万人の闘争

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: 財団日本支部のSCP-XXXX-JP割当資産は、SCP-XXXX-JPに関する情報統制、菓子の売り上げを固定化するための市場介入、明治ホールディングス株式会社の経営判断に財団が関与するための財団フロントによる非公然の株式買収に用いられます。SCP-XXXX-JPの発生を最小化するため、財団日本支部金融部門は明治ホールディングス株式会社ならびに関連企業への資金注入を行い、製菓事業の安定性を維持してください。

SCP-XXXX-JP文書群は回収され、一般社会には基本ストーリーライン"SNS投稿目的の悪ふざけ"を中心にその都度最適化されたカバーストーリーが流布されます。財団WebクローラーはSNSおよび各種メディアを24時間体制で監視し、SCP-XXXX-JPの発生を追跡しています。機動部隊め-11"停戦監視団"の主要任務は、SCP-XXXX-JPの発生を認識させないための主として若年層における文化動向の定型化です。

説明: SCP-XXXX-JPは、日本国内で不定期に出現する文書群を中心とした一連の異常現象です。これらの文書群は何ら予兆なく出現するか、あるいは既存の文書内容を置換します。すべての異常現象は実在しない国家である"きのこの山人民共和政府1"および"たけのこの里正統君主国2"に関連しています。これらの非実在国家はお互いに自らの政府の日本国における主権の正当性を主張しあっており、SCP-XXXX-JPは通常、宣戦布告文書あるいはプロパガンダの形式をとっています。SCP-XXXX-JPは日本国における一般的な非異常のスナック菓子である「きのこの山」ならびに「たけのこの里」ブランド3を存在の根拠においているとみられますが、現在のところ株式会社明治ならびに関連企業がSCP-XXXX-JPに関与している証拠はありません。

SCP-XXXX-JPは通常、SCP-XXXX-JP文書群による敵対的宣伝行為を通じて、競合相手から自陣営へと菓子の消費動向を移そうとし、また同時にそれを固定化しようとします。これらの文書群には、日本国民の愛国心やイデオロギー、共同体への帰属意識に訴求しようと試みる表現が高頻度で含まれています。SCP-XXXX-JPの形式は一定していませんが、基本的に公文書または公衆への訴えかけに適した形式の文書として出現します。これまでに確認された非定型のSCP-XXXX-JP文書としては、選挙ビラ、告発本、台本、地方紙の号外、漢詩、落書、ラップ、ペイントアート、読書感想文が含まれます。

財団が把握する最古のSCP-XXXX-JP実例は、1985年6月の不明な時点で東京都内の複数の地点で発見された、きのこの山人民共和政府宣伝省名義の宣撫ビラです。この文書は"未知の反動勢力の拡大に伴う思想退潮"を憂慮し、国民の"正しい哲学的消費菓子観"への回帰を促していました。実例の出現時期が第38回衆議院議員総選挙・第14回参議院議員通常選挙4の直前であったことから、実例は選挙運動の混乱を意図した怪文書であると見なされ、警察によって捜査されていました。類似する文書の出現に関する複数の報告の後、財団は警察から文書を回収し、当該現象をSCP-XXXX-JPに指定しました。

インシデント記録XXXX-JP: 以下はSCP-XXXX-JP関連文書のうち、インシデントを引き起こしたものの抜粋です。完全なアーカイブはサイト-8192の非異常性文書保管庫に保管されています。

インシデントNo.014

2001年12月13日未明、京都府二条大橋付近の鴨川河川敷に計200本以上の孟宗竹製の立て札が出現した。内容は七五調で纏められた128節に及ぶ文書で、同月初旬に行われた明治製菓主催の製品プロモーション企画「きのこたけのこ総選挙」の結果について、人民共和政府に賛同する市井の声に仮託した批判を展開した。主な主張は、総選挙を監督する選挙管理委員会事務局5が正統君主国によって買収されており、票数の不正操作が行われたことと、正統君主国側の運動員によって複数の選挙妨害が行われ、人民共和政府側の候補に投石による負傷者が出たことである。

財団の完全な収容下に置かれるまでの約46時間で、近隣住民を中心とした不特定多数がこの立て札を閲覧したと思われる。河川敷のコンクリート舗装面は不明な手段で立て札を基礎構造に含むよう改変されており、回収は主として立て札基部の竹の切断によって行われた。カバーストーリー"悪質な悪戯"が適用された。

インシデントNo.042

2004年4月1日から4月18日にかけて、埼玉県および東京都の一部地域で大量のSCP-XXXX-JP文書が出現した。文書はA5またはA4版片面のモノクロ刷りで、正統君主国が出資する王立記念大学への入学者に対する賛辞と、人民共和政府の教育機関である唯物記念アカデミーへの攻撃的言説で構成されている。文書は王立記念大学の在学生によって書かれているように読み取れ、修辞に複数の文法的な誤りが存在するほか、稚拙な4コマ漫画が付随する点が特徴的である。4コマ漫画は自陣営が比較的忠実に菓子の外見を保つ一方で、対立陣営は著しく誇張されており、明らかに非3次元的な構造を呈している。文書内容は多くの類型が存在しするが、唯物記念アカデミーの学生は"脳髄までチョコレートのみでできており、野蛮で"、"甘ったれた反動的で単純な思考しか有さず"、"芯の弱いひょろ長野郎ども"であるとする点は共通する。

