貴方の言葉、本物ですか?
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、その性質上、社会への伝播を未然に防ぐことは難しいと考えられています。SCP-XXX-JPの伝播が確認された場合、カバーストーリー「流行語」をメディア、SNSを用いて流布してください。また、SCP-XXX-JPの発現を観測することを目的とし、当財団下特殊組織「.JP」により財団データベースを用い、日本の人口の内の約1%をサンプルとして、発声、記述を観測しています。
説明:SCP-XXX-JPは、日本語で表される未出典の言葉です。SCP-XXX-JPは、発生と同時に1週間から2週間ほどを目安に日本の人口の約90%に認識されます。また、その発音、意味に関わらず他の日本語同様に適切な形1で用いられることが観測されています。SCP-XXX-JPは、ほとんどの場合、3、4ヶ月を周期として発生しますが2、いかなる方法でSCP-XXX-JPが一般に認識されるようになるのか、発生原因、伝播方法、双方において未検証です。
補遺:SCP-XXX-JPは、その性質上言語の崩壊を招く可能性を示唆されてきました。SCP-XXX-JPが報告された以前のSCP-XXX-JP群について検証する方法は未だ提唱されていません。
- portal:5204506 ( 05 Jul 2020 02:34 )

現状ですとアイデアそのままといった印象を受けます。もう1つポイントが欲しいです。
メタタイトルに寄せるなら日常的に使っている言葉がこれによるもので、それで実は生活が激変していたというのを示すとかでしょうか。
まず、ご批評ありがとうございます。
「実は生活が激変していること」に気づいていない というものをオチにしたつもりでした
それに気づいていないようにあえてこのように描写しました。(また、財団側の敗北をイメージしました。)
発現よりは発生の方が適切かと思います。
また、人口に膾炙するのような慣用句は報告書形式ではあまり用いられるべきでなく、「いかなる方法で一般社会に伝播し、一般化するかは」の方が分かりやすく適切かと思います。
まず、ご批評ありがとうございます。
訂正しました。
原始から今まで表音、表意問わず様々な言葉が生まれてきたのはいうまでもない事実です。
それらの言葉に出典はあったのでしょうか。
さて、ここで財団は言葉の自然発生という事象に直面した時
し、それを収容します。これは異常性を持つものだったのでしょうか。
一解釈ですので参考程度に。要注意団体が関与しているかもしれないしそうじゃないかもしれないというものです。
当オブジェクトの異常性をその観点で見るとすれば、「(ただの今までの日本語彙からの派生であるという説を財団に考慮させないほど)今までの語彙と相似性を見せない完全に新規の語彙であるにも関わらず、(グルのように日本由来であるのに海外由来と思わせることもなく)それを日本語であると認識させ、なおかつ(エモいなどの新時代に流行した言葉でさえ年代によっては意味を知らないのに)90%もの日本人に認識され、適切な意味で使われる」言葉は異常以外の何物でもないのではないでしょうか。
それを踏まえた上で当記事にはその異常さを訴えかける説得力に欠け、かつストーリー性や考察するだけの深さもなく、「@」や「伊る」のように明確に「収容違反してるじゃん!」となるものではなく、オチが薄く感じます。
もし補遺通りに発見以前にオブジェクトが多数発生しているなら示唆通りに言語の崩壊が起きているはずがそうなっていないという事は「発覚以前のオブジェクト数が問題にならない程度に少ない」か「そもそもこのオブジェクトでは言語の崩壊が起こらない」かのどちらかであり、どちらにしろ「突然なんの由来もなく現れた語彙であることを隠蔽するためのカバーストーリーを流布する」ことと、前者の可能性が高くこれから先言語の崩壊が起こりうるなら「新たなオブジェクトの発生を感知したら広まる前に記憶処理で消す」などの対策がありえます。それらに対しての記述もありません。そもそも記憶処理の効果があるかどうかの確認もされていません。
さらに多くの情報が未検証であり、財団の敗北どころか戦うことさえしていないのが現在の記事です。(これは推測でしかありませんが)それを踏まえてsolvex氏も「アイデアそのまま」と表したのではないでしょうか。強い財団と強いオブジェクトが戦って財団が負けるのはインパクトがありますが、現状かませ犬にさえなれていません。
冒頭に書いたとおりの観点を持てば、異常性としては恐ろしいものであり、見せ方さえ工夫すれば心の芯の方をゾッとさせることができるだろう面白いアイデアではあります。なので、自身で考えてみたりブレインストーミングなどを利用したりして、ここから記事の背景を膨らませることを意識してみてはどうでしょうか。
最後に。[ footnootblock ]は記事の最後に置いてください。
この記事の完成を期待しています。
二度目になってしまいますが、ご批評ありがとうございます。
また、数々の御指摘や、背景を通してのご批評、感謝の言葉がつきません。本当にありがとうございます。
ストーリー性を持たせるという点において、それが蛇足になってしまうのではないかと当初より考えていたので躊躇っていましたが、「財団の対抗」を書く上でも当然必要ですね、、。特異性が霞まない程度、かつ、補助的な役割を持つストーリーを熟考します。
カバーストーリーについてですが、記憶処置にしなかった理由にははっきりとしたものがあります。
1度ならまだしも、何度も90%もの人に記憶処置を行うのが財団の技術力、資金面的に不可能だと考えたからです(当然個人のヘッカではありますが、、)。そこで財団側は「流行」には、恒常的に用いられる物には凡そ存在しない「衰退」(それも極端な物)があるというところに由来します。そこでSNS メディアにてSCP-XXX-JPが流行しているものだと一般に認識させることで長い目で見た収容を達成させているわけです。
「未実証」や「提案が未だない」などの記述を変更してストーリー性を持たせる という手法も考慮してみます。
ブレストの方も活用したいと思います。
Footnoteblockの方修正しました。ありがとうございます。