ガブガブ体操第三

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アイテム番号: SCP-1184-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 回収されたSCP-1184-JP記載文書はサイト-8139内の標準収容ロッカーにて保管されます。実験の為の持ち出し、もしくはコピーの作成はセキュリティクリアランスレベル2以上の職員にのみ許可されています。実験のためにコピーされた文書は、実験終了後速やかに破棄してください。SCP-1184-JPの完全版の電子データによる保存は禁止されています。

説明: SCP-1184-JPは異常現象を引き起こす合計24の手順から成る口腔部の運動プロセスです。オブジェクト発見当時、SCP-1184-JPについて簡素なイラストと説明文によって描かれたA4サイズの文書1枚が回収されており、この文書を閲覧する事で運動プロセスの各動作への十分な理解が得られます。それぞれの動作の特異性、及び一連の動作を連続して行わなければ異常性が発現しない事から、偶発的にSCP-1184-JPが成立する可能性は限りなく低いと考えられています。

以下は当該文書に記載されたSCP-1184-JPプロセスの一部です。情報漏洩防止の為に一部に検閲が施されています。

1. 歯を見せてにっこり笑いましょう。

6. 舌を時計回りに██回まわしましょう。

13. 左手の小指で███を抑えながら、右手の中指で██歯を軽く弾きましょう。

19. 大きな声で「ばばぶび████べばぶばん」と3回言いましょう。

23. 舌先を思いきり噛みながら、頰に手を当てて、後ろへ円を描くように███回なでましょう。

24. 舌を素早く歯と歯の間から引き抜きましょう。

一連のプロセスを完了させた人物の歯はモーター音を発しながら生えている方向と平行にゆっくり振動し始め、約20秒かけて振動数を増加させていき、最終的に約200kHz1へ到達します。この振動は平均70分間継続します。最大振動数に到達した後、対象の歯が口内に入れられた固体物質に接触すると、歯の振動数は直ちに接触物質の共振振動数に変化し、30秒以内にこれを粉砕または液状化させます。しかし、対象の歯は対象の舌や唇へ接触してもそれらを傷つけません。また、分子熱運動の誘起による口腔内温度の上昇も確認されていません。

最大振動数に到達中の対象が歯を噛み締めるなどして強制的に振動を止めようとした場合、対象の頭蓋骨において約200kHzの振動が発生し、これに伴う脳挫傷により確実に死亡します。この際、対象の体組織が粉砕もしくは液状化することはありません。

補遺1184-JP.1: 発見

SCP-1184-JP記載文書は20██年9月23日、兵庫県███群███町に位置する老人ホーム「楽壮館」内で発見されました。当時楽壮館は短期間に入居者の失踪や施設の床の崩壊など様々な事故を起こしており、営業を休止していました。これらの事故は、建物の老朽化など一般的に考えられる原因では説明がつかなかったことから、財団は当初超常現象記録として楽壮館を調査していました。この調査の最中に偶然SCP-1184-JPが発見されました。

以下はSCP-1184-JP初期収容時に回収された、企画書と思われる関連文書です。なお、この文書の作成者とみられる「跡部 一郎」の消息は未だ掴めていません。

ガブガブ体操「第三」の導入について


20██年9月10日
作業療法部門 跡部 一郎


目的: 昨年度より導入した「ガブガブ体操第二」は、従来のガブガブ体操を遥かに超える効果で、想像以上の成功を収めました。しかし、それでもまだ入居者の中には物が噛めないと訴える方が多く存在します。今度こそこのような入居者を0にするため、私はガブガブ体操の究極形とも言える「ガブガブ体操第三」を開発しました。「第三」はただ性能が向上してるだけではなく、従来は不十分であった入れ歯への効果もバッチリです。

何度もお伝えしています通り、入居者の咀嚼力の向上は、生活環境の快適化とともに、入居者数の増加やヘルパーさんの負担軽減につながる可能性を十分に秘めています。入居者と楽壮館の明るい未来のためにも、「第三」の導入を提案します。

手順: 別紙を参照してください。

注意: 以前のガブガブ体操では手順を間違えても大丈夫でしたが、「第三」を行う際に手順を間違えると重大な事故につながる恐れがあるため非常に危険です。入居者が「第三」を行った際には必ずヘルパーさんがそばで監視していてください。

補遺1184-JP.2: 実験記録

回収された企画書の内容を踏まえ、実験は「24の動作のうちいずれかを別の動作にする」ことを主眼において行われました。全ての実験記録において、被験者には実験後にクラスA記憶処理を行っています。

実験記録13 - 日付20██/10/15

対象: D-11808

実施方法: 23番目の動作において、本来頰を後ろ回りに撫でるところを前回りに撫でる。

結果: D-11809の全身が高速で振動を始め、実験室の床を貫通して下降を始めた。開いた穴は振動の影響ですぐに埋まってしまったため、D-11809の回収はほぼ不可能となってしまった。地中レーダー探査によると、振動開始から███時間経過した現在でもD-11809は下降を続けており、既にマントルに到達したと予測されている。


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