中で口の悪い発言も登場していますから、その段階で敬体の合う文章ではないことは判断できたはずです。まず全体を確認してから適切な文体とは何かを考えていくようにするのが良いかと思います。
ただし、この記事の場合はアドベンチャーゲーム的な体裁が取られていますから、そのあたりを参考にすれば良いのだと思います。
私もよく知りませんが、おそらく、ゲームブックと呼ばれるものの文体が非常に近いのではないかと判断しました。
ゲームブック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF
こういったものです。
Amazonで有名所を探してみると「ドルアーガの塔」のゲームブック版があり、運良くKindle Unlimitedの対象でした。
Kindleの機能で本文をシェア出来るようですので使ってみました。
"悪魔に魅せられし者 ドルアーガの塔 (幻想迷宮ゲームブック)"(鈴木 直人 著)
http://a.co/cXkwMSk
上記のURLを開いてみてください。この「遠くで雷が~」の文章は私がSCP-3939で理想とするトーンにかなり近いと思います。
そして、文体だけでなく細かな表現に関しても、何を表しているのかわかりづらいところや、登場人物の台詞が直訳的な箇所が散見されました。
地の文であれば、
何を言いたいのか読み取りづらく、非常にぎこちなさを感じる箇所が多数存在します。こういった文章ですと読む側が負担を強いられ、読書体験の質に大きく影響するように思います。せっかくこのような大作が翻訳されたのですから、もっと良いものにしたいです。
たとえば登場人物のセリフであれば
直訳的で、人の会話に見えない文章もあります。
なので全体を推敲することを推奨します。
私からひとつ提案ですが、ちょうど完訳から時間も経過しているので、原文を見ながら翻訳していた頃の記憶が薄れてきた頃かと思います。これは絶好の機会です。「原文を一切見ずに」、訳文だけを見て自然な日本語文に修正していってみてください。
訳文だけだと情報が読み取れない部分というのがご自身で見えてくると思います。修正しながらそういうのをメモしておいて、最後に原文と照らし合わせて答え合わせをし、更にブラッシュアップしていくと品質の向上につながるかと思います。
英語でわからないことがあれば、まとめて後で人に聞けば良いです。私もわからないと思いますが、きっと誰かわかる人が居ると思います。大事なのは、どこがわからないのかを絞り込むことです。
たとえば私が人の翻訳記事にコメントするとき、文章単位で案を出したりしますが、それが本当に必要なのか、それともご自身でなんとかなる範囲なのか、問題を切り分けたいです。
私も査読を諦めるわけではありませんが、翻訳者さんがご自身で品質を改善できる箇所が全ページに及んでいると思いますので、まずトーンの改善→表現の改善と取り組んでいただけると作業効率が上がるかと思います。ですが決して強制しているわけではありません。
作業が競合するとアレですので、私の方はまずはクリニカルトーンで書くことが確定している報告書部分のチェックを優先して、それが済んだ時点で一旦報告するようにしたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。
そうですね。自分でももう一度、全文を確認しようと思います。
この記事に対する査読の方法を検討した結果、全ページの内容を単一のページにまとめたものを作成し、そこに変更を加えていく形にしました。
最初のバージョン
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:5700026-8-3730
わたしがいじくり回したバージョン
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:5700026-7-8aaf
2つの内容をWinMergeとかのソフトで比較することで、どこを変えたか可視化できるので、それをこのページの対訳と見比べ、正誤をご判断いただいた上で取捨選択という感じで活用できるかと思います。
スクリーンショット
ひとまず、以下のパートのみ完了しました。
scp-3939-0
scp-3939-9
進捗があればまたコメントします。
以下、特に分からなかったところです。
scp-3939-0
現行の訳は意味が取れないので修正の必要があるように思いますが、原文の方もまったく読解できないので手出しできません。英語の分かる人が指摘してくれることを祈ります。
追記:
質問サイトを通じて意味が理解できました。こちらを参考にしてみてください。
https://hinative.com/ja/questions/15900231
最初の文書は説明がなさすぎて何も読み取れないが、写真があるので蓄音機であるということだけはわかるという状況について若干皮肉っぽく表現しているのだと思います。
DeepLでこの文を訳すと比較的近く、botheredの部分は「わざわざ」が丁度いいかと思います。
おお、わざわざありがとうございます。
リンク先も確認します。
サンドボックス3オペレーターです。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。