文書の多くは地域の高等教育機関で配布または郵送される新入生歓迎書類に混入する形で出現し、その内容的乖離にもかかわらず多くが配布された。地域ごとに多く存在する文書類型の全貌を把握することは困難である。文書に記入されていた連絡先はすべて明治製菓(当時)に関連するものであった。記憶処理が広範に行われたにもかかわらず、当該インシデント後の明治製菓の売上高は急増した。

インシデントNo.138

2010年9月14日に行われた民主党代表選挙において、代表選を争った両候補の勝利演説原稿がSCP-XXXX-JPによって置換された。当該選挙では2009年の総選挙で掲げられた民主党マニフェストの修正が争点となっていたが、これらのマニフェストに関連する事項は差し替えられていた。明らかに非現実的な内容であったにもかかわらず、菅直人代表は会場に潜入中の財団エージェントによって制止されるまで2分半に渡って原稿を読み上げ続け、そのことになんら違和感を覚えなかったと証言した。マニフェストの主要な改変点は、2018年までに日本のカカオ豆自給率を80%まで押し上げること、公立学校におけるきのこの山の無償配布、たけのこの里生産に使用される小麦粉に限り輸入関税を15000%に設定することなどである。

当該選挙は地上波放送されており、拡散を防止するための試みとして約180秒に渡って全国のネットワークが遮断され、短期逆行性健忘を誘発する視認性ミームが放送を通じて散布された。放送を録画したすべてのマスターテープは回収され、インターネット上での拡散を防止するためにカバーストーリー"声当て編集動画"が適用された。代表選中継に関する記憶処理が政権支持率に与えた影響は未解明である。読まれなかった小沢一郎元代表側の勝利演説原稿は不明な原因で紛失し、回収されていない。

補遺1: 2011年3月18日午前8時ごろ、埼玉県狭山市のHP上にSCP-XXXX-JP実例が出現しました。財団Webクローラーによる発見を経て、約15分後に当該ページの公開は差し止められました。以下は文書冒頭の転写です。

全国の誇り高き自由労働者、自由農民、自由市民たちの支持による革命政府、人民主権の第一保持者たる人民共和政府は、不当なれども文明意思を有したると信じ、正統国家の主権を僭称したるいわゆる正統君主国首班に対し、協定の締結にかかる調停会議の開催を提案するものである。


自由市民の熱烈なる支持支援に際して並ぶものなき我が共和政府は、長きに渡る闘争の歴史において常に革命的勝利を手にしてきた。しかしながら今般、我々の生存権は尋常ならざる意思によって未曾有の脅威に晒され、遺憾にもこれに際する抵抗手段は我が政府と最高人民代表会議には残されていない。
我々は今日に至る闘争方針に関して同志最高人民代表会議議長のもと革命的転進を決断し、実存的脅威への共同対処を目的とした段階的休戦と、貴政府代表権者との1対1会合を要求するものである。


最高人民代表会議議長はこの決定を尊重し、会合に出席する意思を表明する。労務革命軍は会議の決定に従属する。両政府の現状確認と相互協定は、必ずや我々の生存に資するものであり、貴政府の冷静な判断を希求する。

当該文書に対する応答が存在したことを示す証拠は発見されていません。異常文書学チームの分析は、当該文書の出現前後でSCP-XXXX-JP文書内の表現傾向が有意に変化したことを示しました。分析によれば、対立陣営に対する批判的表現の出現頻度は約45%の減少を示した一方で、団結や融和を意味する表現は1300%増加しました。

SCP-XXXX-JPの活動はインターネットあるいは公共放送上に急速に主軸を移しつつあり、関連文書の出現頻度も上昇傾向にあります。新たな媒体の性質上、社会に対する広範囲への拡散の懸念が高まっています。収容違反リスクの上昇は前年同月比43%と見積もられています。

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明治ホールディングス本社ビル

補遺2: 2011年4月5日、明治ホールディングス内部に潜入中の財団エージェントによって、明治グループ内における製菓事業部門の大規模な統合再編が計画されていることが明らかになりました。この再編には製菓事業における製品ラインナップの大幅な刷新も含まれていました。明治グループの抱える潜在的な経営リスクと、事業収益の中長期的な減少の見込みから、これらの改革は株主総会への提案を間近に控える状態でした。

統合再編計画の素案が取締役会に提出された日時が補遺1における文書の出現と一致したことで、一連の展開は財団の注意を引きました。SCP-XXXX-JP文書の出現頻度増加率は、財団が保有する通常の抑制手段における収容が10年以内に破綻することを示唆していました。明治ホールディングスの経営に対する介入の決定は2011年7月1日に行われ、17の財団フロントが動員されました。

2016年までの継続的な介入によって、明治グループ各社の経営は小康状態にあります。製菓事業の収益安定に伴い、SCP-XXXX-JP文書の出現頻度は横ばい状態です。

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